小1の壁のリアル!転職?退職?仕事はどうする?

※このページにはPRリンクが含まれています

皆さん、こんにちは!AKANEです。

2022年になりましたね!

年度変わりまであと3ヶ月。

4月からの新生活に備え、準備している方も多いのではないでしょうか。

特にお子様が保育園から小学校にあがる方は、変化の多い年度変わりになるかもしれませんね。

我が家も去年娘が小学校にあがり、生活がガラリと変わりました。

小学校に上がる前は『小1の壁』という言葉もあり色々心配事もありましたが、この1年実際どうだったのか、果たして小1の壁はあったのかなど、私が経験した『小1の壁』をこちらの記事で紹介したいと思います。

これから小学校入学を控えている方の参考になれば嬉しいです!

  ワーママ向けキャリア支援サービス
  サービス名   特徴   詳細
  ミイダス 市場価値が無料で診断できるコンピテンシー診断とパーソナリティ診断が人気 詳細を見る
  ミートキャリア 転職を前提とせず、専任のキャリアプランナーにオンラインで60分無料相談できる 詳細を見る
LIBZ
リモートやフレックスなど、新しい働き方に対応している企業情報が充実した転職サイト 詳細を見る

小1の壁とは?

小学生になったら、保育園・幼稚園時代よりもあまり手がかからなくなりそうですが、近年よく聞くようになった『小1の壁』という言葉。

そもそも一体どういう意味なのでしょうか。

ずばり小1の壁とは、『子どもが保育園・幼稚園から小学校へ上がる際に直面する社会的な問題』のことを指します。

そして社会的な問題の主な原因は、保育園の時に比べて仕事と子育てのバランスが取りづらくなるという点です。

保育園のときだって、なかなかハードだったのに更に取りづらいとは…

本当に子育ては1つ悩みが解決したと思えば、また新しい悩みがやって来てしまいますね。

仕事との両立が難しい理由

さて、それではどうして『小1の壁』と言われるのでしょうか?

原因は複数あり、それがいくつも絡み合って大きな壁になってしまいます

ここでは大きく分けて5つの具体的な理由をご紹介します。

保育園時代よりも子供の預かり時間の自由度が減る

保育園では延長保育などを使えば、朝は7時・7時30分から預かってもらえるところも多く、ご家庭に合わせて登園時間は異なるため自由度も高いですが、小学校では基本的には一律で登校時間が8時~8時15分頃までと決まっています。

また夜は保育園では19時や20時まで預かってもらえましたが、小学校に併設されている学童は18時、長くても19時で閉まってしまいます。

この朝の1時間、夜の1時間。たった1時間ずつですが、会社員にとってはかなり大きな問題ですよね。

特にフレキシブル制を未導入で、出社の時間が決まっている会社だと尚更です。

今までは多少出来ていた残業もこの状況だと難しい方も多いのではないでしょうか。

長期休暇がある

祝日と年末年始以外、保育園は基本的にいつでも受け入れをしてくれていましたが、小学校になると夏休み1ヶ月・冬休み2週間・春休み2週間と定期的な長期休みがあります。

休みの期間の預け先は学童となり、いつもと生活のリズムが変わります。

また学校に併設されている学童では昼食の提供が無いため。預ける際はお弁当を作って持って行かせることが必要となってきます。

仕事をしながらの毎日のお弁当作りは結構大変ですよね…

旗当番・授業参観・個人面談など予定が激増

保育園のときは、夏祭りや運動会、卒業式など親が参加する年間の行事は数えられるほどしかありませんでしたが、小学校では授業参観・運動会・学芸会など、保育園に比べるとはるかに親が参加する行事が増えます。

特に旗当番・PTA活動・個人面談は平日に頻繁に行われ、月に1回、多い時は2回ほど学校に行くことがあるので、夫婦で協力をして参加しないと有給もなくなってしまうかもしれません。

この問題に頭を悩ませる共働き家庭は多いです。

さらにPTA活動に関しては在学中にやらなければいけない回数が決まっている場合もあります。

PTA役員になるとまた更に学校に行かなければいけない頻度はより増えてしまいます。

宿題や持ち物の管理が必要になる

保育園の時は基本的に毎日同じものを持って行くことが多く、万一忘れたとしても先生が何とかうまくやってくれるので大丈夫でしたが、小学生になると毎日の宿題に加えて、時間割りによって体操着や鍵盤ハーモニカなど持って行かなければいけないものが変化します。

