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こんにちは。ヨッピーです。
育児真っ最中ですが、息子からは主に目を狙われます。
お気に入りのクッションを使うと「どけ」と言わんばかりに目を狙ってくる息子氏。
教えてないのに弱点を嗅ぎつける本能すごい。
さて、僕は以前より、女性から婚活の相談を受けるたびに「婚活するならITエンジニアを狙え※」と言い続けております。
けっこう前から「婚活するならITエンジニアを狙うのが最適解」って言い続けてる。 https://t.co/MMCEPeaAca
— ヨッピー (@yoppymodel) September 23, 2020
何故こういう主張をしているかと言いますと、ITエンジニアの方々にはだいたい、以下のような傾向があるからです。
食いっぱぐれの無さ
ITエンジニアが売り手市場というのはずーっと言われている事なのですが、ここに来て拍車がかかってきて「マジ本気でまっっったく採用出来ない」みたいな話をあちこちから聞きます。某社の採用担当が「どうしたら良いんですか」みたいな事を言ってきたので「僕に言われても知らんがな」と無視してウーロンハイを飲み干しました。
「採用出来ない」という事はつまり、競うように待遇が良くなるのが市場原理というやつでして、友達から「転職する度に200万ずつ年収があがった」みたいな話も聞きます。僕に半分くらい分けてほしい。
最近はGoogleやAmazonといったいわゆるビッグテック企業がリストラを発表した事もあって若干競争が落ち着いてくる可能性はありますが、長期的な需要が落ちる事は当分無いでしょう。つまりITエンジニアであれば仮に仕事を辞めたって「なかなか次の仕事が見つからない……!」みたいな状況に陥る可能性がひくい!これは男女問わずそうでしょう。
ITエンジニアを獲得するために1人あたりン百万円の採用コストをかけてる、みたいな話もあるので、転職をお考えのITエンジニアの皆さん、ぜひ僕にご連絡ください。そしてマージンを中抜きさせてください。そしてその抜いたお金で、ちょっとだけお馬さんのかけっこ的な?順番を予想して?当たったらたくさんお金が戻ってくる?そういう、いい感じのお楽しみ券を思う存分買わせてください。
転勤の少なさ
そして家族の敵と言っても良いアレ。転勤です。大手商社や金融機関勤めなど、収入面ではITエンジニアに引けをとらないような仕事も世の中にはあるわけですが、高収入が期待できる職場で働く人にはだいたい転勤がつきものです。
急な辞令が出て一撃で国内外に飛ばされる、なんて事例もあるわけで、子どもが居たら転校も絡んで来るのでめっちゃ大変です。子どもがまだ小さいのに単身赴任で一人暮らしするハメになる事もある。
僕はかつて商社で働いていたのですが、当時の上司は家族を地方に残して単身赴任で東京に来ており、その奥さんから上司宛に届いた「あなたが居ない方が、子供たちがのびのび暮らしてる」というメールの文面を僕に見せながら泣いていました。「単身赴任のせいで家庭がめちゃくちゃだ」みたいな事を言ってました。でもそれは単身赴任というより日頃の行いが悪いからだと思う。ちなみに僕だって新卒で入って7年働いた商社を辞めたのはこの「転勤」が嫌だったからです。転勤の辞令が出てすぐ辞めたもの。
僕としては夫婦共働きが主流になってる昨今で、この強制転勤という制度がまだ生きてる事自体謎だなあと思っているのですが、大手中小問わずIT企業は東京に集中しがちなので、そこで働くITエンジニアにおいてはそもそも転勤が少ないです。転職したって東京⇔東京というケースがほとんどでしょうし、あったとしても大阪や福岡など国内の大都市圏でしょう。インフラ、建設業みたいに、担当する現場によっては「村民よりイノシシの方が数が多い」みたいな場所で暮らすハメになることを思えばITエンジニアが転勤でよくわからん土地に飛ばされる可能性はかなり低いはずです。
「年収1000万以上稼いでる人が良いニョロ~!そんで夫婦2馬力で年間2,000万稼いでタワマン住むニョロロ~~!」みたいなテンションで婚活し、首尾よく稼ぎの良い人を捕まえたとしても、都内タワマンどころか転勤で飛ばされて右も左もわかんない土地の中古物件(築40年)に住み、村唯一の飲食店(食堂)は18時閉店、最寄りのローソンは車で10分、玄関開けたら2秒でムカデ!みたいな事になるケースもありえます。
いやマジで!
