有効求人倍率からハローワークの数まで徹底調査【都道府県別データあり】

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東京都、神奈川県、大阪府、福岡県…などの都道府県毎の雇用指数を徹底調査しました。同じ日本と言えど、エリアによって転職事情は大きく異なります。

他県での転職を検討されている方に向けて、転職関連の統計情報を調査しました。

  • 有効求人倍率(資料出所 : 厚生労働省「一般職業紹介状況」 / 2017年5月)
  • 有効求職者数(資料出所 : 厚生労働省「一般職業紹介状況」 / 2015年)
  • 有効求人数(資料出所 : 厚生労働省「一般職業紹介状況」 / 2015年)
  • 就職件数(資料出所 : 厚生労働省「一般職業紹介状況」 / 2015年)…有効求職者が職業安定所の紹介により就職したことを確認した件数
  • 平均求人賃金(資料出所 : 厚生労働省「一般職業紹介状況」 / 2015年)
  • ハロワークの数(資料出所 : 厚生労働省「都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧」)
  • 転職エージェントの数(資料出所 : 厚生労働省職業安定局 人材サービス総合サイト)

統計情報に加えて、都道府県別の転職事情や移住情報も記載しておりますので、ぜひご参考ください。

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北海道・東北エリアの転職情報まとめ

有効求人倍率 有効求職者数 有効求人数 就職件数 平均求人賃金 ハローワークの数 転職エージェントの数
北海道 1.09 1,061,677 450,401 30,658 196,000 45 469
青森県 1.22 304,969 110,658 12,613 177,000 9 57
岩手県 1.40  272,979  126,682 12,024 180,000 13 74
宮城県 1.60 486,903 279,520 18,997 207,000 12 312
秋田県 1.36 226,644 99,956 10,689 181,000 13 44
山形県 1.53 230,784 114,862 11,523 187,000 12 64
福島県 1.47 352,797 237,194 17,469 199,000 14 208

北海道と青森県はやや低いですが、同エリア全体では有効求人倍率が1.50前後の県が多く全国的に見ても平均的なスコアであり、極端に就職が難しいエリアとは言えないようです。

特に東北は以前は全国平均より有効求人倍率が低いエリアでしたが、震災を機に人手不足が続いているため、有効求人倍率は急上昇し高止まりしています。震災をきっかけとした有効求人倍率の上昇のため、いつかは減少に転じると思われますが、しばらくこの状況は続くと思われます。(2017年8月)

北海道の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

北海道は有効求人倍率【1.09倍】と低く、全国ワースト1位と非常に厳しい転職事情のようです。(全国平均は1.49)大自然に囲まれてのびのび生活することを目的に移住を考えている方は転職事情を理解しておくことをオススメします。

同エリアで見ると有効求人数はトップの約45万件ですが、有効求職者数が100万人超えているため、有効求人倍率が全国最下位となっているようです。

有効求人倍率が低いため、転職難易度が高いエリアということは否めませんが、北海道はハローワークと転職エージェントの数が多いという特徴があります。官民問わず転職支援のサービスが充実しているエリアとも言えるので、それらの転職支援サービスをフル活用することで転職成功確率を上げていくことができるかもしれません。

なお、リクナビNEXTで北海道の求人を検索してみると722件ヒット(2017年9月)します。

北海道にある主要な転職エージェントの事業所一覧

青森県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

青森県は有効求人倍率が【1.22倍】と低く全国平均を大きく下回りますが、時系列で見ると緩やかな上昇傾向が続いています。

エリア毎にもう少し細かく見ていくと、青森市などの都市部では有効求人倍率が比較的高く、津軽半島の中南部に位置する五所川原市など人口が少ないエリアの有効求人倍率が低く、転職事情が厳しいことがわかります。

また、同エリアでは唯一ハローワークの数が一桁と少ないことが特徴ですが、青森県東京事務所内に「あおもりUターン就職支援センター」を開設し、首都圏等に在住するUIJターン希望者の方々の青森県内への就職相談に乗るなどUIJターン希望者に対する就職支援は充実していると言えそうです。

青森県東京事務所が掲載している青森県の求人一覧です。意外と技術系職種の求人が多そうです。

なお、リクナビNEXTで青森県の求人を検索してみると322件ヒット(2017年9月)し、同エリアで比較してもやや求人数は少なめと言えます。

岩手県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

岩手県は有効求人倍率が【1.40倍】と全国平均は下回りますが、それほど低くありません。時系列で見ると求人数自体は増加傾向にありますが、人口減少による求職者数の減少も有効求人倍率を下げ止める理由となっているようです。

岩手県では、人口減少の対策としてU・Iターンを推奨しており、シゴトバクラシバという就職支援サイトを運営したり、U・Iターンのイベントを積極的に開催しています。また、岩手県U・Iターンシステムというものがあり、求職者登録をしておくことで岩手県内の企業とマッチングしてもらえる可能があります。

引用元 : シゴトバクラシバ

リクナビNEXTで岩手県の求人を検索してみると411件ヒット(2017年9月)し、技術者派遣(未経験可)・飲食店・大手不動産・保険関連企業の営業職の求人などが多いようです。

宮城県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

政令指定都市である仙台市を要する宮城県の有効求人倍率は【1.60倍】と同エリアトップで全国的に見てもスコアがやや高めです。

有効求人倍率もさることながら、平均求人賃金は同エリアで唯一200,000円を超えていること、転職エージェントの数が多くサポートが充実していることなどから、東北エリアの中では仕事が探しやすいエリアと言うことができるでしょう。

リクナビNEXTで宮城県の求人を検索してみると716件ヒット(2017年9月)し、ほとんどの求人が未経験者歓迎となっていることからも売り手市場ということができそうです。

宮城県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

秋田県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

秋田県の有効求人倍率は【1.36倍】と全国平均をやや下回るスコアとなっております。有効求人数も99,956件と同エリア最下位で比較的仕事を探すのが難しいエリアと言うことができるでしょう。

転職エージェントの数自体も同エリアで最下位であり、主要な転職エージェントの拠点もありません。

県外から秋田県での就職を希望する求職者に向けに秋田県庁がAターンプラザ秋田という無料職業紹介所を運営し、求人の受理や職業斡旋を実施しています。

引用元 : Aターンプラザ秋田

なお、リクナビNEXTで秋田県の求人を検索してみると329件ヒット(2017年9月)し、数自体はす少なめです。求人を出している業界としては、飲食関係・不動産関係の割合が多いようです。

