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こんにちは。
現役保育士の のん です。
仕事・家事・育児に追われて大忙しのママ達、毎日お疲れ様です。
「どうしたらもっと効率的に動けるんだろう」
「どうしたら子どもが自分のことをやってくれるんだろう」
上記のようなお悩みは、ルーティーン作りで解決します。
今回は子育てが楽になるためのルーティーンの作り方について解説します。
この記事でわかること
- ママのルーティーン
- 子どものルーティーン
- 子どものルーティーンを作るための言葉かけ
- 休日のルーティーン
この記事を読むと、子育てが楽になる習慣術がわかります。
著者の紹介
- 保育士 ( 18年目 )
- 息子が2人( 現在は中2と小6 )
- 子どもを保育園に預けて働いていたワーママ
子どもが小さいころは、めまぐるしい毎日をおくっていました。
そんな日々の中で見つけだした「子育てが楽になるルーティーン」をご紹介します。
なお、フリーランスママさんが書いたルーティンに関する記事もあるので、あわせて読んでみてください。
子育てママが楽になる!?おすすめの生活ルーティン【保存版】
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迷いをなくすルーティーンで子育てが楽になる
子育て中は【迷い】をなくすと楽になります。
なぜなら迷った分だけ脳のエネルギーを消耗するから。
子育て中はやらなければいけないこと、考えなければいけないことがたくさんあります。
生活をルーティーン化することで、不必要な迷いを捨ててしまいましょう。
家事は朝に片付ける
家事は朝に片付けるのが得策です。
朝はタイムリミットがあります。
限られた時間の中で家事を片付けなければいけません。
「締め切り効果」を利用して、いっきに家事を片付けてしまいましょう。
※締め切り効果とは
人は「締め切り」があると、それに間に合わせようと爆発的な集中力を発揮します。
「時間があるときはなかなか進まなかったタスクも、締め切り間近だと短時間で片付いてしまった」という経験、ありますよね?
【わたしの場合】
- 洗濯機を回す
- 朝ごはんの準備
- キッチンの片付け
- クイックルワイパーをかける
- 洗濯物を干す
家を出る時間に間に合わせるよう、一心不乱に取り組みました。
服は上下3着ずつを着回す
服は上下3着ずつあれば十分です。
多ければ多いほど「今日はどれを着よう」という迷いが生じます。
わたしは現在、2着を交互に着ていますが、子どもが小さいころは突発的に汚れることもあったので、3着用意していました。
3着とも厳選したお気に入りの服なので、飽きることはなかったです。
洋服ダンスの中もスッキリ片付きます。
【わたしの場合】
保育士なので、以下の服が3枚ずつあれば十分です。
《夏》Tシャツ
《春・秋》カーディガンもしくはパーカー(Tシャツの上に着る)
《冬》ヒートテックインナー、ハイネックニット、トレーナー
ボトムスも、ズボンが3枚あればOK
自分に合う髪型を知っておく
自分に合う髪型を知っておけば、朝のセット時間を短縮できます。
自分の髪質や毛量などを把握し、一日通して乱れにくい髪型をみつけましょう。
【わたしの場合】
- 髪質→量多め・くせ毛
- 髪の長さ→肩下をキープ(まとめやすいように)
- ヘアスタイル→全体を2回ほど編み込み、下の方でおだんごヘアー
保育士なので髪がバサバサしないように、という点もありますが、わたしの髪質的におだんごヘアーが1番しっくりきます。
自分に合う髪型がみつかれば、朝のセットは3分ほどで完了です。
食事のメニューを決めておく
食事のメニューをおおまかに決めておきましょう。
「今日のご飯は何にしようかなぁ」と考える時間を省くだけでも余裕が生まれます。
得意料理をリスト化して冷蔵庫に貼っておくのもオススメです。
【わたしの場合】
ご飯とみそ汁を基本として、主菜は肉と魚を交互に取り入れるようにしていました。
副菜は和え物かサラダです。
我が家では「みそ汁に野菜が入ってるからOK!」と副菜を省略したり、「今日は疲れちゃったからテイクアウト」という日が続いたりもしましたが、子どもたちはスクスクと元気に育っていますよ。
夜は子どもと一緒に就寝
夜は子どもを寝かしつけるタイミングで一緒に寝ます。