そして忘れたときはどうしようもない場合が多いです。

また、図工の前日では「明日トイレットペーパーの芯が必要なんだ」「牛乳パックとティッシュの箱を持って行かなくちゃ」など、前日の夜や最悪の場合、当日の朝に急に言われることも。

これは小学生の親あるあるではないでしょうか。

高学年となってくればそこまで管理をしなくても自分で出来るようになると思いますが、低学年のうちは親が見なければなかなか難しいと思います。

時短制度の終了時期になる人が多い

時短制度を設けている会社の多くは、小学校入学までを適用期間としています。

時短が終了すると今までの生活通りにはいかないため、フルタイムとして働くか、フルタイムは辞めてパート勤務となり今まで通りの生活をするか、転職・退職をするかなど大きな決断が迫られます。

小1の壁を乗り越える対処法

確かにこんなに様々な理由があれば「壁」と言われざるを得ないですね…

それではこのような問題を解決できる方法はないか、いくつか対処法を考えてみました

学童は民間のサービスを利用する

朝の登校時間はどうにも出来ませんが、小学校に併設されている学童ではなく、民間が運営している学童を使うことで夜は遅くまで子どもを見てもらうことが出来ます。

預かり時間については各学童によって大きく異なりますので、施設のホームページや電話にて確認をしてみて下さい。

我が家も現在は民間の学童を使っていますが、その施設はMAX22時まで預かってもらえます。

ただし夜遅くなると基本料金外となる場合が多いので、そこも踏まえて仕事と家計とのバランスを考えた方が良いでしょう。

毎日残業で延長料金が発生すると、民間のサービスなのでかなり高額になってしまうかもしれません。

しかし逆に言うとお金を出せば、学童から習い事への送迎であったり、学童から家への送迎、食事の提供など色々手厚いサービスを受けることが出来ます

夏休みなどの長期休暇中は預かりだけではなく、夏祭りやキャンプなど夏休みの思い出となるようなイベントを主催してくれるところもあります。

仕事を頑張っているのならば、学童のサービスを利用して少しでも日々の生活を楽にするのも1つの方法です。

MEMO

サービス色々!民間学童

民間学童は施設によって、預かり時間やサービス内容が全然違います!

我が家は小学校からの距離・預かり時間・料金を重視して選びましたが、英語教育に力を入れている所謂「英語学童」や、同じように運動に力を入れている「スポーツ学童」など特化型のところもあります。

小学校の勉強にプラスαで何か頑張りたい事がある場合は、このような特化型の学童もおすすめです。

一般的な民間の学童より費用は高いケースが多いですが、毎日の習い事を兼ねていると考えると納得できるお値段かもしれません。

家族でしっかり話し合う

小学校入学はまた1つ、夫婦の役割を見直すきっかけになるかもしれません。

今までの分担だとうまく行かなくなることもきっと増えてきます。

家庭内ではどうしていくのか、そして家庭内だけでは大変な場合はどのような外部サービスを利用するのか、生活の仕方を1度話し合うことがおすすめです。

入学までにきちんと話し合って「これで大丈夫だね」という気持ちを持てれば、4月以降も心に余裕を持って過ごすことができます。

入る学童にっよって生活も大きく変わると思うので、学童の申し込みが始まる前である年長児の夏ごろから話し合っておくと良いと思います。

自分はどういう生き方をしたいのか、立ち止まって考える

子育てはつい子どもの事だけに目が行ってしまいがちですが、自分の事も大切に考えてあげたいですよね。

負担を背負いすぎてしまうと、精神的に追い込まれて家族が笑顔で過ごすことが出来なくなって今します。

自分は頑張って正社員として安定した働き方をしていきたいか、それとも今は仕事をキープして子どもとの時間をしっかり取りたいのか、もちろん家計の問題もありますが、どのような働き方が自分には心地よいのか一度立ち止まって考えてみる良い機会です。

我が家の場合

では実際、我が家はどうしたのか。

結論から言うと夫には今の働き方をキープしてもらい、私は正社員を退職しフリーランスになるという決断をしました。

なぜそのような決断に至ったのか理由をご紹介します。

フリーランス決断の理由

もっと娘と一緒にいたかったから

この理由が1番大きいです。

振り返れば今まで娘が生まれてからはフルタイム正社員の期間が長かったので、子どもは保育園にいる時間が長く、私との時間は専業主婦の方に比べると格段に少なくなってました。