山形県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

山形県はの有効求人倍率は【1.53倍】と全国平均と同じ程度のスコアで、同エリアでは宮城県に次ぐ有効求人倍率となっています。

山形県の有効求人倍率が同エリア内で高い理由として県自体が就職支援に積極的であることがあげられます。山形県では、県内企業の情報発信による認知度向上と就職促進を図ることを目的として、山形県就職情報サイトというウェブサイトを運営し、積極的に求職者のサポートをしているようです。

実際に山形県就職情報サイトで求人を検索してみると245件の求人が掲載されています。リクナビNEXTで山形県の求人を検索すると349件ヒットするので、数ではややお取りますが、地元企業の求人情報情報が豊富なサイトです。(いずれも2018年9月検索)

福島県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

福島県の有効求人倍率は【1.47倍】と全国平均とほとんど同程度のスコアです。東日本大震災で大きな被害を受けましたが、復興にともなって求人数も増えつつあるようです。

工業団地を多数有する福島県は、国内屈指の医療機器生産県として、医療関連産業を盛り上げようとしており、医療機器関連求人が多く見られます。また、復旧工事や除染作業に関わる建設業や卸・小売業の求人も増加傾向となっています。

福島県ではIターン・Uターン・Jターンを希望する求職者に向けて、Fターンという支援サイトを運営しています。

なお、リクナビNEXTで福島県の求人を検索してみると468件ヒット(2017年9月)し、近隣県と比較すると求人数はやや多めです。

関東エリアの転職情報まとめ

有効求人倍率 有効求職者数 有効求人数 就職件数 平均求人賃金 ハローワークの数 転職エージェントの数
茨城県 1.46

488,912

230,327

18,213

216,000

13 241
栃木県 1.35

394,274 

197,104

15,549

215,000

15 223
群馬県 1.56

311,897 

174,026

13,807

213,000

12 267
埼玉県 1.21

1,058,340

417,964

28,863

232,000

18 578
千葉県 1.19

865,072

361,029

25,849

230,000

18 525
東京都 2.05

2,299,033

1,851,736

65,210

250,000

29 6,380
神奈川県 1.11

1,252,745

545,494

30,089

246,000

20 988

関東エリアは意外と求人倍率が低いことに驚かれる人も多いのではないでしょうか。特に東京以外の主要都市である埼玉県、千葉県、神奈川県の有効求人倍率が1.11〜1.21程度と大きく全国平均を下回ります。

東京を除いた首都圏エリア(埼玉県、千葉県、神奈川県)の有効求人倍率が低いのには実は理由があります。埼玉県・千葉県・神奈川県在住の方は東京都内で勤務する方が非常に多いのです。

首都圏は交通の便が良く、他県からでも1時間程度で都内に通えるエリアが多くあるため、東京都内で働く人が近隣県に住むケースが多いようです。これらの影響で、東京近隣県は人口が多いものの、(都内で勤務している人が多いため)求人数とのバランスが悪化し、有効求人倍率も下位常連県となっているのです。

関東エリアは、有効求人倍率は低いですが、同エリアの平均求人賃金は全国平均を大きく上回ります。相対的に平均求人賃金が高いエリアであることは間違いないですが、首都圏エリアと北関東エリアではやや平均求人賃金に開きがあります。

首都圏エリアは230,000円-250,000円に対して、北関東エリアは210,000円前後と実に20,000円-40,000円程度開きがあるので関東エリアで就業を希望されている方はご注意ください。

茨城県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

茨城県の有効求人倍率は【1.46倍】と全国平均的とほとんど同程度のスコアですが、雇用指数は改善傾向にあるエリアです。

交通網や物流を支えるインフラの整備進んだため工場立地が盛んなエリアで製造業関連の求人が多く見られます。

また、城県はUIJターン及び県外からの転職を希望される方のために、IBARAKI U-I-J TURN GUIDEという超オシャレなサイトを運営しています。それ以外にも、県内の仕事情報や移住等に関する生活情報を発信したり、移住希望者等の個別相談にもワンストップで対応する「いばらき地域しごと支援センター」を設置するなど就職支援に積極的な県と言えます。

なお、リクナビNEXTで茨城県の求人を検索してみると589件ヒット(2017年9月)します。業種としては製造業技術職職、不動産業界、飮食業界などが多いようです。

栃木県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

栃木県の有効求人倍率は【1.35倍】と全国平均をやや下回るスコアとなっています。

宇都宮工業団地・清原工業団地・芳賀工業団地など多くの工業団地があり、大手メーカーの工場が多く、製造業関連の求人が多く見られます。また、栃木県内で最も人口が多い宇都宮市では不動産関連の求人や、販売業・接客業の求人も多くあるようです。

栃木県が運営する就職支援サイトworkworkとちぎではUターン希望者への就職情報提供を行っており、県内の企業を中心にサービス業や製造業など幅広い職種を紹介しています。

引用元 : workworkとちぎ

なお、リクナビNEXTで栃木県の求人を検索してみると642件ヒット(2017年9月)し、技術者派遣、不動産営業の案件が多く見られます。

栃木県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

群馬県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

群馬県の有効求人倍率は【1.56倍】と全国平均をやや上回っているものの、有効求人数が2017年3月をピークに減少に転じています。

産業別で見ると特に、建設業の求人減少が顕著です。一方、有効求職者数も減少傾向にあるため有効求人倍率はほぼ横ばいの状況です。

群馬県には製造業の24時間稼働の工場が多いことから長時間労働の傾向が見られますが、労働局が是正に向けて積極的に働きかけています。また、群馬県では若年層向けにはジョブカフェぐんまというサイトを運営し、高崎・沼田・桐生に職業斡旋施設を設置しています。

なお、リクナビNEXTで群馬県の求人を検索してみると611件ヒット(2017年9月)します。長時間労働の影響か求人広告にも残業に関する記載が多い印象です。

埼玉県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

埼玉県は有効求人倍率【1.21倍】と全国平均を大きく下回る結果となっています。

埼玉県在住者は東京へ働きに行く人が多く、都道府県別人口に占める従業地・通学地が「他県」の割合が全国第1位です。また、埼玉県の特徴として中小企業が多いということもあり、雇用回復に時間がかかっていることも有効求人倍率が低い一因となっているようです。

