【チャットGPTで簡単学習】ゼロから始めるPythonプログラミング講座(テックジム)

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今回ご紹介するテックジムが提供するゼロからはじめるPython入門講座が、チャットGPTを活用する内容にフルリニューアルされたそうです。

チャットGPTを活用することで初心者でも学ぶ敷居が下がったという評判を聞いたので、実際にモニター体験してきました。

今日はモニター体験の概要、講座の内容、体験の感想などをまとめていきます。

『ゼロからはじめるPython入門講座』の概要

まずはテックジムが提供している『ゼロから始めるPythonプログラミング入門講座』について概要を説明しておきます。

1.初心者に優しい内容

プログラミング経験が全くない人でも理解できるように設計されています。

Pythonの基本的な構文や概念からスタートし、段階的に学習を進めることで、受講者は無理なくプログラミングの基本を理解できるようになります。また、複雑な数学的な知識や専門用語を必要としないため、幅広い年齢層や背景を持つ人々に適しています。

さらにチャットGPTを活用することで初心者が学びやすいようリニューアルされました。

2.実践的な学習カリキュラム

授業なし、教科書なし、課題があるのみ。

テックジムの講座では、座学に頼らず実際に手を動かして学ぶことが重視されています。演習問題を解くことで、プログラムを書いて動作を確認し、理解を深めていくスタイルです。現役エンジニアのように、エラーをたくさん経験することで、問題解決力やデバッグのスキルを身につける学習スタイルです。

学習総時間は200時間程度を想定しており、関数とclassを集中的に学習します。その結果、開発現場にインターンとして入れる水準を目指します。

3.入会金と月額会費

テックジムの入会金は【33,000円】で月額会費は【22,000円】です。また、学生やシニアの方はさらに割引きがあり月額会費が【16,500円】となっています。(2024年8月記事執筆時点の料金)

4.当該講座に向いている人

・趣味や教養で気軽に初めてみたいという方
・プログラミングで単調業務を自動化したい方
・副業したい方
・オリジナルのサービスを作ってみたいという方
・独学でつまづいたことがある方
・他のスクールで挫折した経験がある方
・プログラミングに向いているか、まず試して見たいという方

5.本講座で得られるメリット

プログラムが動く仕組みがわかる
・Pythonの基礎的な文法の理解
・ソースコードが読めるようになる
・自分でゼロからコードを書けるようになる

プログラミングを生かしたキャリア形成
・プログラミングを既存ビジネスに活用することができる
・就職/転職に関するキャリア相談が受けられる
・起業/副業のポイントがわかる

効率的なプログラミング学習方法
・目標の立て方がわかる
・課題の進め方が明確
・悩んだ時の対処法が理解できる

チャットGPTを活用した『ゼロからはじめるPython入門講座』モニター体験

チャットGPTを活用した『ゼロからはじめるPython入門講座』にモニター参加してみました。

カリキュラムは以下の通り。

MEMO

0.学習目標の組み立て方へのアドバイス
1.グーグルコラボラトリーでサンプルソースを実行する
2.条件分岐文を書いてみる(「比較演算子」「インデント」)
3.長いソースをシンプルなソースに書き換える(プログラムの簡略化)
4.関数化(関数の「宣言」と「実行」。「戻り値」と「引数」)
5.仕様変更の演習
6.学習のお悩みに対するアドバイス

プログラミング学習をする時のコツをかなり詳細に教えてくれました。

例えば、15分考えてわからなければ答えを見てOK。一方、答えを見ることはOKだけどソースコードをコピペしたり見ながら書き写すのはNGなど。

答えを見て考えて自分で書いてみる。この繰り返しが技術力を上げていくそうです。

イメージとしては、受験の時に赤本見てわからなければ答え見る。答え見て何故そうなるか考えるというプロセスを踏む方が多いと思いますが、プログラミングにおいてもそのプロセスが大事だそうです。

なお、ソースコードを見て考えることは大事だけど、理解できなくてもOKだそうです。

理解できないから止まるというのがプログラミングの大きな挫折要因なるため、理解できなかったら飛ばして次に行くのが良いとのこと。何度もソースコードを見ているうちに理解できるようになるから安心して飛ばしてOKとのこと。

また、エラーを嫌う初心者は多いけど、エラーはプログラミングにおいてはヒントだから怖がる必要はないとのこと。

エラーもわからなければチャットGPTに質問してみると良いそうです。

具体的にチャットGPTにどんな感じで質問するかイメージできないと思うのでいくつか具体例をご紹介します。

プログラミングにおいては、難しいプロンプトは不要でこんな感じでチャットGPTに聞けばOK。


下記の書き方は正しいですか?

