LinkedInは転職活動に役立つ?確かめるためにスカウトが何通届くか試してみた

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こんにちは!子育てキャリアナビ編集長の3boysパパ(@3boys.papa)です。

最近、知人数名から以下のような質問を受けました。

LinkedInって使っている人あまり周りにいないけど、ぶっちゃけ転職活動の役立つの?

登録したけど、スカウトが届かない。どう使えばたくさんスカウトやヘッドハンティングが受けられるの?
私自身、アカウントはあるもののアクティブではなく、転職活動でLinkedInを利用したことがなかったので、これらの疑問を検証するためにプロフィール情報を充実させて実際にスカウトが届くか調べてみました。

プロフィールを充実させるとスカウトやヘッドハンティングは増えるたのか?を実際に私に届いたスカウトメールをいくつか紹介しながら解説します。

この記事を最後まで読んで頂ければ、LinkedInを使って転職活動を始める事ができるようになると思います。

  おすすめの転職サービスランキング
  転職サイト   年代と特徴   詳細
  リクルートダイレクトスカウト 【30代〜40代】厳選された優秀なヘッドハンターからスカウトが届く 詳細を見る
  ミイダス 【20代〜30代】書類選考合格率100%のスカウトが届くのはミイダスだけ 詳細を見る
ビズリーチ 【30代〜40代】登録すると15,500社の厳選企業や優秀なヘッドハンターからスカウトが届く 詳細を見る

LinkedInのサービス内容を調べました

LinkedInは2003年5月にサービスを開始したビジネス専用のSNSです。ユーザー数は、世界で約6億4,500万人(2020年3月現在)おり、アクティブユーザーで見ても月間1億人以上いるようです。

ユーザー属性としては、IT業界と金融業界の利用者が多く、若手社員から経営者まで幅広く使われています。

2016年にMicrosoftが262億ドル(約2兆7770万円)買収したことでも話題になりましたね。

海外ではかなり普及しているSNSサービスと言えそうですが、日本ではどうでしょう?

引用元 : gaiax-socialmedialab

日本の登録ユーザー数はまだ約200万人とのことでそれほど普及しているとは言い難い状況のようです。また、ユーザーの男女比は年齢にもよりますが、だいたい6:4で、年齢層としては20代・30代の利用が中心となっています。

肝心のサービス内容はビジネス色が強いFacebookと思ってもらえば、大きく認識はズレてないと思いますが、そうは言ってもイメージしきれないと思いますので、LinkedInを使って出来ることをまとめました。

LinkedInで出来ること
  自身の経歴を登録しておくことで、オンライン上の履歴書やレジュメなどビジネス上の『自己紹介ツール』として使える
  LinkedIn上で面識がない人も含め、ネットワーク(つながり)構築することができる
  求人を探したり、応募したり出来る(外資大手の求人が多い)
  LinkedInユーザー同士でメッセージのやり取りが出来る
  ニュースフィードの投稿・閲覧・コメントなどが出来る
  ブログを投稿することが出来る

サービスの内容的には『Wantedly』が一番近いイメージです。(ユーザー層は大きく異なります)

日本でのLinkedInユーザー層は、外資系の企業や大手IT企業、コンサル業界中心に利用されており、ハイクラス向けのヘッドハンターにも活用されています。

LinkedInとよく併用される日本の転職系サービスは、スカウト系だと『リクルートダイレクトスカウト』と『ビズリーチ』、転職エージェント系だと『JAC Recruitment』です。

さて、ではLinkedInを転職活動ではどのように活用すれば良いのでしょうか?

活用方法としては、以下の2パターンです。

LinkedInを使った転職活動のやり方
・プロフィールを充実させてスカウトやヘッドハンティングを待つ
・プロフィールを充実させて自ら求人企業に応募する

いずれのパターンでも、LinkedInを使って転職活動をする場合、プロフィールを充実させることが第一歩のようです。

なお、ヘッドハンティングとは何ぞや?という方は以下の記事を参考にしてみてください。

ヘッドハンティングされるには?ヘッドハンティングされる人の特徴

LinkedInのプロフィールを充実させるとヘッドハンティング・転職オファーが半年で14件届いた

私の場合、LinkedInのアカウントは作ったものの、ほとんど利用する機会がなく放置していました。

よって、当初はつながり申請(Facebookの友達申請的なもの)どころかプロフィールの閲覧すらほとんどされていませんでしたが、プロフィール情報を充実させることで閲覧・つながり申請の数が増加していきました。

