※このページにはPRリンクが含まれています
はじめに
こんにちは、みはる(@haru23327386)です。
普段はクラウドファンディングの会社で採用広報をしています。
気がつけば現在の会社に転職して6ヶ月が経ちました。
2人の未就学児がいる私。子持ちの転職は中々ハードそうで、最初は腰が重かったです。
と言うより、そんな考えに及ぶ余裕が心身ともにありませんでした。
とにかく毎日なんだか忙しいな‥
保育園の時間に合わせて、仕事を調整する毎日。出社がマストの仕事だったのでダッシュで預けて、終業後もダッシュでお迎えへ。電車で遅延が起ころうものならソワソワして仕方なかったです。もちろん家事も帰宅後に全てする。毎日疲れて寝るだけの生活でした。
今の仕事はすごくやりたいことじゃないけど、まあ子持ちだし仕方無いかな‥
小さな子供が2人いるという状況に負い目を感じていました。仕事を貰えているだけ恵まれている。今更子持ちの私を採用してくれる会社があるなんて考えてもなかったです。
そんな中、これまで想像もしていなかった事態が起こりました。新型コロナウイルスの満映です。
毎日色んな情報が飛び交い、何が正しいか分からない日々。先行きが見えず、抱いたことの無い不安が増していきます。
みはる
これまで「忙しい」と理由をつけてなんとなく自分の気持ちに蓋をしていましたが、改めて自分の人生について真剣に向き合ってみました。
独身時代は好きな仕事をしていた私。結婚、出産を経験し、楽しめる仕事がしたい!という優先度は必然的に下がりました。
これを機にもう一度、諦めていた仕事についてフォーカスすることにしました。
今回は私の体験を元にワーママの転職事情を綴りたいと思います。
ワーママ向けキャリア支援サービス | ||
サービス名 | 特徴 | 詳細 |
ミイダス | 市場価値が無料で診断できるコンピテンシー診断とパーソナリティ診断が人気 | 詳細を見る |
ミートキャリア | 転職を前提とせず、専任のキャリアプランナーにオンラインで60分無料相談できる | 詳細を見る |
LIBZ |
リモートやフレックスなど、新しい働き方に対応している企業情報が充実した転職サイト | 詳細を見る |
ワーママの転職活動、まずは何を優先する?
転職活動をするにあたり、まずは自身の考えの棚卸しが必要です。
現状で改善したいことや自身の興味のあることを整理してみましょう。
・ポジティブな要因(好きなこと、得意なこと、やりたい事など)
・ネガティブな要因(苦手なこと、困っていること、絶対に避けたい条件など)
・望ましい環境(ライフワークバランス、場所、子育てへの理解など)
上記は私が転職活動をする際に意識した内容です。勿論全ての条件をクリアにすることは難しいので、自分の中で優先度を設けます。エントリーシートを書いたり、転職エージェントの方と話すと自身の考えがどんどんブラッシュアップされていくので、その都度軸がブレないように自分中で整理していきました。
ここできちんと整理しておくと面接でもスムーズにアピールでます。
ワーママの転職は短期集中型で挑みたい!
とにかく育児と仕事がある中での転職活動はいつも以上に時間との戦いでした。前職では有給が取りにくい雰囲気があったので、仕事の終わった後に就活する毎日。
毎晩、転職サイトで検索し、エントリーシートを書いて、企業研究をして、面接をして…
数日間この生活をしすぐに体調を崩しました。
そこで、2ヶ月以内で転職しよう!と心に決め、短期集中型で挑むことにしました。
まず取り組んだことは以下の3点です。
①求人サイトの選定。ワーママ向けの転職サイトとは。
②ワーママに理解のある、頼れる転職エージェントさんを見つける
③休憩時間、通勤時間も就活。隙間時間を活かそう!
