本物の転職スカウトメールを見極める方法とスカウトを受けとる秘訣

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ヘッドハンターや求人企業からスカウトメールが届くとヘッドハンティングをされたようで嬉しいですよね。

しかし、スカウトメールには実は『本物』と『偽物』があります。そして、最近ではスカウトメールと見せかけた偽物のスカウトが増えてきています。

内定に繋がる本物のスカウトを受け取りたい!という方のために『無数に来るスカウトメールの中から本物のスカウトメールを見極める方法』と『転職でスカウトを受け取る秘訣』をお伝えします。

特に、 『転職でスカウトを受け取る秘訣』に関しては、人材業界経験が8年あり、今の会社にはスカウト経由で転職した私の実体験をもとにかなり詳しくまとめました。

本物の転職スカウトを見極めるたった一つの方法

本物のスカウトメールを見極める方法は実は簡単です。

書類選考が免除されていれば本物のスカウトメールと考えて、ほぼ間違いありません。

では、本物のスカウトメールとはどんなものでしょうか?まず、本物・偽物のスカウトメールにどんな特徴があるか確認しましょう。

本物のスカウトメール
  • 求人企業が特定の一人に向けて送っている
  • 求人企業より依頼を受けた転職エージェントやヘッドハンターが特定の一人に向けて送っている
  • WEBに登録した求職者の経歴を読み込んだ上で送られている
  • 求人と求職者のスキルが合致しているため、書類選考が免除されている
偽物のスカウトメール
  • 転職エージェントやヘッドハンターが求人企業の許可を取らずに勝手に求人を添えて送っている(求人すら添付していないケースあり)
  • 転職エージェントやヘッドハンティング会社への登録を促すことを目的としている
  • メール文面は使い回し、複数の求職者に一斉配信することが多い

本物のスカウトメールは、書類選考が免除され、面接実施が確約されているのが一般的です。

一方、転職エージェントが求人企業に依頼されていないにも関わらず、勝手に送っているスカウトメールは偽物と言わざるを得ません。スカウトメール経由で応募しても、選考上有利なことは何一つないからです。

肌感としてはLinkedIn』とかビズリーチ』などの新興系転職サイトは本物のスカウトメールが届く確率が高いです。

世界最大のビジネスSNSであるLinkedIn』は、本物のスカウトが届きますが、日本ではまだ普及していないため数が少ないです。

ヤフーで革命児と呼ばれていた村上氏が日本法人の社長に就任したことをきっかけに、使い勝手が良くなり、普及していくことに期待です。(余談ですが、村上氏はLinkedIn経由のスカウトでLinkedInに転職されたそうです。)

CMでもおなじみのビズリーチ』は、転職サイトの中で飛び抜けて成長率が高く、ヘッドハンターや求人企業の間ですでに普及しています。

本物のスカウトを受けるには登録必須の転職サイトですが、年収600万円以上の方に限定されているのがやや難点です。もしあなたの年収が600万円以上であれば、迷わず登録しておきましょう。

ヘッドハンターや求人企業から本物の転職スカウトを受ける秘訣

続いて本物のスカウトを受け取る秘訣を解説していきます。

ヘッドハンターや求人企業の目にとまるよう、複数の転職サイトに登録する

今の日本ほど個人情報の取り扱いが厳しいと、求職者から積極的に情報を開示しないとヘッドハンターや求人企業から連絡が来ることは稀です。情報を開示する手法として有効なのが、転職サイトの登録です。

では、どんな転職サイトに登録するべきなのでしょうか?

【転職サイトの種類】

  • 求人サイト系
  • 転職口コミサイト系
  • ソーシャルメディア系
  • スカウト特化系

色んなジャンルの転職サイトがあります。参考までに、ジャンル毎の代表的な転職サイトをご紹介します。

求人サイト系
転職口コミサイト系
ソーシャルメディア系
スカウト特化系

スカウトメールを受け取るためには異なるジャンルの転職サイトに複数登録することが大切です。

求人企業やヘッドハンターによって、スカウトを送る時に利用する転職サイトのジャンルが異なるからです。

なかでも『ビズリーチ』は特にオススメです。ビズリーチに登録してスカウトを受け取った記事にもまとめましたが、非常に多くの優良企業とヘッドハンターに利用されているからです。

ビズリーチの評判を聞いて登録したら1週間で49件スカウトが届きました

最近テレビCMでよく見るビズリーチの評判よく聞くけど、私でもスカウト届くのかな?ビズリーチのスカウトの数や質って実際どうなんだろう?という疑問にお答えするために上場IT企業で働く同サイトの管理人が実際の転職活動で利用したときの内容をまとめました。ガチの転職活動です。…続きを見る

