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こんにちは!子育てキャリアナビ編集長のしぶたく(@shibutaku_024)です。
転職エージェントへの辞退連絡って選考状況に関わらず、気まずさがありますよね。
しかし、辞退連絡は悪いことなのでしょうか?
転職活動では複数社に応募するのが一般的ですが、転職して入社できる企業は1社だけなので、転職活動に辞退はつきものです。
つまり、転職活動における『辞退』は、必ずしも悪とは限りません。
転職エージェントの最大手『リクルートエージェント』の公式サイトでも求人の断り方・辞退方法を解説されていますが、転職エージェントから紹介された求人も辞退せざるを得ないタイミングは多々あります。
参考 転職エージェントから紹介された求人の断り方・選考や内定辞退の方法リクルートエージェント辞退せざるを得なくなった時のために、迷惑がかかりにくい辞退のタイミングと上手な断り方を紹介していきます。
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辞退すると転職エージェントに迷惑がかかる選考フェーズは?
転職活動に辞退はつきものと言えど、普段お世話になっている転職エージェントに迷惑をかけ、その後のサポートに影響が出るのは避けたいところです。
『他社で内定が出たから』という方はこの部分は読み飛ばしてOKなので、下の表をご覧ください。
上記理由以外の方は応募企業と何かミスマッチを感じたため『選考辞退』を考えているのが今でしょう。
ミスマッチが発生したということは自己分析や仕事の選び方に課題があった可能性が高いです。
もし思い当たる節がある場合、以下の自己分析に関する記事が参考になるかもしれません。
【保存版】大人の自己分析は難しい?ワーママ・パパでも簡単にできる方法
適職診断を活用した自己分析と天職の見つけ方【グッドポイント診断最強説】
話がそれましたので、本題に戻します。
以下で、選考状況毎に辞退すると転職エージェントに迷惑がかかるのかどうかとその理由を解説しています。
応募辞退 | 【応募辞退 : 転職エージェントに迷惑はかかりません】
転職エージェントから紹介された求人の中に希望に沿わないものがあるのは当然で、応募辞退することで転職エージェントに迷惑がかかることはありません。 応募辞退する理由を担当のアドバイザーに伝えてあげると、その後の求人紹介の精度が上がることもあります。 |
面接前辞退 | 【面接前辞退 : 転職エージェントに迷惑がかかるケースがあります】
書類選考に応募すると、企業側で書類選考をしたり面接官の日程調整をしたりと転職エージェントの顧客である企業に手間が発生します。 手間をかけてもらっているにも関わらず面接実施できないのは転職エージェント的には避けたいところです。 上記理由から面接前に辞退連絡するとしつこく面接に行くことを促されます。 ただし、他で転職先が決まったなどやむを得ない事情がある場合はこの限りではありません。 消化試合のような面接はさらに面接官の時間を奪うことになるので、辞退を申し出たほうが双方として好ましいケースもあります。 |
面接後辞退 | 【面接後辞退 : 転職エージェントに迷惑はかかりません】
面接を受けてみて働くイメージが持てない、自身と合わないと感じたのであれば、遠慮なく辞退しましょう。面接実施した結果辞退になったとしても転職エージェントに迷惑がかかることはありません。 ただし、転職エージェントが応募先企業に説明しやすいよう、辞退理由は言語化して伝えてあげると親切です。 |
内定辞退 | 【内定辞退 : 転職エージェントに迷惑はかかりません】
このフェーズでは辞退引き止めが強くなりますが、転職エージェントに迷惑がかかるわけではなく、内定を承諾すると売上になるため引き止めが強くなります。 選考を受けて、オファー条件を確認した上で辞退することは致し方ないことです。 強い引き止めにあったとしても、今後の人生を左右する意思決定となるため、引き止めに流されることなくしっかりと断るべきです。 逆にこのフェーズで強い引き止めをしてくる転職エージェントはあなたの仕事人生ではなく、売上を優先している可能性が高いので注意が必要です。 |
入社辞退 | 【入社辞退 : 転職エージェントに迷惑がかかるので絶対に避けるべきです】
転職エージェントにも入社予定企業にも多大な迷惑がかかります。 内定承諾すると、募集していた求人をストップし、選考中の候補者にも採用決定の連絡を行うことになり、入社予定者が担当する予定だった業務を遂行する人がいなくなります。 入社予定企業にとっては大損害なので、入社前辞退が起きると転職エージェントにも厳しいフィードバックがなされることになり、取引き自体が見直されたりするケースもあり損害を被ることになります。 実際に損害賠償などに発展するケースはほぼありませんが、迷惑をかけること自体は明白なので、内定承諾後の入社前辞退は極力避けるべきです。 |
転職エージェントへの選考辞退連絡方法 : メールやLINEでOKです
続いて、辞退の連絡方法について解説します。
辞退の連絡をするのって意外と勇気が必要ですよね。
特に直接伝えるのはストレスがかかるため、極力メールやLINEなど直接会話しなくて良い方法で済ませたい人が多いのではないでしょうか?
