新卒の頃に知っておきたかった市場価値を高めるために大事な4つ考え方

こんにちは!しぶたく(@shibutaku_024)です。

今日は『市場価値を高める考え方』というテーマで書いていきます。

思い返すと20代の頃の自分は常にこんな不安と葛藤していた気がします。

自分の市場価値って高いの?低いの?

今の仕事を続けてて自分の市場価値は上がっていくのだろうか…

どんな経験を積めば市場価値を高められるんだろう…

こういう不安や葛藤を抱えている方は意外と多いようなので、30代に入ってから自分が試行錯誤の上に見つけた市場価値を高める考え方について解説していきます。

この考え方は各職種における市場価値を高める具体的な方法というより、どんな仕事をしていたとしてもこういうことを意識しておくと市場価値が上がりやすいよ!という内容をまとめたものです。

これらの考え方を知ってする努力と何となくする努力には大きな差が出てしまうので、個人的には新卒の頃に知っておきたかった考え方となります。

なお、この記事は市場価値をテーマに書いておりますが、ご自身の市場価値のイメージがつかないという方も多くいらっしゃると思います。

そういう場合は『ミイダス』で簡単に調べる事ができるので、記事を読み進める前に調べてみると良いかもしれません。

それではさっそく見ていきましょう。

スキルアップすることより成長マーケットに飛び込むほうが大事

市場価値を高めたいと思った時に真っ先に考えるのは『スキルアップ』という方が多いのではないでしょうか?

もちろん市場価値を高めるためにスキルアップは大切ですが、それ以上に成長マーケット(≒求人が増加していく領域)に飛び込むほうが大事だったりします。

成長マーケットでする努力と縮小マーケットでする努力は、仮に同じ努力量だったとしても天と地ほど差が出てしまうからです。

よって、もし市場価値を高めたいと考えているのであれば、今しているお仕事が属するマーケットが成長しそうかどうかを調べてみることをお勧めします。

もし成長に懐疑的なのであれば、業界を変えるキャリアチェンジをするほうが遠回りなようで近道かもしれません。

僕自身、かなり良いタイミングでIT/Web業界に転職しましたが、成長産業の中に身を置くことの大切さを痛感しました。

成長マーケットを選択する大切さについては以前こちらの記事でもまとめましたので、参考にしてみてください。

自分の市場価値を高めたい時に最も大事なのは努力ではなくポジショニング

苦手を克服するより得意を伸ばしたほうが市場価値は上がる

市場価値を高めるために意識している事の1つに【苦手の克服ではなく得意を伸ばす】というのがあります。

そもそも各自の得意分野を持ち寄って成果を最大化するのが会社だったりするので、苦手な事が平均レベルに出来るようになった所で個人の市場価値は上がりませんし、会社の業績も伸びていきません。

20代の頃の自分を振り返ると、今と変わらず、もしかすると今より努力していたかもしれません。しかし、当時は同僚と比較して劣っていると感じる能力の克服のために努力していました。

その結果、極めて特徴のないキャリアになっていき自分の強みがハッキリしないまま30代に突入することになってしまい苦労しました。

しかし、30代前半の転職をきっかけに良い上司に恵まれ自分の得意を自覚する機会があり、その能力開発に力を注いだところ驚くほど周囲の評価が変わり収入も増加していきました。

僕の場合は運が良かったと言わざるを得ませんが、日本的な社会でこの事実に気づき得意を伸ばすにフォーカスするのは案外難しいです。

学校の先生や上司からのフィードバックを思い出すと、出来ていない(≒苦手な)ことへの指摘が8割だと思います。苦手の克服に一生懸命になる方が多いのはそういう日本の教育制度が原因かもしれません。

色々書きましたが何が言いたいかというと、市場価値を高めるためには意識的に【得意を伸ばす】にフォーカスするのが重要ということです。

得意を極めるより得意を掛け算していくことでレア人材を目指す

元リクルートで東京都初の中学校民間人校長になった藤原和博先生という方がいらっしゃり、その方の有名なキャリア理論に、

「3つのキャリアを掛け算して100万分の1の人材になる」
というものがあります。

詳しく知りたい方のために藤原和博先生の記事を貼っておきます。

参考 3つのキャリアを掛け算して100万分の1の人材になる――藤原和博氏が語る人生100年時代の働き方GLOBIS知見録

この理論は要するに同じことを突き詰め続けるのではなく、ある程度のレベルに達したら軸足を別に移してスキルを掛け合わせることでレア人材になったほうが市場価値が高まるよということだと理解しています。

自分はこの考え方がとても好きで自分のキャリアを考える時に意識的に立ち返るようにしています。

僕の最初のキャリアは転職エージェントなので領域的には『営業』とか『HR』に属します。同じ領域に属している方の多くは20代に転職エージェントの仕事に打ち込み、30歳前後で事業会社の人事に転職するというHR領域の中で専門性を高めていくキャリアが主流でした。

僕の場合、周囲の優秀な同僚と同じ道だと勝てる気がしなかったので、プロダクト開発という全く異なる領域に軸足を置いてみることにしました。

その結果、営業や組織のこと(HR)が解ってプロダクト開発も出来るというレアなキャリアになり、自分で言うのはアレですが、キャリアチェンジする前と比較すると随分と市場価値を高める事ができたと自負しています。

市場価値で突き抜けるには夢中になれることを仕事にする

結局、市場価値で突き抜けるためには『夢中になれることを仕事にする』のが1番重要だと思っています。

陸上の元オリンピック選手である為末大さんの自著に『努力は夢中に勝てない』というフレーズがあるのですが、とあるインタビューでこんなことをおっしゃっていました。

外から見ると努力だけれど、本人はただ夢中だったということはよくあります。頑張ることも大事ですが、一方で自分が本当に没頭できるものを探せると、みんなは「頑張らなきゃ」と思ってやっているなか、本人は楽しいと思いながらグングン伸びて行くので、「夢中」は大事だなという感じですね。

自分の周りを見渡しても突き抜けてるなと思う人は例外なく仕事に夢中になっています。

夢中になっている人は意図せず大量の時間を仕事に注ぎ込むし、頭と体をフル回転して試行錯誤するし、好きだから消耗もしません。もはや無敵です。

こういう状態を作ることが出来れば本人の意思とは関係なく努力し続けることになるので例外なく成長します。

自分の過去を振り返っても成長したなと感じるのは一生懸命努力していた時期ではなく、夢中になって仕事に没頭していた時期だったように思います。

なので、コツコツ努力することはもちろん大切ですが、それよりも夢中になれる仕事を探すことのほうが重要だと思っています。

市場価値を高めたい人はまず夢中になれそうな仕事を探すことから始めるといいのではないでしょうか。

以上4つが新卒の頃に知っておきたかった市場価値を高める考え方です。

長くなりましたが、この記事が市場価値に悩む方の何らか参考になれば幸いです。