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最近、『副業』『複業』『パラレルキャリア』とか流行ってますよね。
今回は副業の中でも『顧問という働き方』に関する記事です。
あなたの周りに自分と同じようなスキルにも関わらず副業で顧問として稼いでいる人はいませんか?
例えば、
・エンジニアの知人が別の会社で技術顧問をしている
・Webマーケを専門としている知人がSEOの顧問をしている
・人事をしている知人が採用の顧問をしている
など。
最近はサラリーマンを続けながら、別の会社で顧問として働く人が少しずつ増えてきました。
顧問派遣会社によると、月に2回出社で月額30万円~40万円が平均的な顧問の相場だそうです。
副業の場合、平日に月2回出社するのは現実的ではないこともあり、月額5万円〜10万円くらいが相場と推測できますが、複数社と契約することも可能なので、副収入としては魅力的ですよね。
魅力的な副収入源として顧問という働き方に興味があるけど『なり方』『探し方』がわからないという声が多かったので顧問求人の探し方をまとめました。
この記事を読むと副業で顧問求人を探す方法が3パターンあることがわかり、自分に合った方法で顧問求人を探すことができるようになります。
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副業で顧問をするために必要な経験やスキルセットは?
まずは顧問の定義から確認していきましょう。
顧問と聞くと一昔前は、月に1〜2回会社に来て社長とお茶を飲んでいる人というイメージが強かったですが、本記事では顧問先企業が抱える様々な問題を一緒に解決するために実務も担う人を顧問と呼いんでいます。
顧問の概念については、以下の書籍を参考にさせて頂きました。(顧問という働き方に興味がある人は必読です)
話を本題に戻しまして、この顧問という働き方が現在とても注目されています。
背景は2つあります。
- 新卒・中途採用よりコスパが良くてコンサルより格段に安いため、企業が新しい課題解決方法として注目
- 世の副業ブームにより、20代・30代という若い世代が所属企業以外で副業で顧問として働くケースが増加中
一昔前から役員経験者・事業部長経験者などのハイクラス人材が退職後に別の企業で顧問として働くことは珍しくありませんでした。
しかし最近では、20代・30代などの若手でも高い専門性を活かして顧問として活躍する人が増えつつあるのです。
役員経験者でなくても、ハイクラスマネジャーでなくても、顧問として働くチャンスがある時代が今なのです。
私の周りにも、技術(プログラミング)・WEBマーケ・SEO・新規事業立ち上げ・会計・採用・人事などの専門性を活かして、他社で顧問として働く人が増えてきました。
では、どうすれば顧問になれるのでしょうか?
次章以降で、『顧問求人の探し方』を解説していきます。
顧問求人の探し方① : 転職サイトに登録してスカウトを待とう
副業で顧問求人を探されている場合、現在この方法が最も有効だと思います。
顧問のスカウトが受けられる転職サイトは『リクルートダイレクトスカウト』です。
業界最大手のリクルートが運営するハイクラス向けの転職サイトですが、顧問求人のスカウトも受けとれるサービスを開始しています。
求人企業では、長年培ってきた知識・経験を生かして企業を支援する「顧問」人材が求められています。
シニア層に限らず、若手・中堅のハイキャリア層が複業として業務委託で働くケースも増えています。
皆様の長期的かつ多様なキャリア構築に、ぜひ「顧問求人」スカウトサービスをご活用ください。引用 : リクルートダイレクトスカウト公式サイト
利用方法は簡単で、『公式サイト』から会員登録して、顧問求人スカウトサービスの[編集する]ボタンを押し[顧問求人スカウトの利用設定]を[利用する]に変更するだけです。
以下、ご参考ください。
当然ですが、会員登録するときにレジュメという項目に職務経験を入力できるので詳しく入力しておいたほうがスカウトが届きやすいことは言うまでもありません。
先程ご紹介した『あなたのキャリアをお金に変える!』という書籍の中に『齋藤式環境分析ツール(Sツール)』という名前の企業分析ツールが入っています。
このツールは、個人にも当てはめられるものなので、まずはこれで顧問として活動するうえでの【自分の強み】や【差別化要素】を見つけて頂くとレジュメが書きやすいかもしれません。
顧問求人の探し方② : 顧問専門の派遣会社に登録しよう
顧問を探す場合、顧問専門の派遣会社に登録することが現在最も一般的です。
しかし、顧問専門の派遣会社はどちらかというとシニアクラスやフリーランスをメインターゲットとしているので、副業で探すにはあまり向かないかもしれません。
実際、登録型の顧問派遣会社の稼働率はわずか5%程度だそうで、登録したらからといってすぐに求人が見つかるわけではないようです。
また、当然ですが、仮に顧問として稼働できたとしても派遣会社にマージンを取られるので実入りが減るのも気になるところです。(自分で探すのが難しい顧問求人なのでマージンを支払う価値はあるのですが気になるのが人情です 笑)
副業案件がまったくないわけではないので、メジャーな登録型の顧問派遣会社を紹介しておきます。
顧問求人の探し方③ : 知人経由で顧問求人を開拓しよう
これができれば最強です。
ですが、簡単ではないので、みんな探し方①②を活用します。
最初は探し方①②の方法で顧問として働き始め、成果を残していると少しずつ声がかかるようになることが多いです。
中長期スパンでは、自分で案件を開拓できるようになることはとても重要なので、ポイントを整理してまとめておきます。
- 専門性を磨き続ける
- 『ご飯行きましょう』を口癖に、飲み会は断らない
- 専門外の人が集まるイベントに参加する
- マッチングサービスを使って専門外の人に会う(できれば経営者クラス)
- ブログやTwitterなどのSNSで専門性を発信する
- Facebookで様々な人と繋がっておく
- 個人サービスをつくり、名前を覚えてもらう
【注意】顧問の探し方を紹介してきたが、前提として専門性が必要
これまで顧問求人の探し方を紹介してきましたが、前提として専門性を持っている必要があります。
企業側が、顧問求人を出すのはこの2つのパターンが多いからです。
- 正社員を採用する業務ボリュームはないけど、専門性を持った人材が必要
- 専門性が高い人材を獲得したいが、正社員の転職市場だと採用できない
専門性が必要ない作業者としての採用ニーズであれば、アルバイト・派遣など他の選択肢があります。
よって、副業で顧問として働きたい方はご自身の専門性を磨くことが重要になります。
ただし自分では専門性と思ってないスキルや技術が異業界の企業で専門性として重宝されることが多いのも事実です。
なので、副業顧問として働きたい場合は、専門性を磨きつつ今すぐ『リクルートダイレクトスカウト』に登録して、
- レジュメを充実させる
- 顧問求人のスカウト設定をする
の2つをしておくことが重要です。
なお、磨いていく専門性の参考として、顧問の求人案件テーマシェアを載せておきます。
顧問の求人案件テーマ | シェア |
新規事業開発 | 26% |
営業戦略策定 | 20% |
人事(制度設計・採用・研修) | 11% |
IT・WEBマーケティング | 9% |
海外進出 | 7% |
経営管理・内部統制・コンプライアンス | 5% |
その他 | 22% |
※引用 : サーキュレーションHP
意外とIT・WEBマーケティングのシェアが低いですが、今後はどの業界でもテクノロジー活用の重要性が高まっていくため、需要拡大が見込まれるでしょう。
上記を参考に、日々専門性を向上させる努力をしておくとそう遠くない未来に顧問求人のスカウトが届くかもしれません。