埼玉県は職業訓練に力を入れており、定期的に職業訓練説明会を実施しています。

なお、リクナビNEXTで埼玉県の求人を検索してみると1,355件ヒット(2017年9月)します。有効求人倍率は低いですが、北関東の倍程度の求人案件が掲載されているようです。

埼玉県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

千葉県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

千葉県は有効求人倍率が【1.19倍】と低く、全国ワースト5位となっているため、一見買い手市場に見えますが、地域格差が大きいようです。千葉県では、千葉市と館山市の有効求人倍率は全国平均と同程度ですが、それ以外の多くのエリアで1.0を大きく下回っています。

全国的には、直近1年スパンで見ても有効求人倍率は右肩上がりですが、千葉県はほぼ横ばいの状況で、時系列で見てもやや厳しい状況が続いていると言えそうです。

千葉県では、移住とUターン就職を支援する千葉県地域しごとNAVIという情報サイトを公共性の高い「移住」と「就業」の総合支援施設「地域しごと支援センターちば」が運営しています。

引用元 : 千葉県地域しごとNAVI

なお、リクナビNEXTで千葉県の求人を検索してみると1,246件ヒット(2017年9月)します。埼玉県よりはやや求人掲載数は少ないですが、北関東と比較すると倍程度の求人数が掲載されているようです。

千葉県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

東京都の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

東京都の有効求人倍率は【2.05倍】と皆さんのイメージどおり高く、全国2位です。(ちなみに1位は福井県で2.09倍です)他県を寄せつけない圧倒的な有効求職者数ですが、その分有効求人数も多いため、相対的に有効求人倍率も高くなっています。

ハローワークの数も29拠点とやや多めですが、特筆すべきは転職エージェントの数の多さです。東京都の転職エージェントの数は6,380社と2位の大阪府に4,000社以上の差をつけ圧倒的なNo.1です。東京都内での転職をお考えの方は、転職エージェントを活用することが転職成功の鍵になるでしょう。

なお、リクナビNEXTで東京都の求人を検索してみると4,470件ヒット(2017年9月)します。埼玉県や千葉県と比較しても3〜4倍程度の求人数が掲載されており、求人数も圧倒的に多いと言うことができます。

東京都にある主要な転職エージェントの事業所一覧

神奈川県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

神奈川県の有効求人倍率が【1.11倍】は全国ワースト2位です。有効求職者数は全国3位の1,252,745名ですが、有効求人数が少なたいめ低いスコアとなっています。

神奈川県は、横浜市・川崎市などを要する人気のエリアですが、雇用指数上は就職難易度が高いと言わざるを得ません。しかしながら、実体としては東京都内に勤務するという選択肢もあるため、数字ほど就職難易度が高いエリアではなさそうです。

神奈川県を含む、東京の近隣県で就職をお考えの方は都内勤務も視野に入れて就職活動することをオススメします。

神奈川県では、若年層の就職支援を目的としてかながわ若者就職支援センターという施設を運営しています。39歳までの求職者に対して、併設するハローワークとも連携してキャリアカウンセリングから職業紹介まで、就職に関する様々なサービスをワンストップで提供する施設です。

なお、リクナビNEXTで神奈川県の求人を検索してみると1,710件ヒット(2017年9月)します。有効求人倍率は全国ワースト2位ですが、求人掲載数は関東エリアで2位の掲載数を誇ります。

神奈川県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

中部エリアの転職情報まとめ

有効求人倍率 有効求職者数 有効求人数 就職件数 平均求人賃金 ハローワークの数 転職エージェントの数
新潟県 1.51

458,694

246,692

22,109

204,000

19 177
富山県 1.78

190,908

126,718

9,680

213,000

7 136
石川県 1.90

210,178

135,053

9,759

208,000

9 159
福井県 2.09

131,555

88,858

7,606 

211,000

7 63
山梨県 1.35

161,509

59,103

5,608

209,000

8 85
長野県 1.53

411,039

198,008

16,069

207,000

14 205
岐阜県 1.79

343,726

225,126

15,116

218,000

11 188
静岡県 1.54

669,796

344,011

23,504

216,000

23 478
愛知県 1.86

1,118,365

780,047

35,170

232,000

27 1,430

中部エリアは有効求人倍率が高いエリアです。中でも福井県の2.09は東京都をおさえて全国トップです。

中部エリアでは、山梨県のみ有効求人倍率1.35と全国平均(1.49)を下回りますが、それ以外の県は全て全国平均を上回ります。自動車産業で有名な愛知県を筆頭に岐阜県、石川県、富山県などもかなり高いスコアです。

新潟県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

新潟県の有効求人倍率は【1.51倍】と全国平均をやや上回ります。時系列で見ても、景気の回復に伴い除々に有効求人倍率が上がってきています。

職業別の有効求人倍率では、「保安」「建設・採掘」「専門技術」などが高く、「事務」「運盤・清掃・包装等」が低くなっているようです。

新潟県では、株式会社パソナに委託して新潟県U・Iターンコンシェルジュという転職支援、暮らし情報紹介を実施するサイトを運営しています。利用にはホームページから事前登録が必要になりますが、新潟県へのU・Iターン希望者はぜひご覧ください。

なお、リクナビNEXTで新潟県の求人を検索してみると504件ヒット(2017年9月)します。

富山県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

富山県の有効求人倍率は【1.78倍】と全国平均を大きく上回ります。しかしながら、時系列でみると有効求人倍率の上昇は止まり、横ばい状態となっているようです。

富山県の求人募集で最も多い業種は製造業です。製造業のなかでも特に多いのは、金属製品製造業・生産用機械器具製造業・はん用機械器具製造業です。その他、建設業・卸売業・小売業の求人募集も好調です。

富山県商工労働部労働雇用課がとやまUターンガイドというサイトを運営し、富山くらし・しごと支援センター(富山県Uターン情報センター)という相談窓口を設けています。窓口では、相談員が求人情報・企業情報を提供し、Uターンに関する相談に乗ってくれます。

なお、とやまUターンガイドには984件の求人が掲載されており、リクナビNEXTに掲載されている富山県の求人数454件を上回ります。(いずれも2017年9月に検索)