検索軸になる情報項目を確実に入力し、テキスト入力項目と添付ファイルで差別化する

そもそもスカウトメールというのは、以下のような流れで送られます。

【スカウトメールが送られる流れ】

  1. 求める求人要件を設定し、求職者データベースで検索する
  2. 検索にひっかかった求職者の登録情報を確認し、スカウトを送る対象者を選定
  3. スカウトメールの文面を作成して、送信

まさに皆さんが転職サイトで求人を探すように、『大卒以上』『TOIEC600以上』『営業経験1年以上』などと条件を入力し、検索するのです。

よって、スカウトを受け取るために大事なことは検索軸になる情報項目は確実に入力しておくことです。

転職サイトによって入力可能な項目は異なりますが、以下の項目はスカウトを送るときに検索軸になりやすいので、必須で入力しておきましょう。

【検索軸になりやすい情報項目】

  • 現住所と希望勤務地
  • 語学力
  • 最終学歴
  • 直近の在籍企業
  • これまでに経験した業種
  • これまでに経験した職種
  • 資格
  • 転職意欲・転職希望時期

上記を確実に入力しておくことで求人企業やヘッドハンターの目にとまりやすくしておくことが大切です。なお、これまでに経験した業種・職種は直近のご経験はもちろん過去のご経験も含めて入力しておきましょう。

検索の対策が完了したら、次はテキスト入力項目での差別化です。具体的に入力すべき情報は『スキル』『実績』『自己PR』の3つです。

これまでの業務経験を通してどんなスキルを習得したのか?それをどう活かせるのか(≒自己PR)を具体的に記載しましょう。特に実績に関しては数字を用いて説明すると効果的です。

どんなことを書けばいいかわからない!という方は、面接官が転職者に求めることを年代別にまとめた記事を参考にしてください。

【面接官の本音】20代、30代、40代の転職はどう違う?年代別の市場価値は?転職者に面接官や採用企業は何を期待しているのか
今回は、20代・30代・40代の転職者に向けてそれぞれの年代で転職する時に求められることを記事にしました。 この記事は、現在転職を考えている方にも…続きを見る

テキスト入力項目に加えて、職務経歴書は必須で登録しておきましょう。職務経歴書を登録している求職者は以外と少ないので大きな差別化になります。

職務経歴書を作るのが面倒だ!という方は、インターネットに公開している資料やご自身に関する記事などのURLを登録しておくのも効果バツグンです。

転職サイトの登録情報を定期的に更新することで転職意欲を伝える

登録情報を定期的に更新するとスカウトメールが届きやすくなります。その理由は2つあります。

【スカウトが届きやすくなる理由】
1 : 登録情報の最終更新からの期間が短いと転職意欲が高いと判断されやすい
2 : これまで持っていなかったスキルを追加することでアナタに興味を持つ企業が増える

転職サイトの求職者データベースには、すでに転職活動を終了してしまっている方の登録情報も数多く残っています。

それらの情報と差別化する意味合いで、定期的に登録情報を更新することが大切です。更新する情報がない場合はログインするだけでも効果的です。

転職活動中であれば、少なくとも3ヶ月に1回程度は情報の更新を実施しましょう。定期的に情報更新すると当然アピールできることも増えていくので、その情報が求人企業の目にとまりスカウトが届くことも珍しくありません。

転職サイトへの登録タイミングは超重要


転職サイトへの登録タイミングは絶対に転職考え始める前です。転職を考え始めてから登録するのでは遅すぎます。

転職を考え始めてから登録しても、その期間に募集をしていないなどの理由で希望の企業のスカウトを受け取り損ねる可能性があるからです。

転職活動の期間は一般的に3ヶ月程度と言われますが、その活動期間に希望の企業が中途採用を募集していない可能性は十分に考えられます。

転職活動中に募集されている求人の中から探す人と、常にアンテナを張っておいて希望の企業からスカウトを受け取れる準備をしている人とどちらが転職の成功可能性が高いかは一目瞭然です。

中途採用の求人は常にオープンとクローズを繰り返すので、まだ転職の検討を始める前に転職サイトには登録して視野を広げておくべきなのです。

転職サイトの利用は無料のため、躊躇する理由はないはずです。また、転職サイトの登録は3〜5分程度です。時間がとられる心配もありません。

なお、転職エージェントに登録すると電話がかかってきたりしてウザいと感じる人も一定数いますが、転職サイトはメールでの連絡のみのため、登録後が面倒という心配もありません。

年齢・性別・年収レンジなどのタイプ別おすすめの転職サイト

年収600万以上の方ハイクラスの方は『ビズリーチ』


>>ビズリーチの公式サイトはこちら

【ビズリーチの特徴】

  1. 現年収600万以上の管理職やスキルが高い方に限定したスカウトサービス
  2. 好条件の求人を持つヘッドハンターからスカウトを受け身で待つことができるため自分の市場価値をリアルに知ることができる
  3. 優良企業と厳正な審査基準をクリアした一流ヘッドハンターからのみスカウトが届くので、求人の質が他の転職サイトとは比較にならないほど高い