もちろん、僕だって田舎は好きだし、そういう暮らし自体を否定するつもりは無いんですけど、タワマンに住みたい人がそういう暮らしを強いられるのは明らかにミスマッチなので避けたいところでしょう。転勤についていくなら自分のキャリアだって棒に振ります。「お互い1,000万稼いで夫婦で2,000万」みたいな想定は士業など自営業だったり、お互い転勤の可能性が少ない状態じゃないとなかなか成立しづらいのではないでしょうか。
それにコロナ禍でリモートワークが普及し、前述の売り手市場もあってITエンジニアに関してはリモートワーク可とする企業が多数を占めるため、家族全員が転勤に振り回される、みたいな状況に陥る可能性は他の職種に比べると極めて低い!
奔放な人が(比較的)少ない
そしてITエンジニアの方の多くが理系男子でインドア派、語弊を恐れずに言えば陰キャがめちゃめちゃ多いので、浮気だなんだとあれこれ詮索する必要も無し!
もちろんITエンジニアの中にも暴走機関車、剣豪、率直に言えばヤリのチンと言いますか、
夜のコリドー街で暴れ倒している人だって居るんだろうとは思うのですが、商社金融広告など、他のそこそこお金を持ってそうなクラスタの方々と比べれば奔放な人が混ざる割合は相当低いのではないかと思っております。
ただし、その分だけエスコート能力というか、女性とデートする時のセオリーをまるで理解してない、短パンで公園を走り回る男子小学生くらいのメンタルの人も多いのでその辺は多少目を瞑ると良いのではないかと思います。「オレが作った泥ダンゴ見る!?」みたいなテンションでガンダムのプラモデルを見せて来たとしても笑ってスルーしてあげてください。男子小学生にエスコート能力を期待してはいけないのです。
他にも、「感情ではなく理屈派」みたいな傾向だってあるでしょうし、ITエンジニアの典型的イメージとしては「逃げ恥」で星野源さんが演じた主人公が近いのかな、などと思うのですが、ああいう男性を魅力的に捉える女性はたくさんいるのではないでしょうか。そういった諸々の点を踏まえて「結婚するならITエンジニアが良いんじゃない?」と常々発信している次第です。
ただそういう人たちは家でひたすらエーペックスとかやってて婚活市場にぜんぜん出て来ないのが問題ではあるんですけど。
前置きが長くなってしまいました。
そんな事を考えていた僕に子どもが生まれ、実際に子育てをしているうち、「子育ても、ひょっとしてITエンジニアが向いてるのでは?」と思うことがたくさん出てきました。僕は過去にITエンジニアの人達をたくさん取材してきてますし、友達にもたくさんいるのでなんとなくその生態を知っているつもりなんですけど、ITエンジニアの仕事領域と育児って、けっこう重なる部分が多いなと思うからです。その点について今日は話したいと思います。本当に前置きが長いけど。
最新の情報をキャッチアップしなければいけないのはITも育児も同じ
ひとつめは「情報感度の高さが重要」という部分です。最近は「ベビーテック」という言葉も出てきておりまして、テクノロジーで育児にまつわるアレコレを解決するぞ、みたいな話なのですが、便利な育児グッズがたくさん出てきております。例えばこれ。
これは赤ちゃんを寝かせる時に背中の下に敷くセンサーです。
赤ちゃんが生まれたての頃って、新生児突然死症候群というリスクがあるので親としてはちゃんと呼吸してるかどうかがめちゃ心配なんですよ。そのくせ赤ちゃんって小さくてあんまり動かないので、「あれ!?生きてる!?」って心配になって夜中何度も起きては呼吸を確認して~というのをやりがちなのですが、このセンサーは赤ちゃんの呼吸など小さい動きを感知してくれ、呼吸が止まるなど異常を検知した時にアラームが鳴るという仕組み。
このおかげで親は夜中に何度も呼吸を確認したり心配せずに済む、という製品であります。便利~!