石川県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

石川県の有効求人倍率は【1.90倍】と全国平均を大きく上回り、全国3位のスコアです。時系列で見ても有効求人倍率は上昇傾向であり、1.9倍台は平成3年5月の1.91倍以来の倍率となっています。

業種別に有効求人数を見るとサービス業が最も多く、次いで運搬業・事務と続きます。販売業や専門・技術職の求人もここ数年順調に増えているようです。

石川県は、移住希望者や県内での就職を希望する方の就職・移住相談と県内企業とのマッチングを一体的にサポートする目的で「いしかわ就職・定住総合サポートセンター(ILAC)」を運営しています。(東京都内にも相談窓口があり)

ILACでは、石川移住U・Iターンサポートメディアイシカワノオトを開設して、U・Iターンのサポートを行っています。

引用元 : イシカワノオト

なお、リクナビNEXTで石川県の求人を検索してみると460件ヒット(2017年9月)します。

福井県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

福井県の有効求人倍率は【2.09倍】は東京をおさえて、全国1位となっています。(福井県が2016年度版の都道府県別幸福度ランキング1位であることは有名な話ですが、有効求人倍率の高さなども関係してくるのでしょうか!?)

福井県は製造業が盛んなエリアで、繊維、電子・デバイス、プラスチック、電気機械、化学など様々な地場の企業があります。特に、 電子・デバイスは業種別製造品出荷額が高く、福井県最大の産業となっています。

福井Uターンセンターでは、無料職業紹介やUターン情報に関する情報提供など個別に応じた就職支援を行っています。福井県はもちろん、東京・大阪・名古屋にも相談機関があるので福井県へのUターンを検討されている求職者の方は利用されてみてはいかがでしょうか。

なお、リクナビNEXTで福井県の求人を検索してみると367件ヒット(2017年9月)します。有効求人倍率全国1位にしては、掲載数が少ない印象です。

山梨県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

山梨県の有効求人倍率は【1.35倍】と同エリアで唯一、全国平均を下回ります。

山梨県では近年、企業の県外移転・事務所閉鎖が増えているため、有効求人倍率はが低調に推移しています。山梨県の行政は求職者支援の公的支援制度を充実させたり、雇用者を増加させた企業に奨励金を支給したりして、雇用状況改善を進めています。

山梨県は、山梨県ホームページ内にやまなしU・Iターンポータルサイトを開設したり、就職フェアを実施するなどU・Iターン就職の支援に積極的です。

なお、リクナビNEXTで山梨県の求人を検索してみると401件ヒット(2017年9月)します。

長野県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

長野県の有効求人倍率は【1.53倍】と全国平均をやや上回るスコアとなっており、雇用指数も堅調に推移しています。

産業別にみると、前年度比較で建設業・製造業・運輸業・郵便業・宿泊業・飲食サービス業・医療 / 福祉などの産業は増加傾向にあり、情報通信業・卸売 / 小売業・生活関連サービス業・娯楽業などが減少しているようです。

県が運営するU・Iターンの就職支援サイトはないようですが、リージョナルキャリア長野など民間企業が長野県へのU・Iターンに特化した就職支援サービスを提供しています。

なお、リクナビNEXTで長野県の求人を検索してみると554件ヒット(2017年9月)します。

岐阜県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

岐阜県の有効求人倍率は【1.79倍】と全国平均と比較しても高い水準となっております。

岐阜県の有効求人倍率は愛知県に迫る勢いですが、これは航空機産業と自動車産業の盛り上がりが一つの要因となっているようです。特にここ数年は三菱リージョナルジェット関連の会社が小牧エリアを中心に岐阜方面に多く集中しており、それが有効求人倍率の底上げをしているようです。もちろん求人が多ければ、人が集まり、お金も集まりますので、周辺産業にも波及するという好循環を生んでいます。

岐阜県中小企業総合人材確保センターが運営するジンサポ!ぎふでは、県内企業の人材確保やU・Iターン希望の求職者支援を目的に各種セミナーや合同企業説明会、相談会を積極的に告知しています。

なお、リクナビNEXTで岐阜県の求人を検索してみると617件ヒット(2017年9月)します。近隣県と比較するとやや掲載求人が多い印象です。

静岡県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

静岡県の有効求人倍率は【1.54倍】と全国平均をやや上回るスコアですが、20年以上ぶりに同水準まで上昇しており、雇用情勢の改善は進んでいると言うことができそうです。

静岡県は工業を中心に農業や観光業など、幅広い分野に産業のすそ野が広がる県です。エリアにより求人募集の状況がやや異なりますが、人口の集中する静岡市と工場地帯のある浜松市に求人が集中する傾向があります。特に浜松市がある西部エリアは、オートバイ・自動車・楽器などのトップメーカーが集まる工業地帯であり工場関連の求人が多いです。

静岡県公式HPにもU・Iターンに関する情報は掲載されていますが、株式会社アルバイトタイムスが運営する静岡県Uターン・Iターン応援サイトのほうが情報が充実しており、求人が多く掲載されております。

なお、リクナビNEXTで静岡県の求人を検索してみると864件ヒット(2017年9月)します。同エリアでは、愛知県に次ぐ掲載数です。

静岡県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

愛知県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

愛知県の有効求人倍率は【1.86倍】と全国平均と比較しても高い水準となっており、時系列で見ても上昇傾向にあることから、改善傾向と言えます。

愛知県の中でも名古屋市は、政令指定都市として全国第3位の人口を誇る中部地方で一番の大都市であり、求人も集中する傾向にあります。それ以外にも、西三河地方は豊田市や岡崎市、東三河地方では豊橋市あたりは人口が多く、求人数が比較的多い状況です。

あいちUIJターン支援センターでは愛知労働局・ハローワーク等と連携して愛知県へUIJターンを希望する求職者のための様々なサポートを行っています。

引用元 : あいちUIJターン支援センター

なお、リクナビNEXTで愛知県の求人を検索してみると1,804件ヒット(2017年9月)します。同エリアではダントツの1位で、2位の静岡県を大きく引きはなす結果となっています。