20代若手のキャリアアップは『リクナビNEXT』


リクナビNEXTの公式サイトはこちら

【リクナビNEXTの特徴】

  1. 就活で利用した大手転職サイトのリクナビだから安心して利用可能
  2. リクナビNEXTにしかない限定求人が約85%!スカウトを受け取れる可能性が高くなる
  3. 経験が浅くてもスカウトが受取れる20代向けの転職サイト

正社員を希望する女性は『女の転職@type』


女の転職@typeの公式サイトはこちら

【女の転職@typeの特徴】

  1. 100%女性歓迎の求人情報だから安心!
  2. 女性にうれしい正社員・契約社員求人がたくさん
  3. 未経験歓迎のお仕事やバックオフィス系の求人が多数

参考① : 【必見】本物のスカウトメールと偽物のスカウトメールのサンプル

私の転職活動中に実際に届いた本物のスカウトメールをご紹介します。このスカウトはビズリーチ』経由で届きました。

◆日系グローバル企業・Product Managerポジション◆

初めまして、●●と申します。

突然のご連絡で申し訳ございません。

弊社世界39ヶ国にオフィスを持つ、世界最大級の人材総合紹介サービス会社でございまして、私は主にIT業界に特化したキャリアコンサルタントをさせて頂いております。

本日は、私の担当しているトップクライアント様からの依頼で、Product Managerのポジションのご紹介ができればと思いご連絡させて頂きました。

***********************************
企業名:株式会社●●

ポジション: プロダクトマネージャー
(ECプラットフォーム /Order Management, Membership, UI/UX…ect)
※リーダー候補の採用になります。

詳細:現在、株式会社●●のグローバル展開が非常に速いスピードで進んでおりまして、それに伴い、今後はEC領域にも非常に力を入れていかれるとのことです。国内外のEC事業を成長させるために、今年の5月から新しく社内チームを立ち上げ、Product Managerの募集を積極的に行っております。

日本企業の中ではITに最大級の投資をしており、これからプラットフォームの構築段階なので、大手プロジェクト、海外案件に積極的に関われます。

現在、Hiring Managerの●●さんと直でやり取りをさせて頂いてるので、もしご興味がございましたら、是非ご紹介できればと思います。

●●さんのLinkedin : URL

年収:~1500万円(現年収がそれ以上であれば相談可能)

***********************************

もしご興味がございましたら、ぜひご返信頂ければと思います。

心よりお返事お待ち致しておりますので、
何卒宜しくお願い申し上げます。

これはまさしく本物のスカウトメールです。書類選考が免除されており、最初から役職者の方と引き合わせたいと書かれていますね。

続いて、よくある偽物のスカウトメールをご紹介します。

はじめまして。株式会社●●の●●と申します。
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●リクナビNEXT エージェントNetwork
提携転職エージェントの評価ランキング
『総合満足度 第●位』
●職業紹介優良事業者認定
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あなたのご経歴を拝見し、大変興味を持ちご連絡を致しました。
是非転職のお手伝いをさせてください!弊社は東証一部上場の転職支援サービスの会社で、1万2000社の顧客を持つグループ力で
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お仕事の紹介だけでなく、下記のようなサポートの特徴がございます。
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◆忙しいあなたに代わり、面接の日程調整を代行いたします
◆面接通過率を高める為に、ノウハウを元に、1社ごとに面接のポイントを情報提供します
◆これまでの転職成功実績を基にした、職務経歴書の添削、面接対策
◆ご希望に最大限応えられる豊富な求人案件数
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ご転職活動が初めてで不安の方から、戦略的に活動を進めたいという方まで、安心してご相談ください。
まずは情報収集という意味でも、弊社をご利用いただければ幸いです。
お役に立てる情報をご提供できるのではないかと思っております。それではご連絡お待ちしております。
宜しくお願い致します。
株式会社●●●●

転職サイトに登録すると、ダイレクトメールも届くことがやや難点ですが、転職の可能性を広げるために転職サイトのスカウトを利用しない手はありません。

参考② : 転職サイト経由のスカウトサービスはエン転職が始めました

昨今の売り手市場の影響もあり、多くの転職エージェントが集客に苦戦しています。

そんな状況から、転職エージェントが転職サイトの会員向けにスカウトメールを送ることができるサービスが新しい集客チャネルとして普及しました。

求人企業でなくても転職サイト経由でスカウトを送ることができるサービスは、元々はエン・ジャパンが始めました。

このサービスは求人広告モデル以外の収益化を目指した新しいビジネスモデルとして始まりましたが、非常に儲かったようで他の転職サイトも次々と会員データベースを外部開放していきました。

その結果、転職エージェントが大手転職サイトの会員向けにスカウトを送ることが一般化して、偽物のスカウトメールもそれに比して増加していったようです。

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