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こんにちは!もな(@mona5108)です。
4歳の女の子を育てながらフルタイムで働き、現在は第二子の産育休を取得しています。
より良い働き方を目指して試行錯誤した経験や、そこで得た知見を発信します。
今回は、子育て世代の共通の悩みともいえる「子育て仕事の両立」についてです。
働く親の毎日は、本当にバタバタしますよね。
24時間の器の中に、家事・育児・仕事と、全く異なる性質のタスクが山積み。
特に、家では思うように進まないことばかりで、私はペースをつかむまで2年以上かかりました。
仕事は辞めるべき?と悩むこともありましたが、小さな工夫を繰り返し乗り越えた経験から、主に仕事面でのコツをまとめました。
同じ悩みを抱えるワーママ・ワーパパや、復職を控え両立に不安のある方へのヒントになれば幸いです。
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子育てと仕事の両立が大変!理想のバランスって?
前述の通り、子育てしながら働く私たちはとにかくやることが多いです。
じゃあ、両立できている状態ってどういう姿なんだろう?
まずは一度、いま現在の自分にとっての理想を描いてみることをお勧めします。
というのも、満足できるバランスは家庭により異なり、かつ、パートナーのキャリアや子どもの成長に伴い変わっていくものです。
その際に、目指す姿を言語化しておくと、譲れないものや変えるべきものを判断しやすくなるでしょう。
また、パートナーとすり合わせができると、家族での協力体制がつくりやすくなります。
例として、我が家の場合は、私はママになっても活躍したい一方で、夫は期待される職務はこなすが忙しく働きたくないという考えの人でした。
また、どちらも昇進は目指すものの、時期は急がず、3〜5年以内くらいを目標に描いていました。
これらを踏まえ、【仕事は時間内で全力・家事は家が回ればOK・子どもとはは限られた時間を濃く過ごす】の配分を目指しました。
我が家の例
・《仕事》夫婦ともに基本定時、月数回程度の残業や出張は助け合い対応
・《家事》衣類乾燥機やお掃除ロボット等を活用、自炊にはこだわらない
・《育児》平日19時までの延長保育以外は夫婦で、当面外注はしない
次に、この理想のバランスを実現するために、仕事の進め方を変えました。
時間が限られている中で成果を出すためにすべきことは、シンプルに【やることを絞る】ことと【時間を最大化する】ことです。
私が具体的に行った工夫点をまとめましたので、参考としてご紹介します。
仕事術①ゴールと目的の明確化
案件やプロジェクトにアサインされたとき、データの取りまとめや資料作成などの作業を依頼されたとき、いつまでにどんなアウトプットを出すかといったゴールの確認は多くの人が行うと思います。
加えて、【やることを絞る】ために、そのゴールの先にある意図を関係者とすり合わせることを癖づけました。
意図というとわかりにくいため、「ゴール」と「目的」とを以下のように使い分けました。
目的を明確化することで、無駄なく最短で成果を出すことに繋がります。
ゴール:いつ、どんな状態であるべきか
参考(広辞苑より)
①決勝線。決勝点。②サッカー・ラグビー・バスケット‐ボール・ホッケーなどで、そこに球が入れば得点となる所定の一区画。また、球がそこに入って得点すること。③目的。目標。終着点。④ゴール‐インの略。
目的:得たい結果、目指す成果
参考(広辞苑より)
①成し遂げようと目指す事柄。行為の目指すところ。意図している事柄。「―をとげる」
②〔哲〕意志によってその実現が欲求され、行為の目標として行為を規定し、方向づけるもの。
例えば、上司から「製薬業界との取引実績をまとめて!」と依頼されたとき。
目的が社内の業界分析である場合は、取引の増減理由も調べておく。あるいは、目的が同業界の新規顧客へのアピールである場合、可能な範囲で社名と取引内容といった詳細や、顧客の声もまとめる。
