自分の市場価値を高めたい時に最も大事なのは努力ではなくポジショニング

こんにちは!しぶたく(@shibutaku_024)です。

普段は、Twitterで【子育て × 働き方】をテーマにツイートしています。

そういう発信をしている事もありワーママさん・ワーパパさんとお話する機会が多いのですが、働く時間をセーブしているからかご自分の『市場価値』に不安を感じている方が多いです。

僕自身も20代の頃は不安を感じて色々試行錯誤していましたが、ある時に市場価値の高め方のセオリー的なものがある事に気が付きました。

それまで一生懸命していた試行錯誤がズレた努力だった事はとても悲しかったですが、途中で気付けて良かったなとも思っているのでその内容をシェアします。

効率的に市場価値を高める裏技的な話ではなく、どちらかと言うと王道的な市場価値の高め方なんですが、案外意識している人が少ない内容なので是非ご覧ください。

※この記事の感想などをご自身のブログで紹介してくれた場合、僕のTwitterアカウントで拡散させて頂きますのでTwitterのDMにご連絡ください!

そもそも市場価値って何?診断できるようなものなの?

さて、さっそくですが転職における市場価値とは何者なのでしょうか?

色んな解釈がありそうですが、この記事では以下と定義します。

自分のスキルや技術が求人企業からどれだけ必要とされ評価されるか

これだけだとピンと来ない方も多いと想像されるので、ITエンジニアを例にもう少し深堀りします。

今の世の中は様々な業界でIT技術が活用されているため、IT企業以外でもITエンジニアを必要としていますよね。しかしながら、経済産業省のレポートにも記載の通りITエンジニアの数は多くありません。

そうすると、採用したい企業は非常に多いのにITエンジニアの数が少ないという需給バランスが崩れた状態になり、求人数 >>> エンジニア数となってしまうためITエンジニアの市場価値は高くなります。

逆にブラウン管テレビのエンジニアを想像してください。

例えば世界一の技術力を持つブラウン管テレビのエンジニアがいたとします。世界一の技術を持っているにも関わらず今の世の中でブラウン管テレビを作っているメーカーがないため採用したい企業が1社もありません。

そうなると、世界一の技術力を持つエンジニアでさえ市場価値が低いということになってしまいます。

上記は少々極端な例ですが、どんな業界で働くかどんな職種の仕事をするかは市場価値を決める大きなファクターになる事が理解頂けると思います。

まとめると市場価値は転職市場の需給バランスで決まるので、多くの求人企業が求めるスキルや技術を保有している人の市場価値が高くなりやすく、採用したい企業が少ない領域で高いスキルや技術を持っていたとしても市場価値は高くならないという事です。

こんな話をすると自分の市場価値は高いの?低いの?と気になる方も多いと思いますが、今は便利な世の中で『ミイダス』などの診断サイトを利用すれば簡単に調べることが出来ます。

もちろん正確に市場価値を把握されたい場合は、転職活動をしてみたり転職エージェントと面談したほうが良いですが、ざっくりとした傾向はミイダスなどの診断サイトで十分に掴めると思います。

市場価値を高めたい時に最も大事なのは努力ではなくポジショニング

市場価値を高めたいと言って努力されている方は多いですが、多くの方が今やってる仕事の延長線上の範囲で努力されている印象です。

でも市場価値を高めたい人がまずやるべきは以下だと考えています。

自分がいる領域を客観視して、そのままの領域で努力するか別の領域で努力するかを見極めること

客観視する時にまず見て頂きたいのが、業界毎・職種毎の有効求人倍率のデータです。

引用 : DODA転職求人倍率レポート(2020年10月)

このデータは転職サイトDODAが毎月出している職種毎の有効求人倍率ですが、最高倍率の技術系(IT・通信)は【6.64倍】で最低倍率の事務・アシスタント系は【0.16倍】となっていて大きく差が開いています。

【6.64倍】と【0.16倍】の領域だと同じ努力量でも結果が大きく変わってきます。

極端な表現ですが、技術力が高くないITエンジニアと事務職の超エキスパートの2人だとITエンジニアのほうが転職しやすいという事が起きてしまうのです。

どうせ努力するなら有効求人倍率が高い領域で勝負したほうが結果が出やすいのは明白ですよね。

ただし、仕事には【向き】【不向き】や【好き】【嫌い】という要素もあるので、必ずしも有効求人倍率が高い領域を選べば市場価値が高まるというわけではありません。

仮に有効求人倍率が高い領域でも、物凄く苦手な領域を選でしまうとなかなか成果が出せず評価されないということも考えられます。

まとめると、【得意】とか【好き】という観点も仕事選びには重要なので、有効求人倍率が高くてさらに【得意】【好き】な領域を選べぶのがベストだと思います。

この領域選びのことを僕は『ポジショニング』と言っていて、市場価値を高めたい時にまず何よりも先にやるべき事だと考えています。

市場価値が高くなれば、それだけで幸せになれるわけではない

そして最後にお伝えしておきたいのが、市場価値が高まれば必ず幸せになれるというわけではないという事です。

今の世は市場価値至上主義みたいな風潮があって、市場価値を高めること自体が目的になっている方もいるようですが、それは危険だと個人的には考えています。

市場価値が高まると仕事が安定したり収入が増えたりともちろん良い面もありますが、仕事はそれが全てではありません。

どんなに市場価値が高くなったとしても毎日苦痛を感じながら仕事をして幸せだと感じる人はいないですよね?

仕事における幸福度は、

・職場での人間関係
・仕事内容
・仕事を通して身につくスキル
・報酬
・働く時間や場所
・福利厚生

などの複合的な要素で決まりますが、市場価値はその1つの要素に過ぎません。

なので、市場価値は重要ではあるけれど全てではないので、毎日ご機嫌に働けるようバランスを取る事が大切だと考えています。

長くなりましたが、この記事が市場価値に悩む方の何かしら参考になれば幸いです。

最後にお知らせです。このブログを読んでくれてる多くの読者からリクエストがあり、ワーママ・ワーパパにおすすめの転職エージェントまとめ記事を書きました。興味がある方は、是非読んでみてください。また、この記事はキャリアに悩むご友人へのシェアも歓迎です。
時短ワーママとワーパパにおすすめの転職エージェント・転職サイトまとめ