転職エージェントは比較しても意味がない【転職エージェントの選び方】

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こんにちは!子育てキャリアナビ編集長の3boysパパ(@3boys.papa)です。

先日ツイートしましたが、7年半勤めた会社を退職しまして絶賛転職活動中です。

転職活動では転職エージェントも利用していますが、今回の転職活動を通して転職エージェントは本当にアドバイザー次第だなと思いました。

評判が良い転職エージェントに登録してもイマイチなアドバイザーに当たったり、よく知らない転職エージェントでも敏腕なアドバイザーもいたりしました。

会員登録してみるまで素敵なアドバイザーに担当してもらえるか解らず、違うと思えば別のエージェントに登録するというのはとても非効率だと感じました。

特に自分の場合、育児中ということもあってなるべく効率的に転職活動したいと考えていたため、より効率がいい方法で転職エージェントを選ぶ方法を模索しました。

なるべく効率的に転職活動をしたい方の参考になればと思い、その試行錯誤を通して見つけた選び方を記事としてまとめることにしました。

この記事は、よくある転職エージェントのランキング的な記事ではなく、

・転職エージェントを選ぶ観点
・自分に合った転職エージェントを選ぶ方法

を具体的に解説する内容の記事となっています。

それでは具体的に見ていきましょう。

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転職エージェントは会社単位で比較される事が多いけどアドバイザーで選ぶべき

今回転職活動をしてみて、転職エージェントを会社単位で比較するのはあまり意味がないかもしれないと考えるようになりました。

もちろん『20代に強い』『ハイクラスに強い』『外資系に強い』『専門職に強い』など転職エージェント毎に色んな特色がありますし、自身の専門領域に強い転職エージェントを選ぶことは重要です。

それ自体は前提として、今回お伝えしたいのは専門領域がマッチした転職エージェントの中でどのように転職エージェントを選ぶべきか?という観点です。

僕の場合はIT・Web領域が専門なので、IT・Web系に強い転職エージェントにいくつか登録しましたが、保有する求人にそれほど違いはなく、特定のエージェントしか取り扱えない求人などもほぼなかったように感じました。

一方で担当していただくアドバイザーの力量差はかなり感じました。

事前に提出している職務経歴書をちゃんと読んでない方、求人に対する質問に対して曖昧な回答しか出来ない方、興味がない求人をゴリ推ししてくる方、こちらのペースに合わせてサポートしてくれる方、業界や企業の内情に精通している方、業界の経営陣と強いコネクションがある方、など本当に色々です。

そしてこれらのアドバイザー毎の特徴は会社に依存しておらず、アドバイザーの個人のスキルによるところが大きいと感じました。

ですので、専門領域がマッチしている転職エージェントの中でどこの会社が良いかと比較することにあまり意味はなく、アドバイザー次第だなと考えたのです。

少し長くなったのでまとめると、転職エージェントは会社ではなく『どのアドバイザーに担当してもらうか』で選ぶべきだという結論です。

転職エージェントのアドバイザーを選ぶポイントについて

次は、転職エージェントのアドバイザーを選ぶポイントについてです。

アドバイザーを選ぶポイントは『知識面』と『相性面』の2つです。

知識面と相性面をより具体化すると以下のようなイメージです。

【知識面】
・履歴書や職務経歴書を面談前に読み込んで求職者のスキルや強みを理解しているか
・業界、企業の内情に関する知識を豊富に持っているか
・中長期でのキャリアプランニングを構築することができるか
【相性面】
・コミュニケーションのスタイルが合うか(電話・メール・チャット)
・転職活動のペースを自分に合わせてくれるか
・転職活動終了後2人で飲みに行きたいと思えるか