データの羅列を提出するのではなく、目的をすり合わせておくことで、限られた時間でも目的に即した成果物を出せますし、必要のないデータを調べる・追加依頼を受けるのを省くことができます。
仕事術②マイルストーンに向けて作業を進める
自分がやろうとしている仕事の目的をすり合わせたら、ゴールまでの大まかな工程とマイルストーンを設定します。
マイルストーンは、本来は”里程標。里標石。(広辞苑より)”という意味がありますが、ここではゴールまでの指定したポイントでの目安(どんな状態であるべきか)を指します。
目安があると、時間(期日内に終わりそうか)や質(目的から外れていないか)の調整がしやくすなり、いつまでに終わらなかったら追加人員を手配する等のリスク管理もしやすい点がメリットです。
次に、マイルストーンに向けて必要な作業を洗い出し、スケジュールを組みます。
ここで、スピードと質を高めるために私が取り入れたのはレビューです。
レビューでは、作業の経過に対し複数人から助言を受けます。
例えば、提案書作成に取り組むとして、3つのマイルストーンを設定してみます。
①顧客の課題に合わせた訴求点とストーリーの整理
②パワーポイントの各ページに何を書くかメモ書き
③ページ毎に文章や図表などの内容作成
最も時間のかかる③に取り組む前に、①②を他者の助言を受けて精査することで、目的に合った質の高い提案書ができます。
また、レビューに上司を巻き込んでおくと、商談前にやり直しといった差し戻しを避けられ、結果的に【時間が最大化する】ことができます。
仕事術③情報の見える化
作業を進める上で、スケジュール管理はどの行うのが効果的か?
私は、個人での作業時間も含めてオンラインのスケジューラーに書き込み、上司や同僚からあえて見えるようにしていました。
状況を把握してもらいやすくなるため、「いまこの案件をしてるなら・・」と助言をもらえたり、突発的な休みの調整がスムーズだったり、と良いことばかりでした。
加えて、自身の持つ知識や経験もオープンにすると、「助け合い文化」の醸成に繋がりお勧めです。
文化というと少し仰々しいですが、困ったときに相談し合える空気をつくるといったニュアンスが近いです。
例えば、作成した資料をだれでもアクセスできる場所に置く、参加した研修内容を共有する等積み重ねていると、困り事を抱えたときに声をかけられやすくなります。
もし、実際は助けになる情報を持っていなくても、一緒に考えたり、調べたり、余裕があれば作業を巻き取ったりすると、小さな「貸し」をつくることができます。
「貸し借り」を意識しすぎる必要はありませんが、時間に制限のある立場では、心理的負担の軽減につながります。
情報の見える化といったハード面・助け合いの積み重ねといったソフト面の両面から、より働きやすい環境をつくりましょう。
仕事術④ムダを見つけて改善提案
こうして仕事の進め方を見直すと、その過程で、ムダに気づけるようになります。
特に、慣習として行っている会議や昔から変わらない業務フローは、人事異動や労働環境の変化に対応できていないものも多いです。
そうした気づきは手元に残し、稼働に余裕が生まれたタイミングで、要点を整理して提言してみましょう。
・現状
・あるべき姿
・課題
・解決策案
課題発見力は、経済産業省が定義する社会人基礎力のひとつでもあります。
参考(経済産業省ホームページ「社会人基礎力」)
こうした提案は、割り当てられた業務外のため、行動するだけでも積極的な姿勢が評価されますし、改善に繋がればプラスαの評価に繋がるでしょう。
また、すぐに評価に繋がらなくとも、実績が積み重なれば、将来の部署異動や転職の際にもアピールになります。
まとめ
子育てと仕事との両立に悩んだ際、家のことは外注や時短のノウハウが見つかるものの、仕事は辞める・転職以外の情報や体験談がなかなか見つからず。
今の仕事を頑張りたい!でも、両立がしんどい・・という方の参考になればと思い、まとめました。
【やることを絞る】・【時間を最大化する】ためのヒントが見つかり、子育て世代の皆さんの毎日がより満足度の高いものになれば嬉しいです。
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