①求人サイトの選定。ワーママ向けの転職サイトとは。
出来ることならば全ての転職サイトを見たいところですが、とにかく時間がありません。
そこで見るべきサイトを選定し、その中で注力することにしました。私が主に見ていたサイトはこちらです。
女の転職type
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト。首都圏を中心に女性に人気のある正社員求人情報を多数掲載中。女性が仕事探しをする際に重視する「残業の有無」や「産育休活用例の有無」などの情報を求人ごとに紹介。どんな仕事が自分に向いているのか、自分の経験はどんな仕事に活かせるのかが分かる「職業・適職診断テスト」などコンテンツも充実。
個人的には一番欲しい条件で探しやすかったです。
エン転職WOMEN
女性を歓迎する求人を多数掲載。女性が活躍する社会の実現のため「働く日本の女性を元気にするブログ!」というブログを運営。エンジャパン社内のロールモデルとなるような女性社員の働き方のご紹介や社内の取り組みについて発信を行っています。
マイナビ転職女性のおしごと
女性に編集部がおすすめする転職・求人情報や転職に役立つ情報が満載。女性に人気の事務職はもちろん、女性が活躍している会社の求人・転職情報を多数掲載。女性ならではのこだわりやキーワードで転職先を探せます。
最初は幅広く見ていましたが、やはり子持ちの自分が戦うには厳しい案件が多い印象でした。そのため、最初から女性に特化した求人サイトに絞り、かつ子育て理解のある項目にチェックを入れ求人を探しました。
その他ワーママにお勧めのサイト一覧はこちらです。
ワークライフバランス重視系
働き方の項目が充実しており、自身のライフスタイルに合わせた仕事を探すことが可能となっています。
家庭と仕事を両立したいママ向けの仕事が比較的多い印象のサイトです。
キャリアアップ、収入アップ系
ハイクラスな求人も数多くあり、キャリアアップや収入アップを目指す方に良さそう。専門職や管理職ママさんにもおすすめのサイトです。
スカウト機能があり、企業から直接お声がかかることも。
②ワーママに理解のある、頼れる転職エージェントさんを見つける
結論、短期戦ならエージェントさんに頼るのが一番早いです!
自分に合う案件を見つけてきてくれて、かつ面談の調整やフィードバックまでしてもらえます。基本的に求職者は無料な場合がほとんどなので使わない手はないと思います。
いくつか登録をしましたが、一般的な転職エージェントは条件に合う仕事が少なく、エージェントさんに正直に紹介は難しいかもしれない…と言われたことも。私にはワーママ向けのエージェントがやはり良かったです。
リアルミーキャリア
時短正社員の案件が豊富。既にワーママが活躍されている会社さんも多くありました。都内のIT企業が多い印象。
スマートキャリア
専門職の掲載も多く、これまでのキャリアを活かした仕事が見つけられそうです。
パソナキャリア
転職サイトの中でも利用者数が多く、求人数も豊富です。キャリアアドバイザーの質が高いという口コミも多いです。
この中でも私が特にお勧めしたいのがリアルミーキャリアさんです。
・基本はLINEで連絡
子供の寝かしつけ中や仕事の休憩中でもスマホでスムーズにコンタクトが取れました。レスポンスも毎回早いので孤独になりがちな就活期においてはメンタル面でかなり助けられました。
・とにかくドンピシャな案件を沢山紹介してくれる
選考が進んでいても他社のオススメ求人をどんどん紹介してくれました。最終選考を控えていても「こんな案件も入ってきました、念の為みてください」と遠慮なく紹介してくれました。最後まで私に合う仕事を見つけてくれよう!としてくださった姿勢が何よりも嬉しかったです。
・面接前後のフォローが丁寧
毎回、企業HPから関連記事、社長のSNS情報まで全てまとめてくださった情報をくださいました。面接前には私の推薦文も共有してくださいますので、その会社と自身の合うポイントを事前に整理して選考に臨めました。また面接後もきちんとフィードバックをしてくださいます。
大事なのは、自分に合うエージェントさんに出会うことです。最初はなるべく多くのエージェントサイトに登録しておき、そこから自分に合うエージェントと密なコミュニケーショを取れるのが理想です。
中には事前に面談して希望内容をすり合わせしたのにも関わらず、全く条件に合わない仕事が大量に送られてくることも…
エージェントの方は内定を決めることにより成果報酬が出ます。その為、より早く求職者の内定を決めたいと思うのは自然なことです。
ですが、エージェントも「人」です。求職者と良いコミュニケーショが取れてると応援したい気持ちも違ってくると思います(これはあくまでも個人的見解です。)
私はエージェントさんはバーディーだと思い、常に本音で自分の気持ちを伝えていました。