小学生にあがってどんどんしっかりしていく娘を嬉しく思う反面、我が家は今のところ子どもは1人なので、もしかしたら子育てを出来るのはこれで最後かも…と思うと「これで私の子育て人生が終わっていいのだろうか」と悩むようになり、後悔なく子育てを終えるためにもこの決断に至りました。

赤ちゃんの時は「早く大きくなってくれ…」と思っていたのに、いざ手が離れそうになると寂しくなってしまうなんて。

過去の自分が見たらびっくりしそうです。

コロナ禍のため小学校の対応に変化が多かったから

去年の夏ごろはコロナウイルスの影響もあり、娘が通っている小学校では登校日を分ける『分散登校』という形で授業が進められました。

「明日は学校で、あさっては自宅学習で…」というような形で、登校日と自宅学習日が交互になっていました。

一体いつまでこのような状況が続くかわからない…

もっとひどくなったら完全休校になる可能性あもあるんだろうか…

まだ1人でお留守番は到底出来ないし、かといって急に会社を休んで迷惑をかけるのも申し訳ないし…

など、もうわからない事が多すぎたので、コロナウイルスの感染状況によって自治体からどんな指示が出ても困らないような働き方にしようと思いました。

子育て×フルタイム正社員の生活に疲れてしまったから

仕事をしながら子育てをされている方は皆さん同じ感覚だと思うのですが、今までずっと24時間時間に追われてマラソンをしている感覚でした。

安定した収入は確かに嬉しい。

でも、もう数年でこんなに息切れを起こしている生活を今後何十年も続けていく自信はありませんでした。

フリーランスに挑戦してみたかったから

コロナウイルスの影響もあり、フルフレックス・リモートOKなど働き方に柔軟な会社も増えてきたので、そのような会社に転職するのも1つの手段だったと思います。

しかし今自分がどうやって働くのが家族としても個人としてもベストなのか考えたときに、今までの経験から自分は正社員では幸せになれないと感じ、以前から興味があったフリーランスという働き方を選ぶことにしました。

少し勇気のいる決断でしたが、以前から副業もしていたし、せっかくの1度きりの人生。

やらずに後悔するならやって後悔したいというタイプなので、夫も背中を押してくれたこともあって飛び込む決心がつきました。

このように私が働き方を変えた理由は、一般的に言われている『小1の壁』が大きな理由ではありませんでした

ですが娘も落ち着いてきた小学校入学というタイミングで、『これから人生をどうしていきたいか』と考える大きなきっかけになってくれました


働き方を変えてどうだったか?

安定した収入がないということは自分にとって精神的にかなり辛くなるのでは…と思っていましたが、今はこの生活にすごく満足しています

以前の記事、【体験談】子供の「学校行きたくない」問題。親はどう対応する? で書いたような体験もあり、娘の情緒や状況に合わせて割とフレキシブルに仕事を調整できるのはすごく良かった点です。

会社員時代に比べたら今は稼働時間も少なくした分、収入も減りましたが、時間が無くて作れずしょうがなくしていた外食・ストレス発散のためだけの買い物・延長保育料など、使っても幸せにならない余計な出費が減ったので、生活の質自体にあまり大きな変化はありません。

絶対に正社員に戻りたくないというわけではないので、また生活に合わせて自分と家族が心地よい選択を出来るようにキャリアを積み重ねていきたいと思います。

最後に

フルタイム正社員として頑張っていくか、それともリモートワークやフルフレックス制を設けている働きやすい会社に転職をするか、フリーランスになるか、一度お仕事は退職し子育てに専念するのか、各ご家庭によってベストな答えは様々だと思います。

私のように辞めて良かったという方もいれば、辞めなければ良かった…と後悔されている意見も耳にします。

そもそも正社員が向いている人、向いていない人という問題もあると思います。

早い時期から考えはじめれば、その分リスクに対しての準備も出来るので、ぜひパートナーやお子様と今後の小学校での生活について話し合ってみてくださいね。

そしてその決断が間違っていなかったかというところは、決断した後の自分の行動にかかっていると思います。

働くパパさん・ママさん、大変なことも多いですが子どもの成長を楽しみながら、これからも頑張っていきましょう。私も頑張ります!

この記事を読んだ方におすすめの記事

【保存版】大人の自己分析は難しい?ワーママ・パパでも簡単にできる方法
ワーママ・ワーパパにおすすめの転職エージェント・転職サイトまとめ【保存版】
時間がないワーママ・パパでも在宅で出来る副業まとめ【保存版】
【保存版】ワーママ・パパが副業でWordPressブログを始める手順