漠然としたキャリアの悩みを解決するために今何をすべきか

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「キャリア」について漠然とした不安や焦燥感に似た感情を抱く方は多いのではないでしょうか?

こみな

私も「このまま働きつづけていくことが正解か」という問いかけを自分に何度も投げかけて過ごしてきました

人生の大半が労働時間と言われており、キャリアについて考えていくことは人生を考えることに直結してきますよね。

現代においては終身雇用制度・年功序列の崩壊が叫ばれており、個の力が重要と言われています。

しかし実際は、自分の力を正しく評価できず、過小評価してしまうことも。

将来を見据えて、今「キャリア」について考えていきましょう。

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1.どういう年代でも悩むのがキャリア問題

仕事が一通りこなせるようになってくると、次に悩むのが今後のキャリアの方向性ではないでしょうか?

ここ数年で働き方も多種多様になり、副業が解禁される企業も増えています。

パラレルキャリアと言われる「業+収入の有無を問わない活動」で活躍されている方も見かけるようになりました。

具体的にどんな悩みが多いのか見ていきましょう。

(1)20代に多い悩み「自分らしく働きたい」

新卒時代は業務を覚えることが中心でキャリアにまで目が向かなかった方も、20代半ば~後半になると「この仕事は自分に合っているだろうか」と考える機会が増えます。

SNSでのコミュニケーションが浸透しており、ロールモデルやモデリングしたい人物を探しやすい年代でもあります。

しかし情報過多な社会だからこそ、逆に「自分がどうしたいのか」が見えにくくなっているという現状もあります。

選択肢が多すぎて悩みが大きくなる点も20代ならではです。

(2)30代に多い悩み「ワークライフバランス」

30代になると、私生活においてさまざまな人生の転機が訪れますよね。

結婚・出産後のキャリアは女性のみではなく、家族と過ごしたいと望んでいる男性にもある悩みと言えます。

男性の育児休暇の取得率は5%程度にとどまっており、育児への参加が難しい状況であると言わざるを得ません。

また、子どもや家庭を持つと、一家の大黒柱として責任がのしかかり、業務や収入面から「自分の仕事はこのままでいいのだろうか」と考えることも多くなりそうです。

年代的にも重要な案件や企画を任されはじめるため、仕事のプレッシャーもあるかもしれません。

管理職への誘いや級が上がっていく方もおり、今まで以上に実績が求められることが多くなります。

(3)40代に多い悩み「豊富な専門知識の活かし方」

会社員であれば20年以上の経験がある40代の方は、その分野に関して経験・知識ともに十分な専門性があります。

仕事での活用はもちろん、今の自分にできることや自分の市場価値を知りたいと考えることもありますよね。

身体の衰えを感じる機会も多くなり、定年後の自分のあり方について考えはじめる年代でもあります。

転職市場は40代以降の求人数が減少するという現実もあり、転職を考えている方は「今やらなければならないけど踏み出せない……」と考える方も多いです。

年代によって悩みはバラバラですが、すべての年代において共通すること……それは「”自分”を言語化できていない」という点ではないでしょうか。

毎日仕事で疲れていると、目の前の業務が優先されてしまい、自分の気持ちややりたいことなどが後回しになってしまいがちですよね。

しかし、仕事でも「私は○○が得意で業務でも△△の実績があります」と明確に言える人と「やったことがあります。できると思います。」と言っている人を比べると前者の人に頼もうと思いませんか?

自分が培ってきた知識や経験を言語化して「強み」を見つけることができれば、自分のキャリアプランが見えてきそうですね。

キャリアを考える際には「自己分析」が重要なキーワードであると言えます。

2.キャリアアップの味方!自分の強みを見つける方法3選

とはいえ、自分の強みがわからないという方が圧倒的に多いです。

弱みならいくつも出てくるのに…という声も聞こえてきそうですね。

でも、自分の強みは誰にでもあるはずです。

しかし、本人はできることが当たり前なので気づくことができなかったり、苦手意識が先行し挑戦していないと周囲もわからないのです。

自分の中に答えはあるのにうまく見つけられない方は以下の3点の方法を試してみてほしいです。

(1)自分の業務を細分化してみる!

