ワーママの働き方の選択肢は?働き方を選ぶポイントも調査!

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こんにちは!もな(@mona5108)です。

5歳の女の子を育てながらフルタイムで働き、現在は第二子の育休を取得しています。
子育て世代の当事者として、より良い働き方を目指し、発信しています。

今回は、ワーママの働き方について徹底的に調べてみました!

年度が変わり、新生活を迎えた方も多くいらっしゃるかと思います。

最初の緊張が取れ、大人だけでなく、子供も心身の疲れが出やすい時期。

園からの連日の呼び出しや、学校への行き渋り・・といった壁にぶつかる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ワーママの働き方は、こうした自分ではコントロールできない出来事に振り回されてしまう点が、大きな課題ですね。

仕事に育児に・・と真剣に向き合う方ほど、

このままでいいのかな?

働き方変えた方がいいかな?

と悩むことも多いはず。

私自身も、来年4月に娘の入学を控えながらも、数年以内には夫の転勤が見えており、これからの働き方に悩む一人です。

働き方に悩むワーママの皆さんと、一緒に考えていければ嬉しいです。

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ワーママの働き方って正社員とパート以外にどんな選択肢があるの?

まず、働き方の選択肢をちゃんと知ることが大事です。

厚生労働省が出している資料に、働き方の違いが大変わかりやすくまとめてありますので、こちらを参考に見ていきましょう。

参考 知って役立つ労働法 〜働くときに必要な基礎知識〜厚生労働省

MEMO
労働法とは・・「労働基準法」や「労働組合法」、「男女雇用機会均等法」、「最低賃金法」等の労働問題に関する法律の総称を指します

働き方① : 正社員

「無期雇用フルタイム労働者」とも言われ、1週間の所定労働時間が同一の事業主に雇用される働き方をします。

育児との両立支援として短時間勤務ができる場合もありますが、多くの会社では子の年齢等による制限があります。

働き方② : 契約社員・パート社員

契約社員は、事業主との労働契約に『期間』の定めのある労働者を指します。

期間は、労働者と会社の合意により決まりますが、一般的には1回あたり最長3年です。

パート社員は、「パートタイム労働者」ともいわれ、『1週間の所定労働時間が正社員より短い』働き方をします。

法律上では、パートタイマーやアルバイトも区別はありません。

どちらの働き方も労働法が適応されるため、要件を満たせば、年次有給休暇の取得や雇用保険、健康保険、厚生年金保険は加入ができます

また、待遇が悪いと捉えがちですが、昇給・退職金・賞与等の労働条件は、雇用する会社側からの明示が義務付けられています。

正社員と比べて条件が劣っていたとしても、労働者にとって許容範囲内であれば、理想の働き方が叶う可能性もあるので、契約内容はしっかりと確認しましょう。

働き方③ : 派遣社員

派遣会社(派遣元)との間で労働契約を結んだ上で、別の会社に派遣される働き方をします。「派遣労働者」ともいわれます。

派遣先は、派遣元と労働者派遣契約を結んでいる会社となり、労働者は、派遣先の指揮命令を受けて働きます。

派遣社員も労働法が適応され、年次有給休暇や各種保険に加入できますし、労働者派遣法により、派遣元が計画するキャリアアップに向けた教育訓練も受けることができます。

働き方④ : フリーランス

雇用されるのではなく、『請負契約』や『業務委託契約』などを締結する働き方です。

雇用される場合と比べて、労働法の保護が受けることができなかったり、雇用保険や労災保険、被用者保険(健康保険・厚生年金保険)の対象にならなかったりと、扱いが大きく異なる点に注意が必要です。

フリーランスとして働くためのガイドラインや相談窓口も、厚労省がまとめています。

参考 フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ厚生労働省

ワーママの働き方のメリットデメリットを比較!