大手転職エージェントでシステムが準備されている場合は、マイページからの連絡で済ませる方も多いと思います。
一方、内定フェーズなど選考が進んでいるケースにおいては、メールやLINEで辞退連絡を済ませてしまって良いのだろかと悩む方も多いようです。
転職エージェントには日々お世話になっていることもあり、ようやく獲得した内定を辞退するのは気まずさがどうしてもつきまといます。
ここで伝え方を失敗すると転職エージェントとの関係性が悪化して、今後のサポートに影響するかもしれないという心配もあります。
ですが、結論として内定辞退の連絡もメールで失礼にあたることはありません。
詳細はこちらの記事にまとめているので、参考にしてみてください。
内定辞退はメールでいい?メール例文、電話での伝え方、辞退前に考える就職先の比べ方その後、転職エージェントから電話で詳細の確認が入るかもしれませんが、メールで辞退の趣旨を伝達済みのため、いくらか気まずさはす少なくなるはずです。
また、参考までにメールで辞退連絡する時の例文(テンプレート)を掲載しておきます。
{担当者}様
お世話になります。◯◯です。
ご紹介頂きました株式会社◯◯からの内定を辞退したく連絡致しました。
辞退の理由は、今回の転職で重要視している◯◯という条件と合わなかったためです。
{担当者}様には今回の転職活動において様々ご支援頂いている中、このような連絡大変心苦しいですが、
先方への辞退連絡をよろしくお願い致します。
なお、先方への連絡にあたり、より詳細な辞退理由が必要でしたら、お電話にてご説明致しますので、
遠慮なくお電話ください。080-xxxx-xxxx
転職活動は引き続き続けていきますので、今後ともよろしくお願い致します。
署名
なお、内定辞退連絡をすると多くの場合、転職エージェントからの引き止めにあいますがここを上手に断るのがポイントです。
断る時のポイントは、
- 辞退を決断したら、なるべく早く伝える
- 理由を可能な限り詳細に伝える
- 引き止められても決断が変わらないことを明確に伝える
転職はアナタの人生を左右するかもしれないので、強引に引き止められたとしても流されずにしっかりと断ることが大切です。
理由を詳細に説明しても引き止められる場合は、もう決めたことで引き止められても気持ちは変わらないときっぱり伝えると、転職エージェントが引き下がってくれることが多いです。
なお、引き止めがあまりにもしつこい場合、転職エージェントが売上目当てで引き止めしている可能性が高いので担当変更を依頼するか、別の転職エージェントを探したほう良いです。
転職エージェントの選考辞退に関するまとめ
転職活動では複数社に応募するのが一般的ですが、入社できる企業は1社だけです。
上記より、どんなに慎重に転職活動を進めたとしても辞退するシチュエーションは起こり得ます。
転職エージェントへの辞退連絡は気まずいですが、選考フェーズに応じて適切な連絡をすれば、大きな問題になることはありませんので安心して連絡しましょう。
最後に、選考の辞退して退会したい方向けに、エージェント毎の退会手続きについてまとめた記事を貼っておきます。
【保存版】転職エージェントごとのサポート期間と退会方法まとめ