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こんにちは!
今回はワーママはるさんの著書である「24時間を自由に使えないすべての人へ やめる時間術」の要約および感想を書きたいと思います。
参考 「やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ (著)尾石晴Amazon.co.jp
この本を読んで欲しいのはこんな人!
「やるべきこと」が毎日多すぎて、「やりたいこと」に時間を割けない人。また、そもそも「やりたいこと」が何かを考える余裕もない人。それでもそんな生活を変えたいと思っている人におすすめです。
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3つのポイント
「24時間を自由に使えないすべての人へ やめる時間術」の要点を3つご紹介します。
要点1:時間の見える化
時間がない人は、自分が何に時間を使ったか把握できていない。「時間の見える化」をして自分の時間の使い方をまずは把握しよう。
要点2:タイムパフォーマンスの向上術
時間の使い方の質を上げよう。自分のゴールデンタイムを把握し、効率的に時間を使えるようになろう。タイムパフォーマンスがいい時間を過ごすことは自己効力感向上にも繋がる。
要点3:時間の引き算と足し算
「時間の使い方」は、その人の人生そのもの、生き方、価値観を表すもの。自分にとって優先度の低い「やりたくない」時間を引き、「やりたい」時間を足し算することで、豊かな人生を送ることができる。
筆者はどんな人?
筆者の尾石晴さん(ワーママはるさん)は、外資系メーカーに16年勤務した後、2020年4月に会社員を卒業してサバティカルタイムを過ごしています。会社員として働いている時期からヨガのインストラクター資格取得、発信業(note、Voicy、Twitter、ブログ等)、不動産投資などの複業を開始しています。二児の母。
筆者は、第一子育休明けに仕事復帰したとき、時間がない生活に突入したと言います。仕事家事育児…「やること、やらなければいけないことが多すぎるために時間がない」と考えていたそうです。
アマンダ
そこから時間の使い方を見直した結果、筆者はフルタイム会社員・2人の子持ち・ワンオペ育児でありながら時間を生み出すことに成功したといいます。
時間の見える化をする
まずは現状把握から。
私たちの24時間は次の3つの時間で成り立っています。
・生活時間(睡眠、食事、入浴、排泄など生きているだけで必要な時間)
・ルーチン時間(社会的に拘束される時間、仕事、家事、送迎など)
・自分時間(自由選択時間、余暇)時間の使い方で、まず「見える化」からする理由は、自分が使っている時間を「生活時間」「ルーチン時間」「自分時間」の3つに分解し、明確に数字で把握しないと、現状が見えない。要は、何から手をつけたらいいのかわからないからです。
(「24時間を自由に使えないすべての人へ やめる時間術」より一部引用)
このうち、「自分時間」が少ない時、私たちは「時間がない!」と強く感じる、という記載に強く共感。確かに、ひとりになりたいと思うときやストレスが溜まるのはこの「自分時間」が少ないときです。
細かい時間の見える化作業の方法は本を参照いただけたらと思いますが、記憶ベースで書き出すのではなく、ノートに実際に記録していき、最後に使った時間に◯△×で評価することを本の中では勧めています。◯が多いほど充実した時間を過ごせている証拠です。
アマンダ
時間の使い方の質を上げるには
時間の見える化の作業により、使っている時間の「量」を把握した後は、「質」について考えます。
人間の意志力や思考力は、起床してから時間が過ぎるにつれて低下していきます。
実際に、人間の脳にとって1日でもっとも生産性の高い「ゴールデンタイム」は、起床後3〜4時間と言われています。もっとも大事な仕事を午前中に持ってくるべきです。
(「24時間を自由に使えないすべての人へ やめる時間術」より一部引用)
「ゴールデンタイム」を大事な仕事に充てようという考え方です。
そして、衝動的に何かをやってしまいがちなタイプは、「瞬間目線」と「つながり目線」を持つことも心掛けた方が良いでしょう。
「衝動」に使う時間は単なる消費になってしまうことが多く、将来に繋がる時間にはなりにくいですし、それを続けていると、本当にやりたい「行動」の時間がなくなってしまいます。
〜中略〜
どうやって「今の瞬間と未来のつながり」を感じられるようにしたのか。ポイントは、1日・1年後・10年後の「3つの眼」を持つことです。この3つの眼を使って「この時間は1日が終わった時に満足がいく時間か?1年後は?10年後は?」と自分に聞いてみるのです。
(「24時間を自由に使えないすべての人へ やめる時間術」より一部引用)
今、わたしたちが本当にやるべきなのは、自己連続性のある、将来に繋がる時間を使うことです。
アマンダ