賛否両論ありそうですが、個人的に転職エージェントの一番の価値は『絞って紹介してくれる』ことだと思っています。

今回転職活動でいくつか転職エージェントに登録してみて、有り難いことにたくさん求人を紹介して頂きました。

たくさん求人を紹介されて思ったのが、求人票見ただけだとどの会社が自分に合いそうかまったく解らないということでした。

もちろん事業内容に興味持てるかだとか報酬レンジが合うかとか最低限の足切りは出来るんですが、この企業はとても合いそうみたいな判断は求人票の情報や会社ホームページの情報だけだと難易度がとても高いと感じました。

難しいからこそアドバイザーに相談して絞り込んでいくわけですが、知識面が豊富なアドバイザーは求人情報と求職者を深く理解し、中長期でのキャリアプランを踏まえて特におすすめの求人を絞って紹介してくれます。

逆に知識面に課題があるアドバイザーは何となくスキルマッチしそうな求人をたくさん紹介して数撃ちゃ当たるみたいな紹介の仕方になります。

この違いはとても大きいと感じてまして、特に選択肢が多い方が転職エージェントを利用する上では外せないポイントです。

また、もう一つ大事なのがアドバイザーとの相性面です。

知識が豊富で求人の提案も的確だったとしても、相性が悪いアドバイザーだと転職活動がとてもストレスになります。

特に大事なのが『コミュニケーションスタイル』と『転職活動のペース』です。

じっくりと転職活動を進めたいのに急かされたり、チャットやメールでの連絡をお願いしてるのに時間構わず電話してこられたりすると、とてもストレスに感じます。

なので僕はこの相性面も重視していて、自分の転職活動のスタイルに合わせてくれて話しやすい方を選ぶようにしています。

自分に合う転職エージェントをアドバイザー起点で探す3つの方法

アドバイザーを選ぶポイントは解ったけど、じゃあどうやって探せばいいのかについては3つ方法があると思っています。

MEMO
1. 『リクルートダイレクトスカウト』や『ビズリーチ』などのスカウト型転職サイトに登録して探す
2. 友人がお勧めするアドバイザーを直接紹介してもらう
3. TwitterなどのSNSで探す

1つ目の方法は、いきなり転職エージェントに登録せずリクルートダイレクトスカウトやビズリーチなどの転職エージェントからスカウトが届くタイプの転職サイトでアドバイザーとコンタクトを取る方法です。

届いたスカウトの文面や紹介された求人などでフィルタリングしてプロフィールページを確認して経歴や自己PRなどを見ると、ある程度そのアドバイザーの人となりが解ります。

その上で良さそうなアドバイザーにコンタクトを取る方法は、1社1社転職エージェントに登録するより遥かに効率が良いです。僕はこの方法でとても素敵なアドバイザーを見つけて担当してもらうことが出来ました。

2つ目は、友人からの紹介です。

よくあるのが友人が使って良かった転職エージェントをお勧めされて登録するというパターンだと思いますが、それだと担当アドバイザーが変わる可能性が高いので同じように満足いく結果とならない可能性が多分にあります。

そうではなく、友人が担当してもらったアドバイザーを直接紹介してもらうようお願いして、同じアドバイザーに担当してもらうという方法です。

友人が満足しているということは知識面も申し分なく、相性も悪くない可能性が高いです。

また、友人紹介ということで通常よりもさらに丁寧に対応してもらえることすらあり得るのでおすすめの方法です。

最後3つ目は、TwitterなどのSNSで探す方法です。

最近、TwitterなどのSNSで発信を強化している転職エージェントのアドバイザーは増えてきている印象で、集客に利用しているケースも少なくありません。

プロフィールやフォロワー数だけで判断せず、少し遡ってSNSで発信している内容を見てみるとその方の人となりが解るはずです。

アドバイザーを選ぶポイントは先程お伝えした通りなので、その観点で発信内容を吟味して支援してもらいたいと思える方にコンタクトを取るという方法も有効だと思います。

長くなりましたが以上です。

この記事がキャリアや転職に悩む方の何らか参考になればこの上なく幸いです。