愛知県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

関西エリアの転職情報まとめ

有効求人倍率 有効求職者数 有効求人数 就職件数 平均求人賃金 ハローワークの数 転職エージェントの数
三重県 1.61

312,964

152,481

10,980

215,000

10 200
滋賀県 1.28

270,652

101,297

9,219

209,000

7 148
京都府 1.52

545,756

286,688

16,930

219,000

17 354
大阪府 1.57

1,829,979

1,069,352

59,487

234,000

27 1,941
兵庫県 1.27

999,438

403,928

32,182

221,000

27 640
奈良県 1.29

243,287

108,288

8,181

221,000

5 81
和歌山県 1.28

174,525

71,442

6,861

198,000

9 63

関西エリアでは有効求職者数は群を抜いて大阪府と兵庫県が多いですが、有効求人倍率という観点で見ると三重県、大阪府、京都府が全国平均よりやや高めのスコアになっています。しかしながら、全国平均と比較すると関西エリアは相対的に有効求人倍率が低いめのエリアと言うことができそうです。

有効求人倍率自体は低めですが、時系列で見ると関西エリアの有効求人倍率は上昇傾向にあります。関西エリアでは近年、有効求人数の上昇に加えて、有効求職者数減少の傾向が目立ちます。

この背景には、関西エリアを訪れる外国人旅行客増加による宿泊業関連求人の増加やリフォーム需要の高まりで建設業でも求人数が増加していること、2040代の若手・中堅世代が関東地域へ転出したことが影響しているようです。これらが複合的に重なった結果、有効求人倍率の上昇をもたらしたと見られています。

三重県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

三重県の有効求人倍率は【1.61倍】と全国平均と比較してもやや高い水準となっており、時系列で見ても改善傾向にあることから、県内の雇用情勢は着実に改善が進んでいると言えそうです。

産業別の求人動向を見ると、建設業・製造業・運輸業・郵便業・宿泊業・飲食サービス業あたりが増加傾向にあり、生活関連サービス業・娯楽業・教育 / 学習支援業・サービス業などは減少傾向にあるようです。

三重県では、おしごと広場みえというサイトを運営しており、三重県で働いている方・三重県でこれから働きたい方に向けた情報発信を行ったり、就職活動に役立つ様々なセミナーや相談を実施しています。模擬面接や応募書類の添削だけでなく、自分発見セミナーなど面白い取組みもされているようです。

引用元 : おしごと広場みえ

なお、リクナビNEXTで三重県の求人を検索してみると618件ヒット(2017年9月)します。

滋賀県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

滋賀県の有効求人倍率は【1.28倍】と全国平均を下回りますが、リーマンショック以降の最高水準を更新するなど、雇用情勢は緩やかな改善傾向にあります。

産業別の求人動向を見ると、建設業、製造業、情報通信業、卸売業 / 小売業、教育 / 学習支援業、医療 / 福祉、サービス業あたりが増加傾向にあり、運輸業,郵便業、学術研究 / 専門・技術サービス業、宿泊業 / 飲食サービス業、生活関連サービス業 / 娯楽業などは減少傾向にあるようです。

滋賀県では、県公式ホームページ内で、移住ポータルサイト滋賀暮らしというカテゴリを設けてU・Iターンセミナーなどを紹介しておりますが、あまり更新頻度は高くないようです。

なお、リクナビNEXTで滋賀県の求人を検索してみると568件ヒット(2017年9月)します。

京都府の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

京都府の有効求人倍率は【1.52倍】と全国平均と同程度のスコアですが、時系列で見ると改善傾向にあります。

京都府の求人を業種別に見ると観光業が最も多く、次いで製造業が多いようです。製造業の求人が多いというのはイメージと異なるかもしれませんが、京セラ・オムロン・任天堂・島津製作所・村田製作所・ローム・日本電産など、世界的にも知名度の高い大手メーカーが京都府に拠点を持っています。

京都府は、他都道府県在住で京都府北部7地域(福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)で働きたい方向けに、U・I・Jターン就職の支援を無料で提供しています。京都府UIJターンナビに登録すれば、新着求人情報の定期配信や登録企業によるリクエスト求人の提供を受けることができます。

引用元 : 京都府UIJターンナビ

なお、リクナビNEXTで京都府の求人を検索してみると918件ヒット(2017年9月)します。

京都府にある主要な転職エージェントの事業所一覧

大阪府の有効求人倍率と転職情報

大阪府の有効求人倍率は【1.57倍】と全国平均をやや上回るスコアですが、時系列で見ても緩やかな上昇傾向が続いています。

新規求人数を主要産業別にみると、建設業、製造業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、学術研究・専門/技術サービス業、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉、サービス業などほとんどの産業で増加している一方、情報通信業のみ減少しています。

大阪府はハローワークの数が多く公的機関の就職支援が充実している一方、転職エージェントの数が同エリアでは圧倒的に多いため、U・I・Jターン転職をご希望の求職者は転職エージェントの活用をオススメします。

なお、リクナビNEXTで大阪府の求人を検索してみると1,642件ヒット(2017年9月)します。求人掲載数は同エリアトップであり、関東エリア2位の神奈川県と同程度の水準です。

大阪府にある主要な転職エージェントの事業所一覧

兵庫県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

兵庫県の有効求人倍率は【1.27倍】と全国平均を大きく下回りますが、雇用情勢は緩やかに持ち直しています。

新規求人数は、一般・パートとも上昇傾向が続いており、産業別で見ると建設業、サービス業の増加率が高くなっています。業種別の有効求人倍率を見ると、保安の職業・建設・採掘の職業・サービスの職業(介護・保険・調理)などが高く、事務的職業が低いようです。

一般財団法人である兵庫県雇用開発協会がひょうご・しごと情報広場というサイトを運営しており、求人や就職支援セミナーなどの情報を掲載しています。就職支援セミナーの中には『ブラック企業とは?』『業界・企業研究の進め方』など面白いコンテンツもあるようです。

なお、リクナビNEXTで兵庫県の求人を検索してみると1,081件ヒット(2017年9月)し、関西エリアでは2番目に多い求人掲載数となっています。

兵庫県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

奈良県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

奈良県の有効求人倍率は【1.29倍】と全国平均を大きく下回りますが、時系列で見ると雇用指数は改善傾向にあります。

主要産業の新規求人状況を前年同月比でみると「建設業」「製造業」「運輸業・郵便業」「宿泊業・飲食サービス業」「医療福祉」「サービス業」では増加傾向にありますが、「卸売業・小売業」が減少傾向にあります。