そして最新の見守りカメラではAIによる画像解析を駆使して、赤ちゃんがうつぶせになっていたり顔にタオルがかかったり泣いたりするとスマホに通知が飛ぶようになっていたりします。これがあるおかげで、赤ちゃんが寝ている間、防水スマホをお風呂に持ち込んで遠隔監視しつつ、自分はゆっくりお風呂に入る事も出来ます。もちろん泣いたらすぐにわかります。
更には「みてね」や「ぴよログ」といった便利なアプリもありますし、TwitterやLINEのグループチャットなど、ネット上には子育て世帯が相互に相談したりできるコミュニティもあります。
あとはiotデバイスを駆使して家中の家電を声で操作できるようにしたりするなど、我が家では「ITのおかげで便利な世の中になったな~」なんて言ってるのですが、こういう育児ガジェットの類って普段インターネットやらない方々は存在すら知らなかったりするんですよね。
先ほど言った通り、僕は割とITと親和性の高い業界にいるのでこの辺の情報は入って来るのですが、地元で親の稼業を引き継いで工務店やってる、みたいな友達が「育児が大変で~」みたいな事を言うので「アレ使ってる?コレは?」みたいなノリでその話をすると「なにそれ」って言われてびっくりしました。この辺のITリテラシーの高低は育児をこなす上でけっこう大きな差になるのではないかと思っています。
根性論より効率重視
「怠慢」と聞くとあまり良い意味の言葉ではないように思われますが、ITエンジニアにとって「怠慢」は美徳とされています。要するにあれこれ面倒臭がって「もっと効率よくならんのかいな」と試行錯誤する資質こそ重要、というわけです。
これも「あー、子育てと同じだわー」と思ったのです。
子どもが爆誕した直後の新生児期、帝王切開だったので奥さんはあまり動けませんし、「奥さんにはゆっくり寝てもらおう」という事で夜間の育児を僕が一か月間まるっと担当しました。つまり夜22時から翌朝8時くらいの間、授乳とオムツ交換、泣いた時にあやしたりといった作業をまるっと僕が請け負ったのです。まーこれが面倒臭いのなんの。
「授乳」と言っても僕から母乳がスポーンと出るような便利な体にはなっていないので、冷凍してある搾乳した母乳を使うのですが、時間が来たらキッチンに行って母乳を冷凍庫から取り出して湯煎してあたためて、それを寝室に持って行って赤ちゃんに飲ませたらまたキッチンに戻ってきて哺乳瓶を洗って消毒して寝室に戻る……、みたいな作業を夜中に何度も繰り返してると温厚で知られた僕も完全にブチ切れましてね。夜中に「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」の音楽を爆音で鳴らして踊り狂ってやろうかと思いました。
そして僕は「こんなもんやってられるか!」と即座に小さい冷蔵庫をレンタルして寝室にドカンと設置し、哺乳瓶や搾乳機も大量購入。湯煎は枕元に据え付けた電気ポットのお湯を使い、哺乳瓶は順番に使って朝まとめて洗って消毒する、みたいな工程に変えました。そしたら寝室から一切出なくて済むので自分も赤ちゃんの横でまあまあ寝られる、みたいな寸法です。
新生児期の親の睡眠不足は割とどうしようもないというか、「この苦労を乗り越える事で親になるんや……!」みたいな、僕から言わせれば根性論的な人もけっこういる(特に上の世代に)んですけど、「しなくて良い苦労は一切したくない」がモットーの僕はこんな感じで何かにつけて効率を追求したのであります。
なので家事の動線もかなり見直しましたし、便利なサービスや家電なんかはホイホイ導入したので面倒事はかなり少ないです。離乳食もレトルトをフル活用!
