ともに在宅勤務に!フリーランス妻VS正社員夫、家事負担を調整した結末とは

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こんにちは。正社員の夫とひとり息子を持つ、フリーライターのしのむ(@shinomu_Bd)です。

新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年3月ごろから主人がフル在宅勤務になり、家族全員の生活リズムに大きな変化が出ました。

今回はフリーランス妻と正社員夫がともに在宅勤務になった場合、お互いが健康的に平和に過ごすための大切なコツを、実体験をもとにお伝えします。

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正社員夫が在宅勤務になって変わったこと(朝の時間編)

新型コロナウイルス感染症の影響によって、正社員夫が在宅勤務となりました。

大きく変化したのは「通勤時間」です。

自宅で仕事をするわけですから、通勤時間がゼロになりました。

そこで正社員夫がやったことは「睡眠時間を延ばす」ことでした。つまり朝の通勤時間をほぼ、睡眠時間に当てたわけです。

フリーランス妻にとっては、もともと朝食の支度を自分で好きなようにやっていた正社員夫が出勤しようが在宅にいようが、朝やることに変化がなかったため、正社員夫が朝ゆっくり寝ていても、特に不満はありませんでした。

しのむ

通勤時間が減って(ゆっくり寝られるようになって)良かったね

正社員夫が在宅勤務になって変わったこと(仕事の時間編)

正社員夫が在宅勤務になったことで、フリーランス妻は必然的に正社員夫のタイムスケジュールに合わせた生活を求められました。

なぜなら正社員の仕事をすべき日中の時間はすでに会社の指揮下にあるため、家庭の事情などおもんぱかってはくれないからです。

合わせられる方が、合わせることになりました。

そこでフリーランス妻の不満が溜まるシーンが増えだします。

朝は始業時間の30分前まで正社員夫が寝ているため、掃除機をかけることができません。朝、シャワーをする習慣がある正社員夫のために洗濯も当然、できないのです。

フリーランス妻は月額契約制の交換モップサービスを契約し、音を出さずに掃除をする方法を編み出し(?)ます。そこでやや不満は軽減されました。

さらにフリーランス妻は、正社員夫の昼休みの時間にあわせて昼食を準備しなければなりません。

正社員夫が出勤すれば、フリーランス妻は昼ごはんを食べようが食べまいが、テキトーに済まそうがファミレスで仕事をしつつ昼食まで済ませようが、自由気ままでいられたのに、です。

わりと整った昼食を準備しなければならなくなりました。自らの仕事に当てられていた時間を削って! 白いごはんと魚か肉のおかず、副菜を一品、あれば味噌汁などの椀物を。

うちの主人は割と寛容なほうで「昼食は軽めでいい」などと言う人ですが、それでも!

人のスケジュールに合わせて人のための食事を作ることのストレスたるや、大きすぎる、という言葉では言い表せないくらい負荷が高いものでした(私には)。

とはいえ、一家の大黒柱である正社員夫の収入が我が家という家庭、家族を支えている事実を、揺らがすわけにはいきません。

粛々と自らの仕事時間を削り、昼食の支度をしていました。

ところが……。

長引く新型コロナウイルス感染症の影響、外出自粛、小学校に入学するはずだった息子の晴れやかなイベントが延期される日々、というあらゆるストレスにさらされる日々が続いたために、フリーランス妻は不眠の症状を発症し、家族にそのストレスをぶつけるようになってしまったのです。

しのむ

私の仕事時間は減ったのに、正社員夫は変わらず仕事できてうらやましい!

正社員夫が在宅勤務になって変わったこと(家族の体調編)

実はフリーランス妻は、体調不良の原因を不眠だと認識していませんでした。日々眠れていないことを自覚していなかったのです。

ささいなことで家族に大声をあげる日が続いていたとき、正社員夫が言います。

「君は眠れていないよ? 自分の状態をわかっている?」

と。

「そんなわけない。更年期の症状だ」

とフリーランス妻は反論するも、

「自分が午前2時ごろ寝るときも、ときどき夜中に目が覚めたときも君はいつも起きていて、スマホを見ている。それで午前6時には起きているだろう。午前2時以降も起きているだろうから、睡眠時間が足りないのは明らかで、体調不良の原因も睡眠不足だ」

と断言したのです。

正社員夫

眠れていないの、気づいてる?

正社員夫が在宅勤務になって変わったこと(家事の担当編)

その言葉をきっかけにフリーランス妻は心療内科を受診しました。

専門家から見ると症状は軽かったようで寝つきをよくする薬を処方される程度で済みました。

受診と前後して家事の担当が自然に変化していきます。

眠れる時に寝たほうがいい、という考えか気遣いか、土日の朝は息子に対して「父を起こすように」との声かけをして、息子の朝食を作ってくれるようになりました。さらにもともと料理が得意だったこともあり、土日のすべての家族の食事を正社員夫が作ってくれることに!

「料理は気分転換になるから」

だそうです。

加えて正社員夫が、子どもの家庭学習の面倒を見てくれるようになります。

「オレ教えるの得意だから」

とのこと。

やや言い方が気になるものの「できるほうがやったほうがいい」という考え方には賛成です。

昼食作りという家事が増えたことで減った仕事をする時間は、家庭学習をみる時間がなくなったことで少しリカバリできるようにもなりました。

入眠剤を処方されたことと、正社員夫の的確な判断によって家事の担当が調整されたことにより、フリーランス妻の体調は次第に回復していきました。

もちろん物理的な負担が減ったことよりも、正社員夫がフリーランス妻の現状を理解し寄り添ってくれたことが体調の回復に大きく寄与したことは明らかです。

正社員夫にフリーランス妻は合わさざるを得ない。だからこそ

フリーランスの魅力のひとつは、自由な働き方ができることです。

しかしだからこそ、臨機応変に対応しなくてはいけなくなるのです。それは仕方のないことでもあります。だって自由なのですから。

正社員は自分が働く時間を、すでに会社に「売り渡している」状態です。臨機応変さとは遠い存在と言えます。何せ働く場所も自分では選べないのです。

ただもし今回のようにレアな事態が発生し、正社員の働き方が変化して心身ともに余裕が出たのなら、負担が増えたフリーランスに「寄り添う」方向性があってもいいのかな、とおもいます。

夫婦のうち、片方だけの負担が増えた状態で「家事負担は変えない」ことは、不公平といえるでしょう。

フリーランス妻も増えた負担をそのまま正社員夫に丸投げしたわけではありません。掃除の仕方を工夫するなどできることはやりました。

それでもなお、体調が悪くなってしまったのです。

変化した妻の体調を見逃さず、対応してくれた正社員夫には感謝しています。

うちの正社員夫のように「料理は気分転換」みたいなことができなくてもいいんです。

たとえ料理ができなくても、子どもの宿題を見てくれるとか、仕事が終わったら遊び相手になってくれるとかでいいんです。

妻が食事を作る気力や体力すらなくしてしまっていたら「弁当買ってこようか」と財布を出してくれてもいい。

そんなささいなことで、いいんです。

負担が少ない(減った)ほうが「できること」を探してやってもらいたい。

心療内科を受診する事態にまで自分自身と家族を追い詰めてしまったフリーランス妻から、世の中の共働きご夫婦に向けて、切なるお願いです。

家事の分担をキッチリ決めるのではなく、お互いが「できること」を探し「得意なこと」を生かして日々の家事や仕事を消化していくことが、家庭と仕事がうまく回る方法のひとつである、と経験から学びました。

くれぐれも夫婦の片方が忙しく作業している間、片方はソファに横になってスマホを見ているという事態が起こらないよう、お願いします。


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