奈良県では、平成23年6月から人材を求める県内中小企業の人材確保支援と求職者双方の雇用のマッチング支援の強化を目的として無料職業紹介事業を実施しています。

なお、リクナビNEXTで奈良県の求人を検索してみると514件ヒット(2017年9月)します。大阪府、京都府、兵庫県などと比較すると求人掲載数はかなり少ないです。

和歌山県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

和歌山県の有効求人倍率は【1.28倍】と全国平均を大きく下回りますが、雇用情勢は一部に厳しさが残るものの、改善が進んでいます。

主な産業別に新規求人の増減をみると「建設業」「サービス業」「製造業」「宿泊業・飲食サービス業」「運輸業,郵便業」「医療,福祉」「複合サービ ス事業」などは増加傾向ですが、「卸売業,小売業」「生活関連サー ビス業・娯楽業」などは減少傾向にあるようです。

和歌山県商工観光労働部労働政策課が運営するわかやま就職ガイドでは、新卒・中途問わず求人を検索することができ、メルマガ登録しておけば就職情報が定期的に届きます。

引用元 :わかやま就職ガイド

なお、リクナビNEXTで和歌山県の求人を検索してみると402件ヒット(2017年9月)と関西エリアでは最も少ない求人掲載数となっています。

中国エリアの転職情報まとめ

有効求人倍率 有効求職者数 有効求人数 就職件数 平均求人賃金 ハローワークの数 転職エージェントの数
鳥取県 1.59

132,058

61,807

5,506

194,000

5 53
島根県 1.59

139,831

71,274

6,070

189,000

9 36
岡山県 1.71

377,576

253,541

17,167

210,000

14 224
広島県 1.77

533,291

351,940

21,507

212,000

16 404
山口県 1.48

259,990

142,172

11,958

198,000

11 82

中国エリアは、雇用指数や設備投資が上向き、個人消費が徐々に上昇してきているエリアです。

有効求人倍率に関しても全国7位の広島県を中心に高水準をキープし、平均求人賃金も安定的しているため、転職希望者に有利なエリアと言えるでしょう。これらを背景に、売り手市場が一段と強くなっており、求人企業側は人手不足がやや深刻な状況の様子です。

なお、中国エリアは、都市部に近づくほど残業時間が多く通勤時間もやや長めという特徴があるエリアです。

鳥取県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

鳥取県の有効求人倍率は【1.59倍】と全国平均をやや上回り、時系列で見ても緩やかに上昇しています。

新規求人数(パート含む)を産業別に比較すると、「製造業」「運輸業・郵便業」「公務・その他」「建設業」などは増加傾向にありますが、「卸売業・小売業」「宿泊業・飲食サービス業」などは減少傾向にあるようです。

鳥取県立ハローワークでは、県が直接職業紹介を行うことにより、県が有する雇用施策や行政サービス情報、関係機構とのネットワークを有効活用し、求職者や求人企業にとって最適なマッチングを提供を目指しているそうです。

引用元 : 鳥取県立ハローワーク

なお、リクナビNEXTで鳥取県の求人を検索してみると289件ヒット(2017年9月)します。

島根県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

島根県の有効求人倍率は【1.59倍】と全国平均をやや上回り、時系列で見ても緩やかに上昇しており、雇用情勢は引き続き改善しています。

新規求人数を産業別に比較すると「建設業」「製造業」「卸売業・小売業」「医療・福祉」「サービス業」などで増加傾向にあります。

公益財団法人であるふるさと島根定住財団が運営する島根県最大の移住支援ポータルサイトくらしまねっとでは3,339企業5,344求人が掲載されております。(※2017年9月13日時点)リクナビNEXTで島根県の求人を検索してみると287件の求人掲載(2017年9月)なので、かなり県内の求人情報が集まっていると言えるでしょう。

岡山県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

岡山県の有効求人倍率は【1.71倍】と全国平均を大きく上回りますが、上下はありつつほぼ横ばいの状況です。

新規求人数を産業別に比較すると主な産業では、「建設業」「製造業」「運輸業・郵便業」「医療・福祉」「サービス業」などは増加傾向にあり、「卸売・小売業」「宿泊業・飲食サービス業」などでは減少傾向にあります。

岡山県企業人材確保支援センターは岡山県が提供する求職・就職支援サービスです。岡山県内外学生を含む求職者と県内中小企業や本県誘致企業等とのマッチングを図り、当該企業の成長を人材確保の面できめ細かく支援しています。県内企業への就職を希望する方を広く集めることを目的に、東京・大阪に「ブランチ」を設置し、Uターン・Iターンを支援しています。

なお、リクナビNEXTで岡山県の求人を検索してみると548件ヒット(2017年9月)します。同エリアでは広島に次ぐ掲載数となっています。

岡山県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

広島県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

広島県の有効求人倍率は【1.77倍】と全国平均を大きく上回り、雇用情勢の改善が進んでいる県です。

新規求人を産業別でみると、「卸売業」「小売業」「医療・福祉」「製造業」「サービス業」などで増加し、「学術研究・専門 / 技術サービス業」などで減少しています。また、広島県には『マツダ』『三菱重工プラント建設』『キョーエイ産業』『西川ゴム工業』『ポプラ』『メガネ21』『オタフクソース』など有名企業の本社があります。

ひろしまジョブサイトは、広島県が運営する広島県内で働きたい人のための就職情報サイトです。県内約1,600社の企業情報や地元に密着した求人情報を掲載しています。求人情報以外にもセミナーなど就職に関するイベント情報やインターンシップ募集情報が見れたり、U・Iターン希望者へのサポートを無料で受けることが可能です。

引用元 : ひろしまジョブサイト

なお、リクナビNEXTで広島県の求人を検索してみると632件ヒット(2017年9月)し、同エリアでは最も多い求人掲載数となっています。

広島県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

山口県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

山口県の有効求人倍率は【1.48倍】と全国平均と同程度の水準ですが、時系列で見ると上昇傾向にあり雇用情勢は着実に改善が進んでいます。

瀬戸内海沿岸地域には石油・科学・機械・金属等の重化学工業を中心とした多くの工場があります。山口県の経済を支える瀬戸内産業の再生・強化に向けてコンビナート企業間の連携を促進する取り組みが実施されています。