これまで見た働き方を、ワーママ視点で比べてみましょう。

正社員 契約社員・パート社員 派遣社員 フリーランス
特徴 ・所定労働時間通りの勤務

・退職まで(無期)

・月給(年棒制の場合もあり)

・契約に定める勤務時間、日数での勤務

・契約に定める期間(有期)

・月給、または、時給

・契約に定める勤務時間、日数での勤務

・雇用先と勤務先が異なる

・契約に定める期間(有期)

・一般的には時給

・勤務時間や日数に決まりなし

・期間や収入は契約毎

収入イメージ 月給 25〜30万程度 +賞与 月給 10〜20万程度(賞与は契約による) 月給 20万前後 年収 200万以上・300万未満
メリット ・長期的な収入の確保

・雇用が安定している

・福利厚生の充実

・勤務時間や日数の調整がきく ・勤務条件や勤務先を選べる

・仕事内容がある程度決まっている

・派遣元のサポートが受けられる

・勤務時間、日数、場所を選べる

・仕事内容が選べ、自由度が高い

デメリット ・労働時間が長く、家事育児の時間が十分に取れない ・賞与や昇給は契約次第

・契約終了後は、自分で職探しをする必要がある

・賞与や昇給は契約次第

・有期雇用のため、裁量権のある業務が任されないこともある

・安定した収入の確保が体験

収入イメージの参考

・正社員、正社員以外 – 厚生労働省サイトより

令和3年賃金構造基本統計調査 / 結果の概況 / 雇用形態別

 

・パート社員 – 厚生労働省サイトより

毎月勤労統計調査 令和4年3月結果確報 P1

 

・フリーランス – 内閣府日本経済再生総合事務局 調査結果より

フリーランスの実態調査結果 令和2年5月 / P6 フリーランスとしての年収

また、正社員のデメリットにある『家事育児の時間』ですが、「何時間あれば十分か?」は個人差があるものです。

参考として、フルタイム正社員として働くワーママの1日の流れを、こちらの記事で紹介しています。

フルタイムワーママって、実際どう?時短との比較や乗り切るコツをまとめました

MEMO

年次有給休暇は、雇用されるすべての働き方(正社員、契約社員、パート社員、派遣社員)において、条件を満たせば、所定労働日数に応じた日数が付与されます。

<条件>①6ヶ月間の継続勤務 ②全労働日の8割以上の出勤 ③週5日以上の勤務

なお、派遣社員は派遣元が責任を持っています。

先輩ワーママのリアルな声!働き方はどう選んだ?

で、働き方はどう選べば良いの?というのが、悩みどころですね。

まずは、実際に満足する働き方を叶えた先輩ワーママの実例を見てみましょう。


正社員(フルタイム)→ 正社員(時短)(Sさん・30代)の場合

Sさんは、産育休からの復帰時に働き方を悩んだ一人。

産育休中の引っ越しにより、元の職場へ片道2時間程かかることになり、原職復帰と育児との両立に不安を抱えていました。

近隣の支店への異動や転職も検討したものの、結果として、元の職場へ時短正社員として復帰

但し、週4日は在宅・出社は週1のみとなるよう調整しました。

しばらくは子供との時間を優先し、40代以降に再度キャリアのアクセルが踏める環境を残しておくと考えたそう。

今では、長時間かけての出勤も気分転換となり、充実した日々を送っています。


正社員 → 契約社員(Fさん・30代)の場合

金融業界で働き、産育休を取ったFさん。

産育休からの復帰後、時短正社員として働いていたものの、園からの頻繁な呼び出しや急な休みへの理解がない職場環境に悩んだそう。

そこで、「ワーママとしての働きやすさ」を叶えるため、週5日フルタイムの契約社員として転職。

担当内にワーママが多いこともあり、残業は殆ど無く、急な休みにも嫌な顔一つされない職場環境を手に入れました。

賞与は無くなったものの、ストレスが大きく減り、第二子の妊娠も叶いました。


正社員 → パート社員(Tさん・20代)の場合

販売職正社員として、店舗リーダーを任されていたTさん。

1歳児を育てながら、仕事でも責任ある立場・・と多忙な生活を変えたい!と、職場と交渉するも、調整は難航。

結果として、自治体が斡旋するママ歓迎の求人を見つけ、週4日パートタイム社員へ転職しました。

新しい職場では、前職での経験と特技を活かしつつ、家庭での時間にもゆとりができ、満足度の高い働き方ができているとのことでした。


フリーランスの場合

フリーランスを選んだワーママワーパパのリアルな声は、本サイト内よりご紹介します。

フリーランスとして1週間仕事してみたけど子育て世代の働き方としてはアリ
どっちが「得」?フリーランスで働くメリットとは

ワーママが働き方を選ぶポイントとは?すぐできるワークもご紹介!

働き方の特徴や、リアルな声を見ていると、選ぶポイントは2つに集約されます。

それぞれの観点で考えやすいよう、簡単なワークも調べてみました。詳しく見てみましょう!

