社内SE転職でよくある失敗例と失敗しないために注意すべきポイント

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こんにちは!子育てキャリアナビ編集部です。

人気職種である社内SEに転職したい!とSIerから転職したものの、失敗した…という方が意外と多いことはご存知でしょうか。

今現在、社内SEへの転職を考えているエンジニアがそんな失敗をしないよう、

社内SE転職でよくある失敗例
失敗しないために注意すべきポイント

について、大手IT企業で社内SEを担当していて転職経験が豊富なIさんにお話を伺いました。

まずはIさんのプロフィールからご紹介します。


Iさん(36)
新卒でSIerに入社し、インフラ関連業務に従事。その後、大手比較サイトにインフラエンジニアとしてジョイン。その後、上場インターネットメディア企業に転職し、ここで初めて社内SEを経験。その後、ニュースサイト大手を経験し、現在は大手IT企業で社内SEチームのリーダーとして勤務。社内SEにキャリアチェンジしてからは全ての転職で年収アップに成功している社内SE転職のプロ。


この記事は、SIerから社内SEへのキャリアチェンジを考えている人、社内SEに転職したけど違和感を感じてモヤモヤしている人に向けて書いています。

所要時間3分程度かかりますが、最後まで読んで頂くと社内SE転職の【アンチパターン】【注意すべきポイント】が把握できるため、転職活動を効率的に進めることができるようになります。

それでは、さっそく見ていきましょう!

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社内SE転職でよくある失敗例

最初のテーマは【社内SE転職の失敗例】についてです。

社内SEは人気職種ということもあり、SIerなどの異業種からのキャリアチェンジ組みも多く、転職後にギャップを感じるケースが少なからずあるようです。

その中でも特によくある、社内SE転職の失敗パターンを3つご紹介します。

パターン① : 社内SEは少人数のチームゆえ、苦手な人が1人いるだけで致命傷


社内SE転職でよくある失敗事例の1つ目は、チームに苦手な人がいるパターンです。

Iさん

社内SEの忘れて頂きたくない特徴として、

  • チームが少人数であること
  • 社内異動が難しい職種であること

2のつがあります。

社内SEのチームは、人数が少ないことが大半なので、チームに苦手な人が1人でもいることのダメージが想像以上に大きいです。

大企業でもない限り、数名程度の人員構成のチームが大半なので、苦手な人がいることの影響がとても大きいのです。

一般的な会社のチームであれば、1人くらい苦手な人がいても関わる頻度を意図的に下げたり、他の人に間に入ってもらったりして上手く距離をとってやり過ごすことが多いと思います。

しかし、少人数チームだとそういうわけにもいきません。

実際、Iさんによると社内SEの転職理由の上位に【人間関係】が入るそうです。

もしチームに苦手な人がいる場合、まず最初に考えるのは【異動】だと思います。

しかし、社内SEはとても異動しにくい職種なのです。

理由は3つあります。

社内SEが部署異動しにくい理由

1.社内SEは特殊なスキルセットが必要なため、後任を見つける難易度が高い
2.後任が見つかったとしても、少数精鋭チームのため育成コストが払いにくい
3.社内SE本人のスキルセットが特殊なため、社内SE以外の部署への配属検討が難しい

まとめると、社内SEは少人数チームゆえ、苦手な人がいると影響度が大きい。加えて、それらを解消するために異動を希望しても叶いにくいということがあり、再度転職…という流れになることが結構あるようです。

パターン② : 上司が非エンジニアでIT技術に関する知識がまったくないパターン


2つ目は、上司が非エンジニアというパターンで、コレも意外と多いですね。

Iさん

大企業にでも行かない限り、社内SEだけの部門が独立しているということは稀です。

そのような場合、例えば総務部などの管理部門系の部署と社内SEの部署が一緒にされているケースが結構あります。

部署が独立していないこと自体はまったく問題ないのですが、部署が一緒にされてしまうと社内SEの上司なのに非エンジニアということが起こりえます。

そうなると問題になるのが【評価】です。

仕事自体は上司が非エンジニアでもさほど困ることはありません。ただし、評価となると別です。

例えば評価者が総務部長だったとします。想像してみてください。総務部長に社内SEとしての実績や技術的なチャレンジ、成長などが伝わると思いますか?