山口県若者就職支援センターが運営するYYジョブサロンでは、39歳くらいまでの求職中の方、大学・短大・高専・専修学校等を卒業予定・卒業された方、県外で働くUJIターン希望の方に、就職活動に役立つ情報を提供しています。

なお、リクナビNEXTで広島県の求人を検索してみると380件ヒット(2017年9月)します。

四国エリアの転職情報まとめ

有効求人倍率 有効求職者数 有効求人数 就職件数 平均求人賃金 ハローワークの数 転職エージェントの数
徳島県 1.34

146,400

79,278

6,734

199,000

8 56
香川県 1.77

202,928

133,580

9,704

208,000

8 123
愛媛県 1.51

274,411

144,780

12,419

193,000

11 131
高知県 1.15

171,423

61,520

5,735

187,000

6 37

四国エリアは4県それぞれの特徴を活かした分野で雇用指数は緩やかに上昇しています。特に本州との玄関口を持つ香川、愛媛のいわゆる瀬戸内工業地帯を中心に有効求人倍率や平均求人賃金が高い傾向が見られます。

徳島県と高知県はトレンドとしては、有効求人倍率も上昇傾向にありますが、全国平均を下回る結果となっています。

徳島県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

徳島県の有効求人倍率は【1.34倍】と全国平均を下回るものの緩やかな回復基調が続いて、雇用情勢は改善しています。

新規求人数をパートを含む産業分類についてみると、「複合サービス事業」「サービス業」などで増加しているものの、「卸売業・小売業」「建設業」などでは減少しています。

ジョブナビとくしまは、徳島県が管理・運営する就職支援情報サイトです。UIJターン希望者と即戦力人材を求める県内企業とのマッチングの支援を行うほか、『ジョブカフェとくしま』などの若年者等就職相談窓口やイベント・セミナー情報、徳島県の企業情報などを提供しています。

引用元 : ジョブナビとくしま

なお、リクナビNEXTで徳島県の求人を検索してみると301件ヒット(2017年9月)します。

香川県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

香川県の有効求人倍率は【1.77倍】と全国平均を大きく上回り、雇用情勢は回復傾向にあります。

職業別に有効求人倍率を見ると「建設・採掘の職業」「サービスの職業」「輸送・機械運転の職業」「販売の職業」「専門・技術的職業」などは高い傾向にありますが、「事務的職業」は非常に低い数値となっています。

香川県の就職支援サイトjobナビかがわでは、県内企業の豊富な(1,500件以上)求人情報の閲覧や応募が可能です。また、会員登録すると求職者は求人情報を、事業者は求職者の人材情報(公開情報のみ)を閲覧することができるようになります。事業者は、応募してもらいたい求職者に対してリクエストする機能もあるので、会員登録しておくことでスカウトが届くこもあるでしょう。

なお、リクナビNEXTで香川県の求人を検索してみると429件ヒット(2017年9月)します。

愛媛県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

愛媛県の有効求人倍率は【1.51倍】と全国平均と同程度の水準ですが、時系列で見ると雇用情勢は改善傾向にあります。

愛媛県では松山市を中心に事務職や営業職などの求人が多くあります。また、各地に観光スポットのある愛媛県ではホテル・旅館などの宿泊施設が多数あり、これらの施設での接客・調理・清掃などのスタッフが募集されています。未経験から指導してくれる職場も多いようです。

ジョブカフェ愛workは、愛媛県が設置した若者向け就職支援センターが運営するサイトです。求人検索はもちろん、キャリアコンサルタントへの無料相談、各種セミナーや就職支援イベントのチェックができます。

なお、リクナビNEXTで愛媛県の求人を検索してみると400件ヒット(2017年9月)します。

高知県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

高知県の有効求人倍率は【1.15倍】は全国ワースト4位ですが、時系列でみると雇用情勢は改善傾向にあります。

新規求人を産業別に比較すると、主な産業では「農・林・漁業」「製造業」「卸売・小売業」「学術研究・専門 / 技術サービス業」「宿泊・飲食サービス業」「生活関連サービス業・娯楽業」「教育・学習支援業」「医療・福祉業」「サービス業」などが増加傾向にあり、「建設業」「運輸・郵便業」「金融・保険業」「公務・その他」などで減少傾向が見られます。

高知県では、U・Iターン就職、移住希望者への支援サービスも実施しています。高知労働局と高知県のコラボにより作成された高知県U・IターンサポートガイドをU・I・Jターン希望者はぜひご活用ください。

なお、リクナビNEXTで高知県の求人を検索してみると297件ヒット(2017年9月)します。

九州・沖縄エリアの転職情報まとめ

有効求人倍率 有効求職者数 有効求人数 就職件数 平均求人賃金 ハローワークの数 転職エージェントの数
福岡県 1.48

1,069,805

530,518

40,904

203,000

23 930
佐賀県 1.21

196,943

72,407

8,487

184,000

6 60
長崎県 1.16

306,118

128,992

13,260

182,000

12 101
熊本県 1.63

363,660

158,758

14,746

186,000

10 175
大分県 1.43

255,184

122,741

12,728

192,000

8 110
宮崎県 1.39

261,460

108,217

12,992

179,000

10 77
鹿児島県 1.17

430,368

152,260

18,458

185,000

15 124
沖縄 1.13

334,660

 81,900

7,664

178,000

7 169

九州・沖縄エリアは相対的に有効求人倍率が低いエリアです。全国平均を上回るのは熊本県のみです。

相対的に有効求人倍率が低いエリアではありますが、九州の7県中5県で2016年に過去最高の求人倍率を更新するなど、雇用指数は上昇傾向にあるエリアと言うことができます。

福岡県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

福岡県の有効求人倍率は【1.48倍】と全国平均と同程度の水準ですが、時系列で見ると雇用情勢は改善傾向にあります。

福岡県は福岡市・北九州市という政令指定都市を2つも要するエリアですが、雇用指数は長らく厳しい状況が続いておりました。しかし、近年では全地域で有効求人倍率が1.0を超えて推移しているため、雇用指数は着実に改善してきています。