①ライフプランから考える|未来からの逆算

一つは、5年・10年後・・・から逆算したキャリアや収入が叶うかという観点です。

考え進めるために効果的なワークとして、家族の年表を作成してみましょう

西暦と家族の年齢を書いていくと、グッと未来を想像しやすくなりませんか?

イメージできないときは、先輩ワーママの体験談を調べてみても良いですね。

その上で、子供が小学校に入学したとき、どう関わっていきたいか?

子供が中高生になり、少しずつ自分の時間ができたとき、どんなキャリアを積んでいたいか?

また、子供の学習環境として、私立や留学といった選択肢を持っておきたいか?

将来のありたい姿が見えてくると、「そこに向かった働き方か」が選ぶ基準として見えてきます。

例えば、生活環境が大きく変わる「小1の壁」を迎える頃に、在宅中心の働き方を希望するとします。

今の会社で、部署で、希望は叶いますか?異動や転職を見据え、準備しておくべきことはありませんか?

業務での裁量権を持てるよう、昇進を目指すのも良いですし、リモート中心の働き方ができるようなスキルの獲得を目指すのも良い戦略でしょう。

また、契約社員や派遣社員は、期間が限られているからこそ、仕事への注力度合いを調整しやすい働き方でもあります。

子供に手が掛かるうちは、育児と両立しながら実務経験を積み、手が離れてきた頃に正社員登用にチャレンジする・・という働き方も効果的かもしれません。

②家族の生活から考える|現在からの積み上げ

もう一つは、現在の時間の使い方を基点に、どう毎日を過ごしたいかから考えます。

手始めに、一日24時間のログ(記録)をとってみましょう

眺めて見たときに、それぞれの時間の使い方は満足できているか、考えてみてください。

考えが進まないときには、大きく「睡眠時間」「働く時間」「家庭での時間」と分け、

  • 睡眠時間は十分か?疲れはしっかり取れているか?
  • 働く時間は充実感を感じられている?通勤時間は適切?
  • 家庭ではご機嫌に過ごせている?個人としての趣味や学びの時間は持てている?

といった観点で、一度評価してみると、課題が見えてきます。

例えば、睡眠時間に不満がある場合。

時短家電や家事代行などを取り入れ、家庭での過ごし方を工夫することで、就寝時間を早めることができるかもしれません。

就寝・起床時間が変えられないのであれば、通勤時間や勤務時間が長すぎるのでは?と見直してみるのも良いでしょう。

前章で見た先輩ワーママのFさん(契約社員)やTさん(パート社員)も、働く時間や家庭での時間を見直した結果、希望する働き方を叶えた実例です。

課題を解決する働き方が見つからない、かつ、自身のスキルや経験をビジネスにできそうであれば、フリーランスも魅力的な選択ですね。

優先度がつけられないとき|働く目的は?

考えてみたけど、いまいち納得のいく選択ができない・・という方は、「そもそもなぜ自分は働くか?」を考えてみるのも良いかもしれません。

内閣府の世論調査によると、働く目的を問う質問には、こちらの回答が上位となるそうです。

  • お金を得るため
  • 社会の一員として、務めを果たすため
  • 自分の才能や能力を発揮するため
  • 生きがいをみつけるため

参考 令和3年度 国民生活に関する世論調査 / 2.調査結果の概要内閣府

多くのワーママが「収入は多いに越したことない(①未来からの逆算)けど、家庭での時間も大切にしたい(②現在からの積み上げ)」とお悩みでしょうから、選択の決め手となるは『自身の仕事観』、つまり、働く目的となるかと思います。

仕事観は、経験や年齢によっても変わるものです。定期的に、言語化してみてはどうでしょうか。

まとめ

ワーママの働き方、納得のいく選択をするためには、

 ● 選択肢を正しく知ること

 ● 自身の価値観や家族のライフプランに合った選択をすること

が重要です。

私自身、今回調べてみて、それぞれの働き方に関する知識が浅く、なんとなく・・で正社員しか見ていなかったことを反省。

将来ありたい姿や、いま現在の時間の使い方を見つめてみると、他の選択肢の方が合うかも?と視野が広がりました。

働き方に悩むワーママの皆さんにとっても、一つのきっかけになると嬉しいです。

お互いに、自分らしく、満足のいくキャリアを積み上げていきましょう!


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