ヘッドハンティングされるには?ヘッドハンティングされる人の特徴

こんにちは!子育てキャリアナビ編集長の3boysパパ(@3boys.papa)です。

現在転職活動中ですと言うと『ヘッドハンティングとかされたりしますか?』と聞かれることが多いので、今日はヘッドハンティングをテーマに書いてみたいと思います。

ヘッドハンティングをすごく特別なものと思われている方がまだまだ多いですが、ビズリーチの登場をきっかけにヘッドハンティングは日本で定着してきた感じがあります。

ヘッドハンティングに興味はあるけどよく解らないという方に向けて、

・ヘッドハンティングとは?
・どのようにヘッドハンターから声がかかるのか
・ヘッドハンティングされやすくなるためのコツ

について書いていきたいと思います。

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ヘッドハンティングとは?

ヘッドハンティングとは外部で活躍している優秀な人材を自社に引き入れる採用手法のことを指します。

転職サイトや転職エージェントに求人を出して集まった応募者の中から選んで採用するのではなく、転職意向のあるなし関係なく別の企業などで活躍している人を探してスカウトしてくるようなイメージです。

一昔前、ヘッドハンティングは外資系企業のハイクラス人材の獲得に利用されていた採用手法でしたが、最近では日本企業でも取り入れているところが増えていて採用手法の1つとして定着しつつあります。

日立製作所で原子力をやっていた大前研一さんがマッキンゼー・アンド・カンパニーにヘッドハンティングされて転職した話は有名ですが、現在は大前研一さんのような特別な方でなくてもハイクラス人材には当たり前のようにヘッドハンターから声がかかる時代になりました。

日本でヘッドハンティングが定着したのは2007年3月に創業された株式会社ビズリーチの影響が大きく、ヘッドハンティング用のプラットフォームビズリーチの登場で一般の方にもスカウトが届きやすくなったことが理由です。

なお、ヘッドハンティングの対象となりやすいのは、

・経営幹部
・管理職
・エンジニア
・DX人材
・マーケッター
・トップ営業

といった、会社の経営幹部候補やコアな競争力となり得る専門スキルを持つ人材です。

一方でヘッドハンティングが一般化したことでヘッドハンターと名乗る偽物も増えてきている印象です。

ヘッドハンティングのはずなのに書類選考から始まったり、採用担当者と面談がセットされたりするケースもあるようです。それは、ヘッドハンティングではなく転職エージェントからのただの求人紹介です。

本物のヘッドハンティングであれば書類選考は免除されますし、最初から役員クラスとの面談というのが一般的です。

どのようにヘッドハンターから声がかかるのか?

では、実際にはヘッドハンターからどのようにして声がかかるものなのでしょうか?

ヘッドハンターから声がかかるルートは3つあります。

1. ヘッドハンティング会社から直接電話やメールが届く
2. ハイクラス向けの転職サイト経由でスカウトされる
3. LinkedInなどのSNS経由でコンタクトされる
1つ目は、最近あまり見かけなくなりましたが、ヘッドハンティング会社から直接電話がかかってきたりメールが届いたりするパターンです。

これは以前はよく使われていた手法でして、突然会社の直通番号などにヘッドハンティング会社のヘッドハンターと名乗る方から電話がかかってきたりします。僕も過去に1度だけ会社の直通にかかってきたことがあります。

しかしながら求職者とコンタクトを取る方法がインターネットやSNSのおかげで多様化しており、今はほとんど見かけなくなりました。

2つ目は、現在一番主流のルートである転職サイト経由です。

最もメジャーな転職サイトはビズリーチで、次点がリクルートダイレクトスカウトというリクルートが運営するハイクラス向け転職サイトです。

リクルートダイレクトスカウトはビズリーチよりもさらにヘッドハンティングに特化した転職サイトで求人企業ではなくヘッドハンターや転職エージェントからのスカウトに特化しています。

この記事を読んでいる方の中にはビズリーチには登録済みだけどリクルートダイレクトスカウトは未登録という方が多いのではないでしょうか?