自分の仕事に対して「業務に携われば誰でもできる」と感じることはないですか?

私自身看護師なら当たり前にできる仕事ばかりで、自分が持っている「強み」を見つけられずにいました。

そんな時行ったのは自分の業務を細分化して考えることです。

業務1つ1つを分解して考えてみると「これは得意だな」とか「苦ではないな」という業務が必ず見つかります。

得意やなんなくこなせること=「強み」なのです。

私はビジネスマナーやメールの返信が苦手なので、返信スキルやマナーがある方を本当に尊敬しています。

一度業務の棚卸しをしてみましょう!

(2)ポジティブ思考への習慣づけ「リフレーミング」

自分の良い面は見つけられず悪い面にばかりフォーカスしてしまう方もいますよね。

そんな時にはリフレーミングの考え方を取り入れてみましょう。

リフレーミングとは、「ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ること」を指します。※Wikipediaより出典

もともと心理用語ですが、医療現場ではよく活用する手法になります。

患者さんは疾患をマイナスに捉えがちなので、共感しつつも発想の転換に繋げていくことで「病気との共存」を目指していくことができます。

ビジネスや子育ての場面でも使用できる手法として注目されています。

リフレーミングの手法はさまざまありますが、ビジネスにおいて重要なことは発想を転換していくことです。

仕事が遅い→仕事を丁寧に行っている

ミスをしてしまった→このタイミングで発見できて良かった、今後の自分の成長に繋がる

このように起こっている事実や自分のマイナスだと思っている事柄を、考え方や視点を広げて言い換えてみましょう。

言い換えを行うことでモチベーションが上がり、自信に繋がったり苦手意識が軽減します。

また、ビジネスに成功されている方を見ると、リフレーミングに長けている方が多いのです。

あのポジティブ思考で有名な松岡修造さんも、著書の中でポジティブな考え方をするための訓練を行い、後天的にポジティブ人間になったと明かしています。

リフレーミングのやり方は、自分の弱みやマイナスだと思っている事柄を書き出し、しばらくじっくりと眺めてから、その言葉を別の言葉に言い換えるというシンプルな方法です。

書き出してみると不快感はさほど感じず、自分の悩みが解決可能であると感じられることも多いです。

ぜひ継続的に実施してみてください。

(3)自分の感情日記を書いてみる

仕事が終わって帰り道に「あぁ今日はいい日だった!」と感じる日もあれば、「本当に最悪だった…」と感じる日もありますよね。

そんな時は感情日記をつけてみると良いでしょう。

自分の中で楽しかったこと、辛かったことはその場では強い感情として残っていてもいずれ曖昧になってしまいます。

自分の感情を言語化することで、どういう場面での感情で、本当はどうしてほしかったのかがはっきり見えてきます。

例えばイライラしてしまった場面でも、本当は怒りではなく頑張ったことを認めてもらえなかった悲しみが根底にあるのかもしれませんよね。

「自分はこういうところで感情が動く人間なんだ」と把握することは、自己分析の一環となり、やりたい仕事かどうかの判断基準にもなります。

さらに感情を深掘りする際にはマインドマップの作成がおすすめです。

マインドマップは、真ん中に分析したい事柄を書き、どんどん自分の感情に線で繋げていくことで出来上がっていきます。

抽象的な感情から徐々に具体的な感情に移行していくと書き出しやすいです。

マインドマップを作成するアプリやツールも多数存在するため、手軽にチャレンジすることができますよ。

3.1人じゃ無理!そんな方はキャリアコーチング一択!