実は他社で内定をいただいた際、内定承諾するか悩みました。その際、他社紹介の案件にも関わらず、親身になって相談に乗ってくださいました。
このエージェントさんは実は今でも連絡先が繋がっており、現職で採用担当となった私は今でも良い関係が続いております。
③休憩時間、通勤時間も就活。ワーママは隙間時間を活かそう
休憩時間や通勤時間などを利用して夜に就活タスクが溜まりすぎないよう、隙間時間を活かしてました。
特に帰宅してからだと子供が騒がしくて電話がかけれないので、電話は通勤の前後で済ましていました。
・隙間時間は応募管理や求人検索
・通勤前後で電話
・夜は時間をかけて企業研究やエントリーシート作成。
それぞれのタスクがこなしやすい場所を意識し効率的に活動できるよう取り組みました。
転職活動の面接はありのままで臨もう
書類選考が通過して、いよいよ面接です。事前に書類に子供のことや希望条件は書いたし、敢えて言いにくい希望条件は言わなくて良いかな…なんて思ってたら大間違いでした。
特に、エージェントを経由してない場合の面接は事前に認識していたこととは違うことが多々ありました。例えば、
「ママさん歓迎」と書いてあっても、保育園からお迎え要請の電話がかかってくる可能性があることを全く知らなかったり、「時短勤務可能」と記載があっても、実際には時短勤務はなるべく遠良してほしいと言われれる…などなど。
面接官によっては事前に書類を目に通してなく、求人票に書いてあった要項と実際には少し違ったことが何社かありました。
重要な希望条件はきちんと面接時に伝えることが大事です。
条件の擦り合わせももちろんですが、自分のことをありのまま話すことも重要です。面接の短い時間の中だけで会社側に意向を全て合わせて良い印象にすることは可能かもしれません。
しかし自分を隠して入社しても結局無理がくるので、双方が本音で話し、両方の気持ちが合致することが理想的ですね。
ワーママの転職活動、まずは気軽に始めてみよう
よし、就活をしよう!とはすぐ思えない方が多いと思います。忙しい毎日の中で、就活をゼロから始めるにはなかなかの気力と体力が必要。
そこで私は普段から気軽に転職サイトを見ることをお勧めします。
実は私は就活する前から転職サイトを覗いていました。少し時間がある時などに、興味本位でどんな仕事が世の中にあるのかな〜といった軽い気持ちでした。
でもそのおかげでいざ、転職をしよう!と決めた時にあまり抵抗がなく、一歩を踏み出せました。
これまで趣味?で転職サイトを見ていたので、世の中には常にたくさんの求人が出ているし、なんとかなりそう!と前向きな気持ちで就活を始めました。(ここまで思えるのは私がポジティブ過ぎるせいもありますが…)
最近はSNS型の就活もあります。Twitter、YOUTRUST、Linkedinなどから気軽に覗いてみるのも良いかもしれませんね。
おわりに
私は何か特別な資格やスキルがあるわけでもなく、しかも若くもなく、子供が2人もいる。
これらの条件で絶対に転職なんてできないと思っていました。
半分趣味で見ていた転職サイトも、「実はこんな人生が自分にもあったのかな。」なんて妄想をする楽しみで見ていたという側面もあったようにも思います。
思い返せば、転職しよう!と思えたもう一つの大きな理由は、子供の存在があったかもしれません。
子供の成長を目の当たりにし、「将来この子達がこうなって欲しいな」と子供の未来を思い描くうちに、
そもそも、自分は本当に真剣に考えて自分の人生を生きれているのか、と疑問に思えてきました。
結婚しているのだし、子供がいるんだし、だから仕方ない。だからやりたいことが出来ない。というのは全て家族のせいにしていて、それもまた美しくないと感じました。
もちろん、全ての方がこうあるべきであるとは思いません。ただ私の場合、本当は好きな仕事をするのが好きな人間だったのです。このことすら日々の忙しさで忘れていました。
今回の転職活動は新卒の就活と同じ気持ちで「やりたい事」にフォーカスして仕事を探すことが出来ました。
私は転職をして本当に良かった!と思っています。今はとても楽しく仕事に取り組めており、また子供たちとの時間も増えました。
今回はこんな私でも転職できました!と言う記事でした。
少しでも、働くママさんが転職することに対して、前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
この記事を読んだ方におすすめの記事
【保存版】大人の自己分析は難しい?ワーママ・パパでも簡単にできる方法
ワーママ・ワーパパにおすすめの転職エージェント・転職サイトまとめ【保存版】
時間がないワーママ・パパでも在宅で出来る副業まとめ【保存版】
【保存版】ワーママ・パパが副業でWordPressブログを始める手順