ありがちな例として、社内サーバーをオンプレからクラウドにリプレイスしたとします。その過程で、様々な技術チャレンジがあるはずです。

しかし総務部長が気にするのは『いくらコストカットできたのか?』の1点です。

クラウドにリプレイスする時にキャッシュ戦略としてCDNを使い倒してサイトがめちゃくちゃ早くなったとしても気づいてすらもらえません。

悲しいかな、その過程でのあなたの成長も総務部長の関心外なのです。

自分としては相当頑張ったし、評価されるはず!と思って臨んだ評価面談でコストカットの話しかされず、いまいちな評価をつけられると絶望しますよね。

そんな絶望を機に転職を考える社内SEは跡を絶たないようです。

パターン③ : 新しい技術に触れる機会が少なく、運用業務に追われ続けるパターン


3つ目は、運用業務にしか携わることができず、いつしか飽きたりキャリアに不安を覚えるパターンです。

Iさん

社内SEもエンジニアなので、市場価値を高めるために新しい技術に触れ続けることはとても大切です。

しかし、企業によってはまったく新しい技術に触れる機会がなく、運用業務ばかりということもあり得ます。

そういう組織に長くいると楽と感じる人もいるでしょうが、エンジニアとしての市場価値は徐々に下がっていきます。

そうならないように、新しい技術に触れられる環境か否かは重要です。そして、簡単に見分ける方法が1つだけあります。

それは社員数に対する社内SEの人数割合です。

目安として、社員数100名に対して1人以上の社内SEがいない組織は危険です。

社員数100名に対して1人以下の社内SEしかいないと、社員からの問い合わせ対応に忙殺されて運用業務以外できない状態に陥る可能性が高いからです。

この状況が続くと、『このまま今の仕事を続けていいのだろうか?』というモヤモヤが出てきてしまい、どこかのタイミングで転職を考えるということになりやすいようです。

社内SEが転職で失敗しないために注意するべきポイント

次のテーマは【社内SEが転職で失敗しないためのポイント】についてです。

前述の通り、意外と失敗が多い社内SE転職。

転職経験が豊富なIさんに、失敗しないために注意しているポイントを伺ってみました。

ポイント① : 社内SE部門の内情を把握しやすい応募経路でエントリーすること


社内SEの転職では、社内SE部門の内情を把握することが最重要です。よって、内情を把握しやすい応募経路でエントリーすることにが転職成功の鍵です。

Iさん

社内SE部門の中途採用の募集はたいてい1名枠なので、大手の転職エージェントはあまり注力しないケースが多いです。

大手の転職エージェントに勧められるがままに転職したはいいものの、実際に入社してみると最悪…というケースもあるようです。


僕が実際に経験したことですが、大手転職エージェント経由で応募し、とても良い会社だとおすすめされて転職したんですね。確かに会社としてはとても良い会社でした。事業内容も魅力的だし、待遇も悪くない。いる社員のレベルも高い。しかし、社内SE部門の人間関係だけが最悪だったんです。結局1年もたたず再度転職することになりました…

Iさん

Iさんはこの苦い経験以来、社内SE部門の内情を知ることを重要視し、リアルな情報を収集することができる『社内SE転職ナビ』を利用するようになったそうです。

社内SE転職ナビ』は、社内SEに特化した転職エージェントだけあって、社内SE求人が豊富です。また、IT業界以外の社内SE求人も多いという特徴があります。

  社内SE転職ナビ公式サイト :

https://se-navi.jp/
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Iさんが利用されている理由にもなるそうですが、キャリアアドバイザーがとにかく求人企業に詳しいらしく、社内SE部門の内情について事細かに情報収集できるのが魅力だそうです。

部署の人員構成や上司となる方の人柄という非常にコアな情報まで提供してもらえるケースがあり、Iさんはかなり重宝されているようです。

ポイント② : 転職口コミサイトは、元社内SEの投稿にのみ注目するべき


社内SE転職においては、企業の口コミではなく、元社内SEスタッフが書いた口コミを見るべきです。

Iさん

他の職種で転職を検討されている方であれば、転職して配属された部署にずっと居続けるほうが稀だと思うので、他職種の方の口コミを参考にしても差し支えありません。

しかし、前述の通り社内SEはとても異動が難しい職種です。

転職して合わなかったから別部署に異動なんてこともなかなかできません。

そこでリサーチすべきは、【元社員の社内SEスタッフが書いた口コミ】です。別部署のスタッフがどんなに良い評判を書いていたとしても、社内SE部門はまったく異なる可能性があるからです。

よって、転職口コミサイトを1つだけ見て満足することなく、『企業名 社内SE 口コミ』でググりまくって社内SEの元社員が書いた口コミを探しましょう。

参考までに、転職クチコミサイトの大手3社をご紹介しておきます。

口コミがどうしても見つからない場合は、現場スタッフと面談させてもらうなど、とにかく部門のリアルな情報を収集をすることが大切です。

ポイント③ : 超優良企業でも社内SEが選んではいけない特徴に該当すれば応募を控える


社内SE部門に懸念がある場合、どんな超優良企業でも応募しないほうが良いです。僕も恥ずかしながら、失敗した経験があります。

Iさん

これまでの内容から、社内SE転職では企業だけでなく部署の内情がとても大事ということは伝わったと思います。

それでも敢えて言わせてください。

超が付くほどの優良企業や待遇の良い企業でも社内SEの部門に懸念があれば、応募するのを控えましょう。

優良企業や待遇の良い企業は転職の面接を進めると、ドンドン魅力的に感じてしまうものです。

応募して選考が進むと、例え社内SE部門に懸念があったとしても『こんな優良企業に入れるチャンスはないのでは…』などと考えてしまいがちです。

そうならぬよう、社内SE部門に懸念がある場合は、超優良企業だとしても応募検討先から外すことをおすすめします。