個人的にも利用していますが、ビズリーチと同じくらいスカウトが届くのでヘッドハンティング狙いであればリクルートダイレクトスカウトは必ず登録しておきたい転職サイトの1つです。

他にもハイクラス向けの転職サイトはありますが、この2社を利用していないヘッドハンターはほとんどいないと思われるのでこの2つに登録しておけば問題ないです。

3つ目は、SNS経由です。

LinkedIn』はもちろん、『Facebook』や『Twitter』経由のダイレクトメッセージでヘッドハンターから声がかかることは珍しくありません。

例えばこんな感じでダイレクトメッセージが届きます。

たくさん様、突然のご連絡失礼します。
(株)●●の●●と申します。

私が現在ご支援させていただいている企業様から、是非たくさん様とお会いしたいと名指しでご依頼が合ったためメッセージさせて頂きました。

●●系SaaSの{サービス名}を運営されている(株)〇〇という企業でCOOを探されております。

・社員数●名
・創業期のためSO付与あり

副業からのご参画も可能ですし、まだ転職意向がない状態でもざっくばらんにお話ししたいとのことです。
CEOの●●さんと直接お繋ぎしますので、興味があればご返信お願いします。

こちらは最近LinkedIn経由で届いたメッセージですが、興味があったので面談させて頂くことになりました。

ヘッドハンティングされやすくなるためのコツ

最後はヘッドハンターから声がかかりやすくするためにやるべきことについてです。

声をかけてもらいやすくするためのコツは3つあります。

1. 仕事で大きな実績を残す
2. Webへの露出を増やす(取材記事、講演資料の公開、ブログやSNSでの発信など)
3. 転職サイトやSNSのプロフィール欄を充実させる

1つ目は言わずもがなですが、本業にコミットして大きな実績を残す事が最も大事です。

結局はどんなに工夫しようがスキルや実績がないとヘッドハンターから声がかかることはありません。

色々工夫する前にまずはしっかりと本業の仕事で実績を残すことに集中しましょう。

2つ目は、Webへの露出です。

今やヘッドハンターの主戦場はインターネット及びSNSです。

仕事で取材依頼や講演依頼が来たら積極的に受けたほうがよいですし、講演の場合は資料を登壇後に公開すると尚さら効果的です。

社外からの取材や講演はハードルが高いと感じる方は、社内のメディアや採用サイトへの露出でも良いでしょう。

それ以外に、ブログやSNSで発信するという方法もあります。

今や誰でも発信者になれる時代なので、積極的に発信したほうがヘッドハンターの目に止まりやすくなります。僕自身もこのブログやTwitterがきっかけでお仕事のスカウトを頂く事が少なくありません。

3つ目は転職サイトやSNSのプロフィール欄の充実です。

ヘッドハンターがWebに掲載されている情報などであなたに興味を持った場合、あなたがどんなスキルや実績を持った人なのか必ず調べます。

調べる際、見られやすいのが転職サイトとSNSです。

『●●見て、連絡しました!』とヘッドハンターから連絡を頂くことが多いですが、その際よく名前が挙がるのが以下の4つです。

MEMO
・ビズリーチ
・リクルートダイレクトスカウト
・LinkedIn
・Wantedly

この4つは少なくともプロフィールを充実させておくことをお勧めします。

少し長くなったのでまとめると、ヘッドハンターから声をかけてもらうコツはまず仕事で大きな実績を残す。そして、その実績をWebで露出するべく取材を受けたりブログ・SNSで発信する。それを見たヘッドハンターがあなたの経歴を調べられるよう転職サイトとSNSのプロフィールを充実させておくという感じです。

以上がヘッドハンターから声をかけてもらうコツとなります。

ヘッドハンティングについてまとめた記事はいかがでしたでしょうか?

この記事がキャリアに悩む方の何らか参考になればこの上なく幸いです。