「子どもが寝たら〇〇しよう」とか「寝落ちしないようにしなきゃ」とか考えていると、エネルギーを消費します。
疲れているので、横になれば眠たくなるはず。
まぶたが閉じるのをガマンせず、一緒に寝てしまうのがオススメです。
【子どもと一緒に早寝するメリット】
- 子どもとゆったり向き合える
- 寝落ちしてしまった罪悪感をもたなくていい
- 十分な睡眠時間を確保できる
疲れた脳と身体をリセットして、また明日元気に活動しましょう。
子どものルーティーンづくりで子育てが楽になる
子どもの生活にもルーティーンをつくってあげれば、子育てが楽になります。
子どもは「いつも同じ」が大好きです。
なぜなら「次に何があるのか」見通しをもてる生活は安心するから。
さらに「いつも同じ行動」を繰り返していると、自分で考えて動けるようになります。
子どもが自分で行動できるようになると、親が手をかけることも減り、子育てが楽になっていきます。
朝のルーティーン
【我が家の場合】
- 朝ごはんを食べる
- トイレで排泄を済ませる
- 着替える
- 保育園に行く準備をする
朝に意識した子どもの行動は上記の4点です。
子どもがタイミングを逃さず行動できるように、わたしが起きてすぐにすることは以下の3つでした。
- 朝ごはんの準備
- 着替えを出す
- 保育園に持っていくものをカゴに入れる
子どもが自分で行動できるための環境づくりが重要です。
夜のルーティーン
【我が家の場合】
- カバンの中身を片付ける
- 夜ごはんを食べる
- お風呂にはいる
- 歯磨きをする
- 寝る
帰宅してからのルーティーンは上記の5点です。
「忙しくてなかなか子どもとの時間がとれない」と悩んでいるママは、夜のルーティーンが子どもと向き合う時間だと意識してみましょう。
あえて《子どもと遊ぶ時間》を作らなくても、ごはんを食べているとき・入浴しているとき・添い寝しているときが子どもと向き合うチャンスです。
子どもの言葉に耳を傾け、ぎゅっと抱きしめ、1日分の「大好きだよ」の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
子どものルーティーンづくりで大切なこと
子どものルーティーンづくりで大切なことは以下の3つです。
- 子どもが自分で行動できるための環境づくり
- 十分な時間の確保
- カゴを活用する
ひとつずつ解説します。
子どもが自分で行動できるための環境づくり
子どもが自分で行動できる環境にしておきます。
子どもは何がどこにあるか分かれば、主体的に行動できます。
以下の点を意識して、環境をつくってみましょう。
- いつも同じところに置いておく
- 手の届くところに置いておく
- ひとつの場所にまとめておく
物を置く場所が定着するまでは、写真やイラストを棚に貼ると子どもにもわかりやすいですよ。
十分な時間の確保
子どものルーティーンが身につくまでは、自分で行動するための時間を十分に確保します。
「早くっ!」と急かせば、子どもはやる気や自信を失ってしまいます。
保育園の準備にしても、着替えにしても、大人のように手早くはできません。
子どもが最初から最後までやり遂げるための時間を把握して、多めに時間を確保しておきましょう。
カゴを活用する
子どもが自分で物を管理するにあたって、カゴの活用をオススメします。
【カゴのメリット】
- モノの出し入れがしやすい
- モノが見えやすい
- モノが散らばらない
カゴに必要なものをまとめておきましょう。
たとえば…
- 着替えセット(Tシャツ・ズボン・靴下)
- 保育園の準備セット(おしぼり・お弁当箱・箸箱)
- 遠足の荷物セット(水筒・お弁当・おしぼり・シート・帽子)
ママがカゴの中に必要なモノを入れておけば、あとは子どもがカゴの中身を処理するだけです。
終わったか、終わってないかも一目瞭然です。
100均のカゴで十分です。
兄弟がいる家庭では、カゴの色を分けておけばわかりやすいですね。
子どもがルーティーンを身につけるための言葉かけ
ルーティーンが身につくまでは、大人の言葉かけが必要です。
「〇〇しなさい」ではなくて、子どもが自分の行動を自分で決定できる言葉を選びましょう。
「〇〇できた?」
やっていないとわかっていても、「〇〇できた?」とききます。
できたか・できていないかを問うためではなく、行動を思い出させるための問いです。
「保育園の準備できた?」ときいて「あ、そうだ。忘れてた。」と思い出せればOKです。