その他にも、タイムパフォーマンスを高めるコツがいくつか本の中では紹介されていました。例えば、ルーチン時間こそエフォートレスにすること。スティーブ・ジョブズが毎日同じコーディネートで過ごしていたのは有名な話ですね。わたしたち働く子持ち家庭では、夕飯の献立や週末の過ごし方などもこれで省エネを図ることができるかもしれません。
タイムパフォーマンスがいい時間が過ごせると、短い時間でも「自己効力感」が生まれます。タイムパフォーマンスがいい時間を過ごせるよう、目指したいですね。
価値観を見直す引き算、人生を豊かにする足し算
まずは時間の引き算の考え方について。
「時間の引き算」とは、自分の人生の優先度に基づいて、優先度の低いものにかける時間をやめることです。この時に大事になるのは「自分の価値観」です。
この価値観を明確にするために、時間に対する「マイものさし」を持ちましょう。ものさし1「投資・消費・浪費」
時間を「未来のために使うもの」「今使うべきもの」「無駄使いになっているもの」、この3つに分ける癖をつけます。ものさし2「自分の時給」
自分の時給を基準に「使う時間」の価値を図る方法です。〜中略〜「家事をしてもらうだけなのにもったいないなー」と家事代行の依頼を躊躇する時も、依頼する金額が自分の時給より低いのであれば、自分は仕事をしたり、自分の時給を上げるための投資の時間に充てたほうがいいのです。ものさし3「コントロール可能か不可能か」
自分ではどうにもならないこコントロールできないことに、貴重な思考の時間を割くべきではありません。〜中略〜時間の引き算においても、自分がコントロールできることとできないことに分けることは重要です。自分にコントロール権がないものに使っている時間はどんどん引いていきましょう。
(「24時間を自由に使えないすべての人へ やめる時間術」より一部抜粋・引用)
本の中では、引き算の具体的な方法も詳しく書かれていたのでぜひご覧ください。
アマンダ
最後に、「時間の足し算」について。
「時間の足し算」は人生の「点打ち」です。私たちの毎日の行動やそれに使った時間は、人生という長い道に1つずつ点を打っているのと同じです。
その点はいつか線になるかもしれないし、ならないかもしれない。しかし、点を打たない限りは線になることは絶対にないのです。
(「24時間を自由に使えないすべての人へ やめる時間術」より一部抜粋・引用)
自分の人生にとって優先順位の低い時間を引き算し、ワクワクするような「点打ち」の時間を増やしていきたいですね。
本を読んでやってみた!
わが家は3歳の息子、夫、わたしの3人家族。夫の帰りが遅く、平日夜は時短勤務で働くわたしのワンオペです。幼児持ち家庭の皆さんであれば気持ちを理解してくださるかと思いますが、この時間がツラい。
保育園へのお迎えにダッシュして、急いでご飯、お風呂、寝かしつけと怒涛の時間を過ごします。まさに「やるべきことが多すぎてやりたいことができない」と思っていました。
そこで、本の「時間の引き算」の項目を熟読し「やりたくないことリスト」を作り、「時間の引き算」に取り組み始めました。わたしが作った「やりたくないことリスト」は以下のもの。
- 通勤コーディネートをえらぶ
- 洗濯物をたたむ
- 洗濯物をしまう
- 子どもの洋服の管理
まず「通勤コーディネートをえらぶ」作業。
独身時代は楽しかったこの作業も、今はなるべく効率化したい時間となりました。そこで、通勤用コーディネートを3組作り、それを制服のように順番に着ることにしました。出勤頻度が週に1回ほどなのでそれで十分事足ります。服の量も減り、管理の手間も削減されました!
次に、洗濯物をたたんでしまう作業。洗濯物を洗う・干す行為は好きですが、片付ける作業が好きになれずリストアップしていました。
そこで、リビングに家族分のかごを用意して、ベランダから洗濯物を取り込んだらそのままかごに放り込む方式に変更。子どもはかごから直接取って自分で着替えをしてくれますし、親は各自手があいた時に自分でしまうようにしたため手間が削減されました。
そして最後に子どもの洋服の管理について。本の中では筆者の洋服の管理法が紹介されていたのですが1シーズン「子どもの服は上下5着ずつしか持たない」と書かれていて驚き。
お下がりを友人・親戚からもらう機会が多いことから、一時期わが家には子どもの服が1シーズンで30着ほどあったことがありました。いざ着せようとすると季節やサイズが合わなかったり、欲しい服が見つからずに探したりと時間を無駄にしていた自覚がありました。
必要以上にもらいすぎてしまう原因は、総量を把握できていないため。子どもの洋服を保管する場所を決め、そこに入る量しか持たないと決めました。一度徹底的に子ども服を整理し、数量を把握するとそこからは1つ手放したら1つ購入するルールにしたことで、子ども服の適量を維持できるようになりました。
タイムパフォーマンスがいい時間を過ごせると自己効力感が生まれる、という筆者の言葉を実感しています。全員に平等に与えられた24時間をどう使うかは自分次第。自分にとって価値あるものに時間を使えるよう、時間の引き算の技術をさらに磨いていきたいです。
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