もちろん自分だけでも強みを見つけることは可能です。

毎日のタスクが多くつい後回しになってしまったり、自分を客観的に見てほしいと考える方も多いのではないでしょうか。

そんな時には「キャリアコーチング」を受けてみると良いでしょう。

キャリアコーチングとは、キャリアの悩みや達成目標に対し、コーチングを通して行動変容を促し、自発的に行動していけるよう導いていくサービスです。

コーチングを通して自分のキャリアの悩みはもちろん、自分の理想のキャリアとは何か、キャリアビジョンを明らかにしていくことができます。

もちろん自分の「強み」はどういうことなのかも自分の中の体験を通してともに考えることが可能です。

時間がないと感じている方なら強制的に時間を作ってしまいましょう。

私自身もキャリアコーチングを受けていますが、自分の経験からは思いもつかなかった指摘をされ、ハッとする場面も多いです。

ここではキャリアコーチングを専門的に実施しているサイトをいくつか紹介します。

(1)me:Rise(ミライズ)

※公式サイトより出典

理想のキャリアを実現するために「思考の整理」から「アクションの実行」まで一気通貫でサポートするオンラインキャリアコーチングサービス。

独自に設計された6回のセッション(約3ヶ月~6ヶ月)でアクションプランの設計・検証までを行うことができます。

コーチングセッションでコーチの問いかけから自己対話を促し、実現したいキャリア経験を持つ公認サポーターからリアルな声を聞くことができます。

また、別料金となりますが、AIによるコーチとのマッチングサービスもあります。

コーチングはコーチとの相性も重要なポイントであり、コーチの選び方がわからなかったり、少しでも相性のいいコーチを選びたいという方にはおすすめのサービスと言えます

初回カウンセリングや体験セッションを受けられるため、気になる方は受けてみると良いでしょう。

こんな人におすすめ

・相性のいいコーチにコーチングしてもらいたい

・希望の職種経験者にリアルな話を聞きたい

・相談期間中にPDCAを回したい

>>公式サイトはこちら

(2)POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)

※公式サイトより出典

「どう生きたいか?でキャリアをきめる」キャリアのパーソナル・トレーニング。

今あるキャリアの悩みだけではなく、人生や生き方の軸から今後のキャリア戦略設計をコーチと共に行っていくサービスです。

公式ホームページには「どう生きるかの整理が目的」と書かれており、自分の人生をより良くしていくためにキャリアを考えるという視点で活動されています。

求人を勧めることは一切なく、あくまでも今後の人生を相談者と考えたうえで方向性を決めていくため、シンプルにキャリアを深掘りしていくことができます。

転職希望の相談者に対しては履歴書や職務経歴書サポートサービスもあり、自分の強みを実際のアピールとまで落とし込んでいけます。

オンラインで面談を行うことができ、無料カウンセリングも45分あるため、自分との相性や雰囲気をしっかり把握することができそうです。

こんな人におすすめ

・仕事も大切だが自分の生き方について考えたい

・ビジネス心理学に興味がある

・ぼんやりした悩みだが誰かに相談したい


>>公式サイトはこちら

(3)マジキャリ

※公式サイトより出典

性格診断やキャリアの棚卸しを通して、自己実現に向けた具体的なアクションを設計できるキャリアコーチングサービス。

転職エージェントメディアを運営している企業であり、キャリアの悩みを解決しつつ転職を目指したいという方におすすめです。

転職活動で一番迷いがちな転職先の意思決定支援や、選考対策として書類や面接への支援を受けることができます。

コーチングで強みを見つけ、それを転職に繋げることができればとても効率的ですよね。

また、初回コーチングで満足できなかったら全額返金保証もあるため、「まずやってみよう」と一歩踏み出しやすいですね。

こんな人におすすめ

・転職したいと考えている、転職する可能性が高い

・最短でキャリアアップを目指したい

・転職に向けた意思決定に不安がある

4.まとめ

理由は違えど仕事をしていればキャリアの悩みはつきものですよね。

キャリアに悩んだ時は逆に「人生を考えるチャンス」でもあります。

ここで立ち止まることで、思いがけない自分や理想の人生に出会えるかもしれないと思うとワクワクしませんか?

キャリアを考えるうえで少しでも参考にしていただけたら幸いです。


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