「世界で住みやすい都市ランキング」2016年版で福岡市が7位にランクインするなど、住みやすい街としても注目を集める福岡。U・I・Jターンを希望する求職者も多いのではないでしょうか。移住に関することなら福がお〜かくらし、お仕事探しなら福岡県若者しごとサポートセンター・福岡県30代チャレンジ応援センターが参考になりそうです。

引用元 : 福がお〜かくらし

なお、リクナビNEXTで福岡県の求人を検索してみると966件ヒット(2017年9月)します。

福岡県にある主要な転職エージェントの事業所一覧

佐賀県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

佐賀県の有効求人倍率は【1.21倍】と全国平均を大きく下回りますが、時系列で見ると上昇しており、雇用情勢は着実に改善しています。

佐賀県の収入を産業別で見てみると、「卸売業・小売業」は300万円台とやや低めです。それに対して「製造業」「建設業」「情報通信業」などでは400万円前後となっており、平均よりもやや高くなっています。

佐賀県が運営するさがUターンナビは、佐賀県へのU・J・Iターンを希望する求職者、語学に堪能な留学生または国際化に対応できる県内への就職希望者、概ね60歳以上の「技術職」「専門職」「管理職」を経験した専門的技術や知識を有する高年齢者で県内への就職希望者と佐賀県内の企業を結ぶWebサイトです。

なお、リクナビNEXTで佐賀県の求人を検索してみると387件ヒット(2017年9月)します。

長崎県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

長崎県の有効求人倍率は【1.16倍】と全国平均を大きく下回りまり、時系列で見てもほぼ横ばい状態が続いています。

産業別新規求人の動きを見ると、「金融保険業」「農林漁業」「情報通信業」などは増加傾向にあり、「建設業」「教育・学習支援業」「飲食店、宿泊業」などは減少傾向にあるようです。

Nなびは長崎県が運営する求人・求職者情報サイトで、利用料は全て無料です。求人情報、求職者情報に加え、長崎県等が主催する就職イベント、公務員採用試験情報を掲載しています。

なお、リクナビNEXTで長崎県の求人を検索してみると440件ヒット(2017年9月)します。

熊本県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

熊本県の有効求人倍率は【1.63倍】と全国平均をやや上回りますが、時系列で見ると多少の上下はありつつほぼ横ばいの状況です。

主な産業別就業者で見ると、「サービス業」「宿泊業、飲食サービス業」「学術研究、専門・技術サービス行」などで増加傾向が見られます。また、熊本県では長期間継続的に完全失業者数が減少しています。

熊本県は、UIJターン就職を希望する求職者や人材を求める県内事業所等の窓口として「熊本UIJターン就職支援センター(愛称:熊ターンセンター)」を熊本と東京に設置しています。センターには専門のアドバイザーを配置し、相談対応や情報提供などUIJターン就職に係る支援を行っています。

引用元 : 熊ターンセンター

なお、リクナビNEXTで熊本県の求人を検索してみると542件ヒット(2017年9月)します。

大分県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

大分県の有効求人倍率は【1.43倍】と全国平均をやや下回りますが、時系列で見ると上昇傾向にあり、雇用情勢は着実に改善しているようです。

新規求人数を主要産業別で見ると、「建設業」「宿泊業・飲食サービス業」「製造業」「サービス業」「生活関連サービス業・娯楽業」「医療・福祉」などは増加傾向にあり、「情報通信業」「運輸業・郵便業」「卸売業・小売業」などは減少傾向にあります。

ジョブカフェおおいたは、地域の実情にあった若者の能力向上と就職促進を図るため、若年者が雇用関連サービスを1箇所でまとめて受けられるようにした就職支援のワンストップサービスセンターです。大分県では、平成16年にジョブカフェおおいたを設置し、本センターや県下4市に設置した「サテライト」において、若年者を対象とした総合的な就職支援サービスを行っています。

なお、リクナビNEXTで大分県の求人を検索してみると422件ヒット(2017年9月)します。

宮崎県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

宮崎県の有効求人倍率は【1.39倍】と全国平均をやや下回り、時系列で見てもほとんど横ばいの状況です。

新規求人数を産業別にみると、「医療・福祉」「製造業」「学術研究・専門 / 技術サービス業」などが増加傾向にあり、「サービス業」「農・林・漁業」などで減少傾向が見られます。また、宮崎県は企業誘致に積極的で、全国のIT企業のサテライトオフィスが続々と集まってきています。

あったか宮崎ひなた暮らしは、宮崎県への移住およびU・I・Jターンを検討されている求職者向けのポータルサイトです。宮崎県の特長や環境、移住までの流れ、移住後の生活など、宮崎県への移住に関する様々な情報を発信しています。

引用元 : あったか宮崎ひなた暮らし

なお、リクナビNEXTで宮崎県の求人を検索してみると381件ヒット(2017年9月)します。

鹿児島県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

鹿児島県の有効求人倍率は【1.17倍】と全国平均を大きく下回りますが、時系列で見ると上昇傾向にあり、着実に雇用情勢は改善しているようです。

鹿児島公式ホームページ「県民経済計算年報」によると、近年公共工事などが増加している関係で建設業の経済成長率が高くなっており、建設業関連の求人が増加傾向にあるようです。

鹿児島県ふるさと人材相談室」では、県内企業の中核的な人材となるようなU・Iターン希望者に無料職業紹介を実施しています。の相談窓口は、「東京・大阪・鹿児島」の3箇所に設置されています。詳細は、鹿児島県公式HPをご確認ください。

なお、リクナビNEXTで鹿児島県の求人を検索してみると414件ヒット(2017年9月)します。

沖縄県の有効求人倍率、ハローワーク・転職エージェントの数、求人動向まで

沖縄県の有効求人倍率は【1.13倍】と全国平均を大きく下回ります。

沖縄県では、2016年に初めて有効求人倍率が1.0を超え、その後1.0以上をキープしています。県内の雇用情勢は引き続き改善しているものの、離島での人手不足は課題があり、各市町村などと連携して雇用のミスマッチを解消しようという動きが見られます。

沖縄県は、豊かな自然に囲まれた「スローライフ」を送りたいと考えている求職者の一助として、「おきなわ移住ガイドブック」を作成しています。このガイドブックは、U・J・Iターンに必要な住まいや仕事などの情報をお届けするとともに、関連した相談窓口を紹介しています。

なお、リクナビNEXTで沖縄県の求人を検索してみると241件ヒット(2017年9月)します。