明らかに保育園の準備ができていないとわかっていても、気づかないフリをしてたずねましょう。
「〇〇の前にすること、なんだっけ?」
習慣が身につきつつある子どもには「〇〇の前にすること、なんだっけ?」という言葉かけも有効です。
「テレビの前にすること、なんだっけ?」ときけば「あ、保育園の準備するんだった!」と思い出せます。
何回も繰り返しているうちに《 保育園の準備→テレビを見る 》というルーティーンが身についていきますよ。
「テレビの前にすること、なんだっけ?」ときいて「保育園の準備!」と返ってきたら、(今まで忘れていたことは置いといて)「さすが!よくわかってるね。」と誉めます。
きっと、あっという間に保育園の準備が終わるでしょう。
「もちろん〇〇は終わってるよね?」
ときには「もちろん〇〇は終わっているよね?」という言葉かけもオススメです。
たとえば「もちろん保育園の準備は終わってるよね?」と聞かれて、終わっていなければ「あ、今からやるところだったよ」と行動に移せます。
終わっていれば「もちろん終わってるよ!」と自信満々に答えてくれますよね。
「もちろん終わってるよ!」という返事が多く聞かれるようになる頃には、子どもの生活もかなりルーティーン化されていることでしょう。
「時計の針が◯になったら出発するからね」
子育てに時計を使うのは有効です。
なぜなら時間の経過が見てわかりやすいから。
まだ時計が読めなくても、数字がわからなくても、シールを使えば大丈夫です。
もし30分までに保育園の準備をしてほしいのなら、時計の6にお気に入りのシールを貼りましょう。
そして子どもに「長い針がこのシールのところにくるまでに保育園の準備をしようね」と伝えます。
ときどき「あ、長い針がもうすぐ6になりそう!」とか、長針が動いていることを意識させながら。
タイムリミットが目で見てわかれば、子どもも行動にうつしやすくなりますよ。
「時計の針がいくつになったら〇〇する予定?」
数字がわかるのであれば、子どもの予定を聞いてみましょう。
「時計の針がいくつになったら〇〇する予定?」と聞けば、子どもも考えます。
「3になったらやる!」と自分で決めることが大切です。
大人に「早くやりなさい!」と言われるよりも、自分で「時計の針が3になったら始めよう」と決めた方が気持ちよく行動できますよね。
子どもが生活ルーティーンを身につける上で大切なのが【主体性】です。
子どもが自ら「よし、やるか」と思える声がけをみつけていきましょう。
【休日の過ごし方】お昼寝するルーティーン
「お昼寝しないと夕方に機嫌が悪くなるから、保育園と同じ時間にお昼寝させたい」というママのために、子どもがお昼寝できる休日のルーティーンをご紹介します。
車を所有していることが前提となりますが、わたしは以下のルーティーンで休日の生活リズムを整えていました。
よかったら参考にしてみてくださいね。
晴れの日は午前中に公園へ
晴れの日は車に乗って、午前中に公園へ出かけていました。
となりの県まで足を伸ばすこともしばしば。
開園と同時に入れるように出かけていました。
午前中は公園でたっぷり身体を動かし、お昼を食べてから車で帰ります。
たくさん遊んでお腹も満たされた子どもは車に揺られれば、5分で眠りにおちます。
自分も眠たくなれば途中で駐車して、しばしのお昼寝タイムです。
15時頃に帰宅して子どもを起こせば、午後も機嫌よく過ごせることでしょう。
雨の日は昼食後に図書館へ
雨の日は公園へ行けないので、図書館を利用しましょう。
図書館への行き道、もしくは帰り道で車に揺られてお昼寝する作戦です。
ポイントは
- 午前中ではなく、お昼を食べたあとに行く
- 朝は平日と同じ時間に起こす
- 家から近い図書館にこだわらず、お気に入りの図書館をみつける
図書館では、子どもと一緒に絵本やDVDを楽しめるのはもちろん、幼児向けのイベントを開催しているところもあります。
雨の日の休日は家にこもっていると親も子どもも息が詰まります。
時間を見計らって図書館へ出かけ、子どものお昼寝タイムも確保してみてはいかがでしょうか。
おわりに
生活をルーティーン化すれば迷いが減り、子育ての負担が軽減します。
しかし大人が良かれと思って作ったルーティーンでも子どもに合わない場合もあります。
子どもの様子を見ながらお互いが気持ちよく生活できるルーティーンをみつけていけるといいですね。
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