ちなみにプロフィール充実のために入力した項目を参考までにメモに残しておきますね。

MEMO
・顔写真
・自己紹介
・注目のコンテンツ(自分が取材されたり書いた記事など)
・職歴
・学歴
・資格/免許
・スキル

これらの情報を充実させておくと、少しずつヘッドハンティングや転職オファーも届くようになり、直近半年で14件の転職スカウトをGETすることができました。

なお、プロフィールを充実させるコツは、こちらのスカウトメールの記事に詳しく書いています。

転職サイトのスカウトメールが本物か見分ける方法&受け取る秘訣

では、私に届いた転職スカウトの内訳を見ていきましょう。

ヘッドハンター 求人企業
日本語スカウト 9 1
英語のスカウト 4 0

私に届いたスカウトはほとんどがヘッドハンターからで、求人企業からのスカウトは1件だけでした。

また、私自身は特に英語が得意というわけではないのですが、英語でのスカウトメールもいくつか届きました。

グローバルで利用されているSNSならではの特徴ですね。

なお、自己分析をすることでスカウト数を上げたいという方もいらっしゃると思うので、参考までに自己分析のやり方をまとめた記事を載せておきます。

【保存版】大人の自己分析は難しい?ワーママ・パパでも簡単にできる方法

LinkedInの転職スカウト(ヘッドハンティング)を利用した感想とおすすめ度

LinkedInを使ってみた感想は、情報収集したい人にとっては有効なチャネルですが、積極的に転職活動する人には向かないと感じました。

まずスカウトの数が少ない。

他の転職サイトと比較すると1/10くらいでしょうか?

私は色々比較した中でリクルートダイレクトスカウトをメインに利用したのですが、スカウトの数・質ともに圧倒的に良かったです。参考に関連記事を貼っておきます。

リクルートダイレクトスカウトを利用した転職者の評判・口コミ【全20件】 リクルートダイレクトスカウトを利用した転職者の評判・口コミ【全20件】 リクルートダイレクトスカウトの一求入魂スカウトを徹底調査【スカウトのサンプル付き】

LinkedInはスカウトの数が少ないので積極的に転職活動している層には向かないですが、レアな求人の情報収集ツールとしては有益かもしれません。

私は14件しかスカウト届きませんでしたが、2件興味ある求人があり実際に話を聞きにいきました。

転職スカウト(ヘッドハンティング)が届きやすいおすすめの転職サイト

次は、積極的に転職活動している方向けに、私が実際に利用しておすすめできるスカウト型の転職サイトをご紹介しておきます。

厳選された優秀なヘッドハンターからスカウトが届く『リクルートダイレクトスカウト』


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高年収求人多数!ハイクラス専用の転職サイト『ビズリーチ』


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おまけ : LinkedInで届いた転職スカウトメールのご紹介

最後に、色々書いてるけどどんなスカウトメールが届くの?と思っている方のためにサンプルを3つ4つ貼っておきます。

まず1つ目です。

【●●様】ランチまたはカフェでお話しませんか?(株式会社●●の●●)

●●様

はじめまして、株式会社●●の●●と申します。
※弊社HP: URL

この度は、LinkedIn、FBを拝見し、ある企業からお預かりしておりますポジションに●●様のキャリアが大変合っていらっしゃるとお見受けし、ご連絡させて頂きました。

現在ご転職活動は実施されておりますでしょうか?

弊社につきましては、日本国内のミドルエグゼ、ハイクラス求人に特化し、高い実績を誇る人材紹介会社です。年間数百名以上の方々にお仕事のご成約をお世話させていただいており、候補者の方からも企業様からもご信頼いただいております。

なかでも私はIT/web/game/コンサル業界/事業会社の日系企業の様々なポジションを担当するグループに所属しており、社内の案件を全て把握し、ミドル~エグゼクティブクラスの優秀な方をヘッドハント&企業を担当するポジションにおります。

現在も●●様は大変ご活躍されている状況かと思いますが、今後のキャリアについてお考えのタイミングではないかと思い、ご連絡させて頂きました。

また、そのような時期ではない場合も長期的なお付き合いとして、接点を持たせて頂ければ幸いです。

タイミングが合うようでしたら、是非、一度ランチやカフェでカジュアルにお会いさせていただけませんでしょうか?

お気軽にご連絡くださいませ。
ご返信を心よりお待ちしております。

ヘッドハンターからのスカウトメールです。

LinkedInだけでなくFacebookも確認してスカウトを送ってくれているので好感が持てますね。

次も見てみましょう。

はじめまして!IT業界で転職エージェントしております、●●と申します。

現在私、【超人気企業】の採用のお手伝いをさせて頂いており、6/22(金)にプロデューサー職の小規模な説明選考会がございまして、是非ご参加頂きたくご連絡差し上げました。

カジュアル面談→応募意思があれば面接といった流れです。
もちろん、一度考えて後日正式に応募、という事も可能です。

企画・UI/UX・プロジェクト管理ができるプロデューサーだけでなく、UXリサーチに強い方や各カテゴリのドメイン知識に強い方、経営企画的な方など募集のタイプも拡大しているので、是非ご連絡下さい。

よろしくお願い致します。

カジュアルなスカウトですが、とても興味がある企業だったので話を聞きに行きました。

続いてはこちらです。

お世話になっております。●●の●●と申します。

弊社はコンサルティング業界、IT業界を中心としたリクルーティングファームです。
Website: URL
Linkedin: URL

●●様のLinkedinを拝見し、弊社のコンサルタントが是非1度お話をさせていただきたいと申しております。

弊社コンサルタントは10年以上のリクルート経験を持ち、ご紹介案件に対し80%以上の方が興味を持っていただいております。

また95%以上の方が、1ランク上のポジションでの転職に成功しております。

●●様のご状況・ご意向に合わせて、フォーチュン・グローバル500企業、ITコンサルティング企業、ベンダー企業、事業会社など外資系日系含め、幅広い案件をご紹介させていただければと存じます。