「手作りだと愛情が伝わる~」みたいな意見の人もいらっしゃると思いますし、その辺を否定するつもりは無いのですが、家事に追われてピリピリするくらいならある程度余裕を持って親もご機嫌にしてる方が子供にとって良いでしょ、みたいな考え方であります。こういう風に、タスク全体を見てボトルネックになってるものを見つけ、それを今あるリソースを使いながら効率的に組み立てなおす、みたいなのもやっぱりITエンジニアの領域とかぶる部分が大きいのではないかと。
育休の取りやすさ
そして育休の取りやすさです。このエントリを書くにあたって育児中のITエンジニアの友達にあれこれ聞いてまわったのですが、6人中6人、100パーの割合で一か月以上育休取ってました。
男性の育休って増えてるとは言え、2022年厚労省のデータによると取得率約14%と決して高い数字ではありません。会社・業界によっては育休の取得に理解の無い職場も多いでしょう。
しかしながら、IT業界はそもそも育休取得率が他の業界に比べて高いですし、何度も書いている通りITエンジニアは売り手市場なので育休もだいぶ取りやすいはずです。「俺、ITエンジニアなのにあんま給料良くないし育休も取れそうに無いんだけど……」みたいな人はマジで転職した方が良いと思います。そしてその際はぜひ僕にご連絡を……(二度目)
本当にこれは言っておきたいのですが、ITエンジニアじゃなくたって男性側も最低1ヵ月は育休を取りましょう。取得率14%とか言ってる場合じゃないです。帝王切開での出産となると母体が大ダメージを受けてまともに動けなくなりますし、そうなると平均一か月前後は安静にする必要があるので、その体で手のかかる新生児の面倒まで見させるのはほぼ虐待です。そして悪いことに、帝王切開になるかどうかはお産がはじまってみないとわからないのです。
つまり、普通分娩のつもりで育休を最低限しか取っていなかったのに帝王切開になってしまったらそのカバーが出来なくなります。職場だって5日間の休暇をあげたつもりが直前に「やっぱり一か月休みます」ってなったら引き継ぎその他で混乱するでしょう。それならもう最初から最低一か月は取っておいた方が良いです。仕事の関係、職場の無理解などでどうしても取れない場合は親族を頼ったりお金にモノを言わせて家事代行さんを使いまくったり、何かしら手を打っておかないと詰みます。
そもそも普通分娩でも出産直後からあれこれ活動するのは相当しんどいです。
出来れば育休を取って、全力で子育てしてください。
あとはリモートワークだから保育園の送り迎えや急な呼び出しにも対応しやすいとか、感情的に怒鳴るようなタイプが少なそうとか、色々な要因も含めて「育児もITエンジニアが向いているのでは?」と思った次第です。
まとめると、
・そもそも収入が高め
・仕事の食いっぱぐれもあんまりない
・転勤も少ない
・余計な心配をせずに済む
・育休も取りやすい
・リモート体制でフレキシブルに対応出来る
という感じで、特に「収入の高さ」と「育休の取りやすさ」って割とバーター関係になりがち(高収入な人ほど激務で育休も取りづらい)な中で、こういう特徴を持ったITエンジニアっていうのはけっこう特殊な存在なのかなと思っており、「結婚するならITエンジニアが良いよ」という僕の主張はあながち間違っていないと自画自賛しているわけですが、「そういう人達は家でエーペックスやってて婚活市場に出て来ない」という部分以外にももうひとつ、気を付けるべきポイントがあります。
金銭感覚が完全に狂ってる人たちたくさんいることです。
独身でそれほど遊び歩かないのに収入が多い、つまり毎月毎月お金が余るわけでして、そのお金をとんでもない勢いで趣味にブッ込む連中が相当いるのでそれだけは本当に注意してください。
僕の知り合いのITエンジニアは自転車沼にハマって100万の自転車を100万かけて改造し、大喜びで毎日乗っていたら2週間でパクられて泣いていました。他にもVTuberに引くほどスパチャ投げたり、ソシャゲに鬼課金したりしてる連中もいます。
なので「趣味?ゲームです」って言われたらすかさず「Switch?PS?Steam?それともスマホ?」って聞いてください。Switch、PS、Steam程度ならお金を使うにしても限界がありますが、「スマホ」って返答が返ってきたら廃課金してる可能性が急浮上、しかも青天井です。くれぐれもご注意を……!
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