if my_hand == 0:
if you_hand == 0:
print(‘あいこ’)
elif you_hand == 1:
print(‘勝ち’)
elif you_hand == 2:
print(‘負け’)
elif my_hand == 1:
if you_hand == 0:
print(‘負け’)
elif you_hand == 1:
print(‘あいこ’)
elif you_hand == 2:
print(‘勝ち’)
elif my_hand == 2:
if you_hand == 0:
print(‘勝ち’)
elif you_hand == 1:
print(‘負け’)
elif you_hand == 2:
print(‘あいこ’);


上記の質問をチャットGPTに尋ねると以下の回答が返ってきました。

書き方自体はほぼ正しいですが、コードの最初の行に誤りがあります。「f my_hand == 0:」の「f」は「if」にする必要があります。また、最後のセミコロン「;」は不要です。

修正後のコードは次のようになります。

if my_hand == 0:
if you_hand == 0:
print(‘あいこ’)
elif you_hand == 1:
print(‘勝ち’)
elif you_hand == 2:
print(‘負け’)
elif my_hand == 1:
if you_hand == 0:
print(‘負け’)
elif you_hand == 1:
print(‘あいこ’)
elif you_hand == 2:
print(‘勝ち’)
elif my_hand == 2:
if you_hand == 0:
print(‘勝ち’)
elif you_hand == 1:
print(‘負け’)
elif you_hand == 2:
print(‘あいこ’)

さらに上記のコードをJavaScriptに変換してくださいとチャットGPTにお願いしてみます。


こちらが上記のPythonコードをJavaScriptに変換したものです:

if (myHand === 0) {
if (youHand === 0) {
console.log(‘あいこ’);
} else if (youHand === 1) {
console.log(‘勝ち’);
} else if (youHand === 2) {
console.log(‘負け’);
}
} else if (myHand === 1) {
if (youHand === 0) {
console.log(‘負け’);
} else if (youHand === 1) {
console.log(‘あいこ’);
} else if (youHand === 2) {
console.log(‘勝ち’);
}
} else if (myHand === 2) {
if (youHand === 0) {
console.log(‘勝ち’);
} else if (youHand === 1) {
console.log(‘負け’);
} else if (youHand === 2) {
console.log(‘あいこ’);
}
}

すごい!

これまでググって色んな記事を見て類推していたところから、チャットGPTに聞くと動くコードで返してくれるようです。

もしかして、これもいけたりするのだろうか…?


じゃんけんの条件分岐をPythonで書いてください

チャットGPTからの返答は…


import random

# じゃんけんの手を定義
hands = [“グー”, “チョキ”, “パー”]

# ユーザーの手を入力
print(“じゃんけんの手を選んでください (0: グー, 1: チョキ, 2: パー)”)
user_hand = int(input())

# コンピュータの手をランダムに選ぶ
computer_hand = random.randint(0, 2)

# 選択した手を表示
print(f”あなたの手: {hands[user_hand]}”)
print(f”コンピュータの手: {hands[computer_hand]}”)

# 勝敗の判定
if user_hand == computer_hand:
print(“引き分けです”)
elif (user_hand == 0 and computer_hand == 1) or \
(user_hand == 1 and computer_hand == 2) or \
(user_hand == 2 and computer_hand == 0):
print(“あなたの勝ちです!”)
else:
print(“あなたの負けです”)

いけるんかーい!
ここまでくると笑えました。もはや細かいことは理解できてなくてもプログラミングの大枠の概念、関数やclassについての基本的な理解と質問力があれば動くコードを出力してもらえそうに感じました。

本体験講座では、Pythonのさわり、プログラミング学習のコツ、プログラミングでのチャットGPT活用方法について学べますので興味ある方はぜひ一度参加してみてください。

まとめ

テックジムのゼロからはじめるPython入門講座が、チャットGPTを活用する内容にリニューアルされました。これにより、プログラミング初心者でも敷居が低くなり、学びやすくなったようです。実際に体験会に参加して、プログラミングを学ぶ敷居がチャットGPTを活用することでかなり下がったと感じました。

本講座は、Pythonの基本構文や概念を段階的に学べる初心者向けの内容で、座学ではなく実践的な課題を通じてスキルを磨くスタイルです。学習の進行は、現役エンジニアのようにエラーを経験しながら問題解決力を養うことに重点が置かれています。

プログラミングの基礎を学びたい初心者から、独学で挫折した経験を持つ方まで興味がある方はぜひ体験会に参加してみてください。