***案件(関東関西のポジション共に)の詳細に関しては、是非弊社コンサルタントから直接ご紹介させてください。

直近でのキャリアアップをお考えでなくても、長期的なキャリア形成のサポートをさせて頂いております。

もし少しでもご興味をお持ちいただけるようであれば、5分程度お電話でお話しするお時間をいただけますと幸いです。

●●様の本日、または明日以降のご都合はいかがでしょうか?お忙しい中大変恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。

ご連絡お待ちしております。

なんだかすごそうなスカウトメールですね。このスカウトは仰々しかったので返信していません。

最後は英語のスカウトメールです(笑)

Hello ●●-san,

This is ●● who is in charge of web design at ●●.

I came across your profile and I have some attractive roles for you.

If you are interested in it,please reply to me!

Thank you and Best regards,

●●

LinkedInはこういう謎の英語のスカウトが結構届きます(笑)

ちなみに英語苦手なので返信していません。

〜2020年10月追記〜

もっとスカウトメール文面のサンプルが見たいというリクエストを頂きましたので、3つ追記しました。

●●さま

初めまして!(株)●●の●●と申します。

主にはCxO領域に特化した人材紹介を手掛けております。
●●さまのご経歴に大変興味を感じたため、ご連絡差し上げました!

突然ですが、現在ご転職のご意向いかがでしょうか??
実は、懇意にしておりますマザーズ上場企業がCMOを探しておりまして、●●さまいかがかと思い、お声がけ差し上げた次第です。
※当該事業領域で初のプラットフォーマーとして、グロースハック出来る方を探しております。

もちろん、ご意向次第で結構ですが、ぜひ一度オンラインにてカジュアルにお話させて下さい。今すぐのご転職をお考えでない、中長期的な観点でのお話でも全く問題ございません。
差し支えなければ、ご参考までに企業さまのご紹介もできればと考えております。

人材紹介観点ばかりでなく、これを機に一人のビジネスパーソンとして末永いお付き合いが出来ますと幸いです^^
※難しい場合は、お断り頂いて結構です。

お忙しいとは思いますが、ご連絡お待ちしております。

●●様

初めまして、私は●●(株)の●●と申します。

突然のご連絡失礼いたします。

LinkedInにご登録をいただいております●●様の経歴の中で、Rubyでの開発経験・不動産業界での経験・プロダクトマネージメントの経験を活かせるポジションをご提案させていただきたくご連絡をいたしました。

案件の詳細がコンフィデンシャルになりますため、
詳細はお電話にてお伝えさせていただければと存じますが、
以下は簡単な企業様の情報になります。

=====================
1)●●Techの領域で伸びており、20●●年に東証マザーズに上場

2)従業員数はグループ連結で●●名。

3)コアタイム無しのフレックス制度。

4)ユニークな休暇制度。

5)リモートワーク有

6)DXが進んでいない不動産ならではの
0→1ベースで様々なプロジェクトに携われます。

7)年収は1000万円まで提案可能です。
=====================

断片的な情報になりますが、ご興味がございましたら、
一度ご連絡をいただけますと幸いです。

●●様のご連絡を心より、お待ちしております。

引き続きよろしくお願いいたします。

●●様、突然のご連絡失礼します。
(株)●●エージェント●●と申します。

私が現在ご支援させていただいている企業様から、是非●●様とお会いしたいと名指でご依頼がありご連絡をさせていただきました。

●●SaaSの●●というサービスを運営されている(株)●●様という企業様で創業立ち上げメンバーを募集しています。

・正社員●●人、複業●●人
・創業期のためSO付与あり

副業でのご参画も可能ですし、まだ転職意向がない状態でもざっくばらんにお話しを聞いていただければと思います。
人事責任者とおつなぎ出来ればと思っております。ご返信お待ちしております。

以上がスカウトメールのサンプルです。

繰り返しになりますが、転職の情報収集をしたいという層にはLinkedInはおすすめですが、積極的に活動したい層にはミスマッチだと思います。時間を無駄にしないよう『リクルートダイレクトスカウト』や『ビズリーチ』にも登録しておくことをおすすめします。

リクルートダイレクトスカウト公式サイト :

https://careercarver.jp/
※【完全無料】リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス転職を支援するリクルートのヘッドハンティングサービスです。会員登録すると非公開求人情報など会員限定の情報を閲覧でき…続きを見る

  ビズリーチ公式サイト :

https://www.bizreach.jp/
※【TVCM公開中】ビズリーチは、会員登録するだけで15,500社以上の厳選企業や優秀なヘッドハンターからスカウトが届きます。しかも、会員登録は無料です。年収アップ事例多…続きを見る